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あとがき

 ここまで読んでくれた皆様、本当にありがとうございました。

 連載を始めたのが、去年のことでした。

 連載当初は、完結は今年の九月のつもりでした。

 しかし、途中色々と私生活であり、ずっと更新できない日もありました。

 それでも、少しずつ書き続けること、半年以上。やっとゴールです。

 私がこの「大姫」を知ったのは、中学生の時でした。たった7歳の子が、生涯でたった一人の男の子を思い続け、二十歳になる前に亡くなった……という事実に、当時の私は何と言うか、人間の不思議さを感じたのです。

 でも、源頼朝と政子の子ども達は、全員長く生きることはできませんでした。頼家も実朝(千幡)も政変に巻き込まれて殺されていますし、三幡も、大姫の死後、病気で亡くなっています。

 しかし、彼らは、あの頼朝と政子の子ども達です。決して、ただ黙って運命に流されたのだろうとは、私には思えませんでした。

 もしかしたら、時には真正面から運命に逆らって、戦いを挑んだのかもしれない……そんなことを思いながら、このお話しを書き始めました。

 けれど、実際大姫が生きていたら、少なくとも実朝が殺されることはなかったんじゃないかな、と思うんですよね。

 彼女は、かなり頭の良い人だったはず。

 そうしたら頼家を勇めたり、例え頼家の悲劇は避けられなかったとしても、頼家の子どもを育てたりして、実朝が殺される悲劇はなかったんじゃないかな―とも思いました。ただ、彼女は二十歳で死んだ事実は変わりません。だからこそ、その生涯は悔いのないものであって欲しいな、とも私は思います。

 

 ちなみに、このお話の主題歌!と自分で決めた歌は、湘南乃風の「黄金魂」でした。

 ええ、本当になんであんな男くさい歌!?と、自分でも思うんですけど、ぴったりなんですよね~。

 特に、サビの部分の歌詞が。この歌を聞くたびに、「ああ、子守歌が聞こえるの主題歌!」と思っていました。


 それでは、また次のお話でお会いできればうれしいです。

 

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