全てにおける序章というか(仮)その5?
一応このシリーズ的なものはおしまい。
あれから、自分探しの旅、いえ、所在を掴ませない旅に出た私シェルト・シー。
海賊さんが壊滅したと聞いて即帰って参りましたマイスイートホーム。
・・・見栄張りましたがただの安アパートの一室です。
横文字で言うとワンルーム、正しくは六畳一間。
妄想の中でオネエサマ方が号泣しておりますねぇ。
最低限の家具だけですので広く感じもしますが・・・あれ?
家電が消えてる?
あら、置手紙発見!
「長く使わないって事だったし~、うちで処分したよ~。戻ったらご一報くださいってあなたの心友が言ってた~。色々と用立ててくれるってさ~。もう一人の心の友より」
ふっ。
心の友よ、ぢつはもう一報どころか一訪問しちゃった後なんです。
やらかす前にお手紙欲しかったなぁ。なんちゃって。
べ、別に、あなたの為に旅してたわけじゃないんだからねっ、
てもじもじしながら言ったら門閉められましたですのことよ。
何かすんごい蔑まれた感が否めません。あれですか?
魔法少女スタイルはお嫌い・・・あ、なんだろう。急に羞恥心と罪悪感が!
ですので再訪問はちょっと勘弁願いたいかな。
あと100年くらい放っておいてマイダーリン。
手紙は渡せたので良しとします。それが目的でしたしね。
ええ、初めから会うつもりはありませんでしたよ。必要ありませんからね。
私が無事であること、が重要でしたからねぇ。
さて。野暮用も済んだことですし、また旅に出ましょうか。
今度は夢の実現の為に。
え?夢ですか?
それはひ・み・つ、ですよ。
あああああああ、
石がないからって岩投げないでぇぇぇぇぇぇ。
背景・・・
拝啓心友様
鬼様
悪魔様
以下省略。
冗談です。ちゃんと報告しますってば。
色々。それはもう色々ありがとうございました。
この手紙を読んでる頃には私は旅立っているでしょうけれど。
もうここには戻りません。いや、買い物には来るかもしれませんので、定住はしませんに変更。
・・・あのスイーツ、各惑星に支店出してくれたらいいのに。
お願いします。本当にお願いします。
ああ、本題本題、と。
追手、打ち漏らしちゃダメじゃないですか。
約束が違いますよぉ。
思わず伝家の宝刀抜いちゃった、テヘペロ。
足取り消すのに時間掛かってしょうがなかった。徒労もいいとこ契約外だし。
一応、各惑星の残党狩は完了してるけど、沸いてきた分はそちらでよろしく。
おねーさん、そこまでサービスはしなくってよ。
お約束の航路は確保してあるから事業頑張って拡大しろやコンチクショー。
なので至急支店を作ってね。意外と本気でお願いしております。
それではまた、機会がないことを凄く祈ってバハハーイ。
気が向いたら何かしら書くかなー。
このシリーズ、ベースだし。たぶん。