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異世界勇者~それぞれの物語~  作者: 野うさぎ
番外編 トルコ石編集部
96/386

第1話

僕は、トルコ石編集部の岩石いわいし

好きな色は青。

誕生日は12月。冬休み入る前に生まれた。星座はいて座。

「勇気と行動力がある」「友達思い」とよく言われる。


現在、僕に恋人はいない。

何故なら、告白に失敗するからだ。

合コン、街コン、ナンパスポット、自分から告白しても失敗に終わる。

だか、諦めるな。女は星の数程いるからな。


相席居酒屋で女との出会いを求めていた‥‥。

だけど、僕と両思いの恋人になったのは女ではなく、男だった。

お酒に酔った勢いで告白して、女と間違えてしまったのだ。

まさか、冗談だろ?男同士で恋愛なんか成立するかな?

相手の名字は、みずうみ

湖、自由奔放でわがままな僕の苦手なタイプ。だけど、昨日告白しといて、明日の朝になってから振るのも気まずい。

一応、一ヶ月はこのままにしとこう。一ヶ月の期間なら振るための口実を作れる。

デートも「仕事で忙しくて」と理由を作ればいい。


湖とは違う職場なのが唯一救いである。

その代わり、湖は記念日とかねだるし、湖の誕生日とか付き合い始めた時間を知らないとなると怒りだすから厄介だ。

記念日とか、誕生日とかなんてどうでもいいように感じるのは僕だけだろうか?

恋人だからといって、特別なことはしなくてもいい気がする。


「岩石さん、俺のことが好きって言ってほしいよ」

言わなくてもわかるだろ?

付き合ってない時は伝えなくてはならないかもしれないけど、行動で示しきっていることを言わなくてもいいだろ?

全国の恋人関係をどうしているんだか。

僕は気を抜いていいはずなんだが。

気をはらなくても付き合うことは成立している。

だけど、何故だろう?

めんどくさいことも含めて、好きな気がするのだろう?

「好きさ」

「それだけ?」

「それだけで伝わなかったら、浮気でも疑っているのかい?」

「ううん、愛を確かめたいだけ」

「信じているなら、確かめる必要とかないだろう?」


僕は一人の男を愛するようになってしまった。

だが、僕はこれでいいと思っている。

これで別れる必要もない。

問題は倦怠期がいつ来てしまうかだ。こいつとなら不思議と倦怠期をどうにかできそうな気がするのは、僕だけだろうか?

はっきりしているのは、お互いに今という瞬間を大切にしていきたい。


僕と湖は唇を重ねた。

「ん‥‥‥‥」

甘い。心臓の鼓動は止まらない。

きっとそれが恋なんだ。

キスをやめたくない。唇を離したくない。

キスは甘い味なんだな。

僕は今まで誰ともキスをしたことがなかった。だから、キスがどういったものかわからなかった。

だけど、今日初めて知ったんだ。

純粋で、純愛なキスを‥‥。

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