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織田信長が予想を大きく下回った件

作者: 束間由一
掲載日:2013/10/31


凄く突然だけど、私は安土・桃山時代にタイムスリップした。


え、どうして何時の時代か分かったかって? それは簡単! 目の前にあの、織田信長がいるからである。ある程度は、風景からも容易に想像できるけれど、やっぱりそれが決定打である。


一応、かなり戦国武将萌え或いは燃え或いは萠えな「歴女」の私であるので、このリアル安土城に来れたのが、まずヨター(ヨッシャキターの略)てな感じだった。カメラがあったら撮りまくって自慢することだろうけど、あいにく手ブラだし、そもそも現世に帰る方法がわからないし、帰っても自慢する友達はいない。


そんな事情さておき、こうして城内に連行もとい案内された私の目の前にいる第六天魔王とも呼ばた戦国時代のことをそろそろ語らねばなるまい。ただ、予め言っておくけど、歴史の教科書の絵にも何たらの野望や何とか無双や何かしら大戦みたいなゲームに出てくる凛々しい壮年男性にも全く似ていない。かといって女でしたというパラレル的なもでもない。



まず、身長は普通。170センチあるかないかと言った感じだ。体格も細くも太くもない。



服装は、地味と言うに尽きる。オシャレ武将で有名なのに、その欠片も感じられないようなカピバラみたいな色の着物だ。


そして、一番重要な顔なのだが、これは本当に予想の範疇を越えていた。


何が、と言われると、何もないに尽きる。本当に何の特徴もないオッサンだった。何も無さか尋常じゃないのだ。良いところもなければ悪いところも無い。無味無臭のオーラ0仕様。私の高い表現力を持ってしてもこれが限界である。横にいる明智光秀のほうがよっぽどインパクトがあるどころか寧ろカッコ良い。


そんな事を考えていると信長がこちらの方を睨んだが、私はそれを余裕で受け流した。刀を抜いてきたが、それも動くこと無くガン無視。すると、信長が勝手に「大した奴だ、部下になれ」と言って勝手に私に対して好感を抱きはじめたので、取り敢えずはいはいと生返事をした。


これなら、自分でも天下統一出来そうだなと私は思った。敗れた今川義元や武田勝頼、浅井朝倉勢は本当に可哀想な感じである。取り敢えず、これから起こるだろう本能寺の変では迷いなく明智光秀側に加担しようと思います。




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― 新着の感想 ―
[一言] 史実通りなら、その選択は拙いっしょw 取り敢えず本能寺には直では関わらない方が良いね。
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