第7話
咲声ちゃん、慶小ちゃん、颯奏ちゃんが意識を取り戻さなかったらしい。
警察も何人か亡くなったけど、
何人か意識を取り戻し、
黒マントの男に襲われたことを話してくれた。
身長は大体175センチ前後、
ひげをはやしている、
はげかかっている、
黒いマントを羽織っているなど。
黒い炎を放出したとのことらしい。
夏休みの夜、眩しい光に目を開けるとここに慶小ちゃん、颯奏ちゃん、咲声ちゃんの3人が光るドレスを着ていた。
「こんな夜中に眩しいんだよ!」
僕は機嫌が悪かった。
「そんな言い方ないでしょう」と咲声。
「あたしたち、異世界に転生したらこのまま格好よ」と颯奏。
異世界に転生? 何を言ってるんだろう?
「とにかくあの黒マントの男ゲスモンに狙われてるの。
お願い、あたしたちを守って」
「守るってどうやって?」
「その力が備わってれば‥‥」
「備わるわけないっ」
とにかくあの光どうにかしてほしい。
眩しくて仕方ないし、近所迷惑だっ。
「ゲスモンも来てるのに」
「どうせ、嘘だろ?」
「ほんとよ。見せてあげる」
光の中から、あのおじさんの姿があった。
金色の冠をかぶり、赤いローブを着ているおじさん。
迷うことなく、僕は光の中に手を伸ばした。
光の中から慶小、颯奏、咲声が現れた。すると光が消えたものだから「僕は帰れるのかな?」
「帰れるわよ」
「まさか今度は異世界に転生してるとは見事だな、王様」
「ゲスモン」と赤いローブの王様。
「今日こそ終わりだ」
ゲスモンが黒い炎を放出させて、やられる!と思ったところを咲声が「防御!」と叫びぶと光が現れて、黒い炎は光の前で消え去った。
「君たち、3人の力ならゲスモンを浄化できるかもしれん、そして真の英雄となるのだ」
「ただし、ゲスモンは協力だから3人の全、力が必要となる。そうなると命を落としかねない」
「だけどあたしたちをやります!あんなやつに殺されたなんて思うと許せないから」
慶小が「浄化パワー」と叫び、
颯奏が「サポートパワー」、
咲声が「防御パワー」と叫ぶと光が大きくなり、
「放出」と叫び、
光をゲスモンに放出させたらゲスモンの黒いマントか白いマントに変化した。
「わしは一体今まで何を‥‥?」
こうして3人は倒れた。
「ゲスモンを浄化できたな」
オレたちは王様によって人間世界とやらに帰った。




