第一話 やっとや
とある別ゲームの世界
そこでは周りがざわついていた
「約一年ぶりに帰って来たってのにシティバトを辞めるってマジっすかアキさん!」
「ああ、ほんまや」
「なんで、どうして!」
「いやそれさっき言ったやろ。新しいゲームするから当分やらんって」
「なんすかその新しいゲームって」
「ヴァイス・レギオン、略してヴァレス。発売されて約一年にも関わらず未だに大人気沸騰中のVRMMORPGゲーム」
「なっ、まさかのヴァレス!嘘でしょ、アキさんはそう言ったゲームは逆張りでやらないものだと思ってました」
「いややるわ、俺をなんやと思ってんねん」
「え、厨二病?」
「お前しばくぞ!」
「そうか、辞めるのか・・・」
「別に辞めるとは言ってへんやろ。おもんなかったら戻って来るし、まず普通にたまにはこっちにも顔出すつもりではあるしな」
「よしっ!よかったっす!」
「お前はどうすんの?」
「俺はまだシティバトに残ります」
「ええやん、俺がいつ戻って来るかわからんけどその時までには少しでも強くなりや」
「はい!」
「はあ、・・・昨日カキくんがヴァレスやるって言ってたけどまさか君までヴァレスに行くとはな」
「シュウか」
「やっほ〜、久し振り〜ア〜キくん」
「久し振りやな」
「いや〜寂しいわ〜、二人も友達がおらんくなるて」
「誰がお前と友達やねん気持ち悪い」
「ひどっ!アキくん会わんうちに言葉のナイフ強なったな〜」
「うっさいわ」
「でもほんまに寂しいわ、やから僕決めたで!」
「まあ、なんとなくはわかるけど聞いたるわ」
「僕もヴァレス行く!」
「言うと思った」
「しかも僕だけじゃないよ、ここのもう二人も行くって」
「お、お前らは、双龍兄妹!」
「すみませんがそのダサい呼び名やめてくださいよ」
「妹サラにもう一人、カキの自称ライバル、リュウジ!」
「よう関西のバカ共」
「「こいつと一緒にすな!」」
「どっちも一緒だろ」
「あれ〜リュウジくん君ってアホなんやっけ、バカなんやっけ。僕は京都、アキくんは大阪全然ちゃうで」
「ほんまや!」
「関西弁で一括りされてるしいいだろ」
「・・・リュウジくんやっぱ君はアホやアホ。ここで一回殺しといたほうがいいな〜」
「やれるもんならやってみろよ」
「上等や、その手に持ってるもん構えや」
「かかってこい」
「は〜いそこまで、二人とも落ち着いて。お兄ちゃん明日も早いんだからもう寝よ」
「・・・そうだな」
「てことでシュウさん私達は落ちます」
「バイバ〜イ。・・・あ〜あ、言ってもうた。僕もそろそろ寝よかな明日の為に」
「俺もぼちぼち寝よ」
ログアウトし時間を見てみると現在深夜四時
眠い
うるさいスマホのアラームが鳴る
だが起きない
数分後
まだ起きない
5分後
まだ起きない
そんな俺に腹が立ったのか部屋の扉を思いっきり蹴る音がした
それで俺は目を覚ます
目の前にはすごい優しい笑顔の母がいた
「・・・お、おはようございます・・・」
「おはよう、それ以外に何か言うことわ?」
「ア、アラームセットしてるにも関わらず時間通り起きられへんくてごめんなさい」
「はい。・・・」
「き、今日からは出来るだけ早く寝ます!」
「それ普通に考えて当たり前やろ」
「はい、・・・」
「まあ、今日は勘弁したる。それよりもはよ制服着て学校行き、遅刻するで」
「あ、ほんまや」
俺の家での一番の権力者は親父じゃない母や
マジであの人を怒らすことは親父と出来るだけ無いようにしてるけどこうやってたまに怒らしてまう
そうこうしてるうちに用意終わったし学校行かな
今日は入学式やからな、普通に遅刻したらヤバいわ
学校までは自転車で十分くらいで着く場所にある
普通の学校やな
にしてもあれやな、この学校可愛い子多いわ
やばっ!この学校来てよかった
入学式の色々が終わって今は教室で先生の話を聞いてるけど全然頭入ってこん
だって先生めっちゃ美人やもん
自己紹介で知ったけどまだ教師なって二年目らしい
年齢は22歳らしい
これは狙う価値あるな
俺の将来は担任の先生と結ばれる、それも悪ないな
それにしても一人隠しきれてないくらいテンション高いやつおるな
確か名前が柿崎康太とか言ってたな
はよ家帰ってなんかしたいかな、例えば俺とおんなじでゲームとか
・・・んなまさかな
「はい、これでホームルームおしまいです。今日はこのまま解散です。みなさんくれぐれも地域の方々にご迷惑をかけないように」
こうして授業は終わった
終わった直後柿崎が教室を飛び出した
やっぱりなんか家でやるんちゃん
まあ、俺もそうやけどそ・の・ま・え・に!
「せんせ〜LINE交換してくださいよ〜」
「えっ、ら、LINEですか⁈」
「うん、もしなんか聞きたいことある時とかLINEで聞いたほうが早いかな〜って。な、みんなもそう思わん?」
「た、確かに」
「ふふ、俺も欲しいな〜」
「私も先生のLINE欲しいかも」
「ほらほらみんなこう言ってることやし」
「・・・わ、わかりました。交換しましょうか」
よしっ!作戦の第一段階成功や!
俺一人やったら交換しづらいかもしれんけどみんなしたい言ったら交換せざるおえんやろ
俺の戦いはここからや
けどあんましつこかったら嫌われるからな
ゆっくり攻略していくか
さぁて、やることやったし家帰ってヴァレスしよ
家帰って来たのはいいけどクソ眠いな〜
ちょっと寝よかな
数時間後
やばっ!普通に寝過ぎた!
もう夕方やん!
やってもうた〜、ってそんなこと考えてる暇あったら始めたほうがええわ
Welcome to Vice Legion
ゲームを起動するとこの画面が表示された
次にPN、これはアキで
続いてキャラクリ
容姿をどうするかは決めていた
職業を元々何をするか決めていたから
体を少し大きめにして重量級
顔はいじるのめんどいからそのまま
髪は元がからやから金髪でいいかな
それで最後は職業
俺の今回の職業は鍛治師や
昔から一度はやってみたかった職業の一つなんよな
てことで今回は鍛治師やりま〜す
ほい、テレポート
【始まりの街 アレス】
おお〜、ここがヴァレスの世界か〜
これは人気なわけやな
アバターの動かし具合や、画質のよさ全てが一級品やな
にしても異世界ファンタジーの街久し振りに見たな〜
シティバトはリアル日本の街並みを舞台にしてるからこんな風景そう見れんしな
見れたとしても三重のスペイン村とか長崎のハウステンボスとか行かな見れんしな
別にそこまで興味はないけど
じゃあ早速行こかあの場所に
あの場所とは鍛冶場や
このゲームヴァレスではなんと鍛治師を選択したら初期に鍛冶場を貰えんねん
しかも全員
けど結構ちっちゃいけどなこの通り
けど鍛冶場があるだけでやる意欲がめっちゃあがる!
まあ、流石にすぐに武器を作ることとかは出来へん
素材とか集まらな無理、普通やろ
てことで冒険に行こか
【初心の森 ンイーズ】
今回の俺の武器は大剣や
たまにはこう言う武器もいいやろ
お、早速来た
最初の相手はゴブリンかやりがいあるわ
来い!
数分後
はあ、はあ、はあ、た、倒した
つ、疲れた〜
ゴブリン一匹倒すのに時間かかりすぎやろ
嫌だってしょうがないやん!
重いもん、一つ、一つの動作とろいもん
・・・やべぇ、大剣初めてやけどここまでむずいんか
これはよ慣れならこの先もっと大変やぞ
もっともっと狩らな
数時間後
ふう、だいぶ慣れたな
結構レベルも上がったし
さて、ここからどうしよかな
そのままエリアボス行くのもありやし
一回引き返すのもありやしな
でもボスと戦うにもポーションとかなんもないしな
お金は最初にもらってるけど使ってないし素材もある
売ったらちょっとは金になるやろうしこの素材で武器作れるかも気になるな
一回街戻ろか
【始まりの街 アレス】
先に鍛冶場に戻ろうと思い帰ってる途中やった
初期装備のプレイヤーにぶつかった
「あ、ごめんなにぃちゃん」
「いえ、こっちこそ」
軽く謝りその場を去ってた時ふと何処かで見たことあるな顔だと思った
「にしてもあの顔どっかで見た気ぃするなぁ、まあええか」
似たような顔を何処かで見たことがあったが誰か思い出せんかった
この時まだ俺は知らんかった
俺とさっきのにぃちゃんが同期と言うことに
鍛冶場について武器を作れるかどうか確認した
けど武器は鉄がなかったら作れんらしい
まあ、普通か
けど素材は足りてるし、とりまアイテムショップ行こか
不定期更新です
恋愛要素ちょっとだけ絡める予定です




