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ウサギさん、復讐する

「しっかし、なんだそのウサギ? 初めはぬいぐるみかと思ったけど」


「普通に動いてるもんな。大人しいもんだ」


「ペットか?」


 三者三様リルハに質問を投げかける。

 それにリルハは笑顔で告げる。


「ダーリンです」


「「「は?」」」


 三人の男は何を言われたのか理解できなかったようだ。うん、俺も多分普通にこんなこと言われても理解できないと思う。

 リルハは俺をテーブルに降ろして説明しようとしたようで、俺の拘束を解いてしまう。

 当然、自由の身になれば遠慮はしない。


 とはいえ冒険者ギルド内。ギルドカードを失う危険がある以上下手な行動は取れない。よって、マジックスティール!

 これで何か手に入るか? あ、違う。このスキルは窃盗スキルに限り遠距離でもできるようにするスキルのようだ、

 となれば……気力を盗む!


 ミス、ミス、成功! 次。ミス、ミス、ミス、成功! 成功!

 三人全員から気力を盗んでやる。

 ステータス確認してみれば、やる気なしに変わっていた。

 うん、これくらいでいいか、あんまり盗み過ぎると大騒ぎになるからやるならこの位だな。


「新規冒険者登録の方ーカードできましたよー」


「あ、できましたね。じゃあ皆さんお先に」


「おー」


「あー、なんかやる気でなくなったな」


 状態異常やる気無しな三人を放置して俺たちはカウンターへと向かう。

 カウンターに居た受付嬢が俺達を見付けると、まだ納得してないような顔でカードを手渡して来た。

 アイテムボックス入れとこう。


 ギルドから出た後はリルハとデート再開だ。

 といってもなんか道具屋とかに寄ってアイテム買ったりする予定が出来てしまってるけどな。


「キャンプ品は必須だし、いろいろ買うものあるなぁ。お金足りるかな」


 いやリルハさんや。俺もともと野生だからさ、ある程度はいらんよ?

 人間って訳でもないし。

 キャンプ品とかもいらな……あーあ。そんなに買い込んでお金大丈夫か?

 なんかホストに貢ぐ女性みたいになってない?

 そのうち貴方の為にマンション買ったのよ。とか言われそう。


 道具屋で日用品を買い込みアイテムボックスに詰め込まれた後は武器屋。

 俺が扱えそうな武器を探すのだそうだ。

 武器屋も道具屋もやはり村のものだけあって木造建築のログハウスみたいな内装だった。

 カウンターがあり、おっさんが居て、彼らに欲しいモノを告げることで奥から取ってくるという方式の店だ。


「ウサギでも使えるナイフぅ?」


「はい、ありませんか?」


 俺が扱えるモノを考えた結果、短剣が一番じゃないかってことになりました。

 まぁ、この体系で剣やら斧扱える訳も無いしな。

 槍も大して使えてないし。あ、でも練習用に一通り欲しいかな。


 というわけで、店員のおっさんがナイフ選んでる間に一通りの武器をメニュー欄から見ていく。

 それに気付いたリルハにジェスチャーを送り、なんとか基本的な武具を買って貰うことが決まった。

 なんか、俺ヒモ男状態になってないかな?


「おう、この辺りならどうだ?」


「あ、おじさんすいません。追加でお願いしたいんですけど……」


 そしてリルハが別の武器を頼んでいる間にナイフを見る。

 持ってこられたナイフは5つ。

 普通の小型ナイフは三つ。形状が変わってるのが二つ。


「よし、この辺りだな。で、だ。まずはこいつがアイアンナイフ。こっちは青銅ナイフ、これがシルバーナイフだ」


 銀製品は必須だな。バンパイアとか狼男に特攻だろうし。迷うことは無いだろう。

 俺はシルバーナイフの元へ向うと両手で持とうとする。うん、無理。口で咥えるしか出来ないみたいだ。


「それからこいつが腕に装着するタイプ。アームダガー。こっちが打撃力特化のジャミール・アパティだ」


 なんか後の二つは聞いたことのないナイフだった。

 アームダガーはちょっと気になる。ジャミール・アパティはさらに気になる。

 うぐ、迷うぞ。


 俺がシルバーナイフを咥えておきながら迷っているのを察したようだ。

 リルハがむぅーと財布とにらめっこし始める。


「例えばですけど、この三つのナイフを入れるとどれくらいになりますか?」


「銀製品だからなぁ20000ストロってとこか。アームダガーは15000ストロ。ジャミール・アパティは5000000ストロだ」


 ぱさり、リルハの手から可愛らしい財布が落下した。

 絶望的な顔で今、なんて? といった視線をおっさんに向けるリルハ。

 うん、気持ちは分かる。アパティ高過ぎ。

 仕方無い。リルハを破算させる気はないからな。冒険者に登録された訳だし、アパティは自分で買う目標としておこう。


 ウサギさんは買う武具が置かれたカウンター側にシルバーナイフだけを置くことにしたのだった。アームダガーも自分で買うよリルハ。

 リルハが悔しそうながらも安堵の息を吐いていたので、宿屋に帰りつくまではリルハを元気づける為に我が身を差し出しもふもふされ続けるのであった。


 ----------------------------------------


 名前:うさしゃん

 種族:サイキックラビット・シロウサギ

 二つ名:雑草ハンター・ハイエナ・ヤリ逃げ犯・アホの子・人生の迷い子・暗殺兎/状態:発情

 Lv:6  HP:283/283 MP:72/72 TP:70/70

 所持ストロ:3962000

 経験値ストック:5

 技スキル:咆哮/連打/シュート/飛び蹴り/ドロップキック/回し蹴り/掌返し/疾風怒涛/魔素取り込み

 マジックスキル:親指消えまーす/中の人消えまーす!/ステッキから花/貫通しまーす/隠すと増えます/何処からでも出ます/連なって出ます/人体切断マジック/ボックスマジック/浮き上がる杖/空飛ぶウサさん/脱出

 魔法スキル:魔力弾/魔力盾

 盗技スキル:盗む/強奪/魔法で盗む/マジックスティール/乱れ盗む/連続盗み/HPを盗む/MPを盗む/TPを盗む/心を盗む/パンツ盗む/ブラを盗む/知能を盗む/視界を盗む/気力を盗む/状態異常を盗む/スキルを盗む/お金を盗む/

 常用スキル:ステータス表示(Lv2)/変身/索敵(Lv1)/根性/身代わり/不退転/勝利の雄たけび/魔力視/魔力吸収/魔力変換/身体強化/拉致(Lv2)/経験値手動割り振り

 耐性スキル:毒耐性(Lv2)/麻痺耐性(Lv1)/腐食耐性(Lv1)/魔力耐性(Lv1)

 常時スキル:危険察知(Lv2)/忍びの一撃/雑草魂(Lv2)/死者への誓い/くいしばり/魔力回復・極小/水泳/浮上/木登り(Lv1)/壁昇り(Lv1)/着地上手/テクニシャン/絶倫/異種間性交・可/生殖器最適化/人族特攻/巨人殺しジャイアントキリング黄金玉宝破壊ナッツクラッシャー

 種族スキル:粗食耐性/脱兎/病気弱点/ぷにぽよん/擬態

 加護:麒麟の加護/系統樹確認

 不要:カードスラッシュ/スプーン曲げ・微/カードを切る/飛び跳ねる/百面相/予告状/破壊音波


所持品

草類

 薬草×74、薬草(毒)×58、薬草(麻痺)×59、薬草(沈黙)×77、薬草(腐食)×23、薬草(狂化)×47

 毒消草×85、麻痺取草×84、雑草×208、即死草×51、たんぽぽ×20、ヘンルーダ×30、宝石草×5、虫下し草×17、エリ草ぁ×142

 マキノコ×104、サルノコツカケ×76、笑い茸×66、パラライマッシュルーム×27、マジックマッシュ×5、梅茸×2、ドクササコ×41、カエンタケ×3

肉類

 蛇肉(毒)、虫肉×8、ゴブリンの肉×27、鹿肉

 オークの肉、豚頭、犬肉、豹肉、熊の手、熊肉

毛皮類

 ホーンディアの毛皮、グリズリーの毛皮、豹の毛皮、コボルトの毛皮、ブラックコボルトの毛皮、

 臭い腰布×21、綺麗な腰布×2

武具類

 緑の小さな鎌×8、棍棒×25、ホーンディアの角、青銅の槍、シルバーナイフ、ひのきの木剣、木斧、ウッドスタッフ、物干し竿

装飾品

 熊耳カチューシャ、豹柄Tシャツ、タキシード、蝶ネクタイ、シルクハット、ステッキ、赤いハンカチ

その他

 魔石×2、魔石・極大、ポイズンスネークの尾、進化の種、退化の種×999、ミニチュアハウス、キャンプキット

ゴミ

 虫の羽×8、???からの手紙 

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