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異世界勇者~それぞれの物語~  作者: 野うさぎ
番外編 アーチャークエスト
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蒼空 守璃の物語

わたしは、蒼空守璃(そら まもり)

身長は年齢で考えればどちらかといえば、やや小柄な方に入るかな?


異世界は、滅んだ。

理由は、石ノ木くんが壊したから。


わたしのやることは今となってはもうない。

わたしは防御担当だけど、異世界がないし、石ノ木くんによって歴史改ざんされた世界にいるから、防御ができるかどうかもわからない。

誰からも攻められることがなければ、防御なんてしなくていいもん。

弓時君には言えなかったけど、クーデレラの力のない163センチまで縮んだ覗水(のぞみず)君、男塚さんは本来クーデレラの血筋である父親と母親が離婚して違う苗字になってるし(クーデレラは現実世界だと出世が早かったりする)、恋野君は身長が157センチも縮んでいる。

それが小学6年の恋野君は身長が155とか156センチぐらいだし、三人は巡り会うこともない。

クーデレラは何故か浄化タイプ、防御タイプ、補助タイプと巡り会う。

ちなみにわたしはクーデレラではないよ?修行で防御を身に付けたし、クーデレラみたく生まれつきである日覚醒したわけではないよ?

覗水君の姪っ子、男塚さんのおば、恋野君の姉は歴史改ざんにより、平均的な身長となった。

クーデレラは平均的な身長にならない。

防御タイプと補助タイプは身を守るために平均より身長が高くなるし(補助タイプは平均より1センチ以上だけど、防御タイプは平均より11センチ以上高くなる傾向がある)、浄化タイプは身を隠すために平均より9センチ以上低くなる傾向がある。

だから、補助タイプは女性で160センチ越えて、防御タイプが170センチ越えて、浄化タイプが150センチ未満が多いのはそのせい。

中には150センチ未満の低身長の人の体を調べたり、血液検査をしたり、涙を検査したら、浄化タイプのクーデレラとわかった例もある。背が伸びないのは、クーデレラの力のせいだったらしい。


わたしは石ノ木くんをこっそり調査をした。

石ノ木くんは神に近い力を持つ。世界崩壊や歴史改ざんなんて、本来神にしか持ち得ない力のはず。

原因を突き止めるためにも両親を調べようにも、歴史改ざんにより両親がいない。

あの力が何なのかはっきりわからない。

他にも力があったりするのでは?

誰か血縁関係のある人の中で異世界出身者がいたとしても、遠い親戚なら本人もわからないだろうし、あまりにも血が離れていると血液検査や涙検査をしてもわからなかったりする。

石ノ木くんは極端に平均より背が高いとなれば、異世界出身者のことも考えられるけど、異世界出身者と何の血縁がない人でも、平均より身長が高い人もいれば低い人もいる。

平均は平均でしかないから。むしろ、現実世界でも平均に当てはまらない人の方が多かったりする。

本人に聞く?だけど、現実世界で暮らしている人のほとんどが知らなかったりするからなあ。

だけど、石ノ木くんは自分の能力を自覚している。

自覚している人は異世界出身者か、家族や近い親戚に異世界出身者がいたりする人だから。

やっぱり、わたしには本人に聞く勇気はない。そんなたいして親しくもないし、学校も違うから。

今は物事を大きくしないためにも、ここで様子を見た方がいいかもしれない。

石ノ木くんは感情的だから。

情報がわからないうちは親友の繭ちゃんにも言えない。

繭ちゃんは控えめで無口でローテーションなわたしとは正反対で、ハイテンションで積極的だから、石ノ木くん本人に言わなくていいものも言ってトラブルを引き起こすところは想像がつく。

だから、わたしは情報がはっきりしているものしか言わないようにしていた。

親友には隠し事なんかしたくないけど、隠さなきゃいけないことも少なからずあるよね?

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