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2024 短歌ノート(修正版)

鏡なす池の柳は寒ざらし 

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鏡なす池の柳は寒ざらし そばをてくるもびらびらかんざし


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 「鏡なす池のかんざし冬柳」の一句を再構成したものです。


 『てくる』は、「てくてく(歩く)」の「てく」を動詞化したものです。



 『寒ざらし』とは、穀類や布などを、寒中に水や空気にさらすことです。


 『びらびらかんざし』とは、歩くと『びらびら』という擬音の鳴る飾りのついた(かんざし)のことなのですが、いまではその飾りのほとんどが、ひも状の鎖か長方形の細い板になっていると思います。



 飾りの大ぶりで華やかなものが若い娘に好まれ、『びらびら』には「若い女」「娘」という意味も生まれました。


 寒中というには、まだひと月ほど早いのですが、『寒ざらし』と『かんざし』の洒落を前提にしているので、ご理解ください。



「鏡なす池の柳の寒ざらし そばを(ある)くはびらびらかんざし」

「鏡なす池の柳の寒ざらし そばを(あゆ)むはびらびらかんざし」

「鏡なす池の柳の寒ざらし そばをてくるは銀びらかんざし」

「鏡なす池の柳の寒ざらし そばを(あり)くは銀びら(かんざし)


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