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図書室の彼方  作者: はと
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episode2〈昔の辛酸〉

僕はあの日、クラスの女の子から体育館裏に呼び出されて告白された。自分自身その子のことが昔から好きだったので「はい」と即答した。

だけどその時だった草むらの方からカサカサと音がしてそこからクラスの女子が、出てきた。

「松下おもろすぎw」「それなwまじうけるんですけどw」

俺は、理解が追いつかなかった。

そう、その子が僕に告白した理由は、単なる罰ゲームだった。

それを知らされた俺は、膝から崩れ落ちた。

「松下君ごめんね。罰ゲームだからしょうがないよね。後さっきの告白もなしでよろしくね」

そんな絶望をした俺に対して呆気ない態度でその場から立ち去っていった。

俺は、手の先から広がる冷たさを味わった。

次の日学校に登校しクラスに入ったら、クラスの男子にからかわれた。

「おーい松下ーお前咲希ちゃんに告白して振られたんだってー」

俺は、「え?」っと思った。だって告白してきたのは、あっちなのに。それも罰ゲームで。

なぜか俺から告白したことになっていた。

そうして、クラス全体にその噂が広まった。

噂は、1つ広まったらどんどん広がる。

そうして他クラスまで噂が流れた。

最初は、からかい程度だったが、後々からかいが増してきてイジメなみになった。俺の私物に「咲希」と書かれたり、黒板にどでかく「松下は、咲希告白して振られた」なども書かれるようになった。

そうして俺は、日に日に学校に行くのが嫌になり、学校に行かなくなった。

そうして高校に入る時に親を承諾を得て富山から神奈川の高校に転校した。

高校進学した俺は、高校こそは友達を作ると思っていたが、全然思い通りには、行かなかった。

周りは、中.高一貫校だったので俺以外は、仲のいいグループを作っていた。

ひとりぼっちなのは、俺と一番前にいるあの黒髪ロングの女子だけだ。

あの子は俺とは違い自分から孤立をしているように思えた。

そして自分から何かをするでもなく今に至るわけだ。

さてと帰るか。廊下を歩いてると後ろから肩を「ぽん、ぽん」と叩かれた。振り向くと学級代表だった。

「松下君今日最後の図書委員会あるよ」

「え?」俺は、図書委員に入った覚えなんてないぞ。「すみません、俺図書委員入った覚えありませんよ」

「あ、松下君この間の委員決めの時休んでだもんね!」

そっかこの間新作のゲームが出るからと学校休んだ気がする。めんどくせー。

「それじゃ図書室行ってねー。バイバーイ」

「あ、え、さようなら」久しぶりに女子と喋った。さてとさっさと行って帰るか。


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