表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/386

第4話

亜熊の正体を今日こそ、突き止めるんだ。

亜熊なんて歴史上には存在しない未知なる生物だから。


なら、白の教団も何なんだって、話にもなってくる?

だって、僕も自分が何者でさえもわかっていないし、本当の両親でさえもよくわかっていないのなら、自分の出自ですらわかっていないとなる。


僕は、実の両親を探していた。 曖昧なかすかに残る記憶を頼りにしながら。


「本当の親は、ここだよ」

亜熊が目の前に現れて、僕に囁いた。

亜熊が喋った。そんな話、聞いたことないな。

僕が亜熊の生態とか興味ないから、知らないだけなのかも。


いつもなら亜熊と戦っているところだけど、暇だし、面白そうだから、話だけはしてやることにした。

「君は自分の親が亜熊の研究者と、亜熊だって知っているか?」

「知らない」

「君は、夕期気合だよね?」

「そうだよ」

「確か、本当の両親と双子の弟の試合を探していると風の噂で聞いた」

「うん。探しているから。

僕は5歳で親から離されて、幼稚園の年中に幼稚園を受験させられたんだ。

だから、それまでは本当の親と弟といて、5歳から母親の妹とやらと暮らすことになったんだよ。

あの家に行ってから、苗字が夕期に変わった。

でもね、小学一年生の時からずっと、わずかな記憶を頼りに本当の家族を探しているんだ」

「5歳の記憶なんて、曖昧だよ。

それが本当の記憶かもわからないし」

「うん、知ってる。だから、見つからないのかも」

「君の母親は人間で、亜熊の研究を行っていた。

そこで、君の父親は亜熊でね、まわりの反対を押し切って、子供を作った。

名前は、気合と試合。

当然、母親の妹は、亜熊とのハーフなんて、気持ち悪いさ」

「ってことは、君は誰?」

「わしは、伯父の、君の父親の兄でね。亜熊と人間から呼ばれているから、得に名前はないよ」

「じゃあ、伯父さんでいいのかな?」

「そうゆうことにはなるね」

「伯父さんは、どうしてそんな話をしてくれるの?」

「白の教団は科学が進んでなくてね、亜熊と人間のハーフだって知られたら、君に命が危ないかなと思って」

「僕を守るってこと?」

「守れやしないけれど、忠告かな」

「君は本当に母親似だね。生きていれば、弟にも顔を見せてやりたいよ。きっと喜ぶよ」

「生きていればって、死んでるってこと?」

「申し訳ないけれど、君が5歳の頃にはすでに」


衝撃的なことを聞かされた。


「じゃあ、母と弟は?」

「亜熊の研究者に囚われているし、弟は亜熊を操る存在だ」

「亜熊を操る?」

「そう、人間に害を与える存在ではないけれど、君の弟がやっている」

「なぜ、試合が?」

「実は、試合は身よりがなくて、児童養護施設で育ってね、気合は人間の遺伝子の法が強かったけれど、試合に関しては、亜熊の遺伝子の方が強くて、それが原因かはわからないけれど、人間でありながら、亜熊と会話をして、亜熊を操る黒幕的な存在となったんだ」

「試合も、母もどこにいるのか知ってるの?」

「それは、わしの想定の範囲の話になるが、母親は亜熊の研究所にいると想像してる。

試合に関しては、想像が難しい。どこにでもいそうな感じはする」

「伯父さんにもよくわかってないということ?」

「そうゆうことにはなりますな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ