第2話
戌野さんは若いために、いろんな人からちやほやされて嫉妬してしまう。
俺は男だけど、少女漫画編集部のため、戌野さんと部署が違うから一緒に働くことはできない。
戌野さんに対する新しい情報はというと、
今まで恋愛したことはあるけど、女としか恋愛をしたことがない。片思いか両思いかは不明。ただひとつ言えることは、俺みたいなホモではないということだ。
大学卒業してすぐに入社したため、現在22歳とか23歳。俺より年下ということになる。
誕生日は俺と同じ11月だが、日にちはずれている。 戌野さんは11月23日だが、俺は11月30日。
好きな色は、黄色とオレンジ。
家は、マンション。
プライベートでは、ダメージデニムを履くことが多いらしいが、俺からしたら想像がつかない。
好みのタイプは、肩以上長髪で、年上だけど敬語口調。俺も髪伸ばそうかな?
血液型は、BB型。
携帯の色は、白。オレンジとか黄色の携帯が売ってなかったらしい。
少年漫画を小学生の時から読んでいるらしい。
子供の時の夢は、バスケット選手らしいが中学に上がってからは叶わないとわかり、それ以降描いていないらしい。
好きな食べ物は、バナナ、パイナップル。
嫌いな食べ物は、ドラゴンフルーツ。
家で犬を一匹、飼っているらしい。
戌野さんのこと、これからもどんどん知っていけば、近付けるかな?
報われない片思いだとしても、そんな簡単かに諦められるかな?
諦められそうにない。
この年齢になっても、純粋に恋をするとか俺はどうかしてる。
恋とかしないっていう意志は簡単にねじ曲げられる。
遡ること、俺が大学生の頃に一人の人間に恋をした。
そいつは気が強くて、髪とかを茶髪や金髪にすぐ染めるような女性だった。
俺は大学生の頃に、自分から告白して付き合うことになった。
まだお互い学生ということもあって、婚約はしたけど、結婚はしなかった。大学を卒業したらすぐ結婚するつもりだった。
「麗さんは、卒業したらどこに就職するつもりなの?」
「輝一でいいよ。同い年だし、付き合ってるんだし」
「輝一は卒業したらどこに就職するの?」
「トパーズ編集部かな」
「何、それ」と彼女にクスクスと笑われた。
最初は同じサークルの友達だったけど、いつの間にか両思いになっていた。
当時は同じ高校生の同級生と付き合っていたみっちゃんは、そいつを婚約者としていた。
同じ大学を受験したらしいけど、みっちゃんが受かり、彼氏は落ちたため、高卒で就職するようになったらしい。
本当は高校を卒業してすぐに結婚するつもりだったみたいだけど、お互いの両親からの猛反発を受けて、結婚は先延ばしになったということ。
そこで、大学進学を機に同棲を始めたらしいけど、俺が19歳の誕生日を迎えてしばらくした後に、価値観の違いで別れたらしい。
別れたことをきっかけに、俺と付き合い始めた。
いつか、みっちゃんはを養えるように俺はアルバイトを始めるようになった。
アルバイト代を貯金して、みっちゃんを養いたいから。
婚約の件は、お互いの親から反対を受けているけど、反対を受けてでも結婚をしたかった。
俺の両親からも、「あの子は結婚に向いてない」「すぐ遊びに走る」とか言われて、当時は「彼女の何がわかる?」と半ば切れぎみだった。
みっちゃんは、清楚ではないのは確かだったけど、ここまで言われなくてもいいんじゃないかと思う。
みっちゃんは、女の子から嫌われているため、女友達はいない。
高校三年生の時から煙草は吸っていたし、お酒を飲んでいたと言う。
勉強する気はなくて、遊ぶことが好きだった。
何故、両親から反対を受けるかわからなくて、恋は盲目ってそのことを言うのかな?




