表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界勇者~それぞれの物語~  作者: 野うさぎ
番外編 Y戦士~スケホの場合~
34/386

第8話

やっぱり、すでに死んでいた。

みちび姉さんは、25歳にはなってなかったとしても、そこまで生きられると思いにくい程、無謀で、猪突猛進で、単純で、自ら危険に突っ込むような人だった。

Y戦士の助手って言うのは、連続殺人犯のことをさしていた。

墓参り、どうしよう?

何故か、涙が出なかった。


オレは、身長が155センチくらい。

背が小さいのか、高いのかよくわからない。

だけど、小さい穴には入れた。そう、小さい穴の中にみちび姉さんの死体があったから。


連続殺人犯は、指名手配されていて有名だった。

みちび姉さんは、何故殺された? 指名手配犯なら警戒する。

姉さんのことだ。指名手配犯の存在を知らなかったかもしれない。


Y戦士は、連続殺人犯のギルド。

知識のない人をよく騙し、勧誘し、正義の味方と思い込ませ、連続殺人を行う。

勇者とか、正義の味方に憧れる姉さんを騙す充分な口実は備わっている。


とにかく、警察に言うか。

いきなり言えば、オレが犯人に疑われかねない。


よく考えてから行動しよう。


みちび姉さんの葬式が行われた。


妹は、遠くに住んでるためにお葬式に参加してない。

参加できないという方が正しいだろう。


仇をとるとかは、

フィックッションだから成立する話であって、

現実で行ったら、犯罪以外の何者でもない。


Y戦士になんか、騙されちゃいけない。

Y戦士に指名された人を、守らなくてはならない。

Y戦士なんか、何ひとつとしていいことはない。


僕は、ゆと。

最近、ずっとみちびとやらに会っていない気がする。

まあいいか。

どうせ飽きたとかそんな理由で、たいしたことではないと思う。

気が向いたら来るんじゃないかな。女性は気まぐれと言うし。


いつも通りの日常に戻ったつもりー。


「みちび姉さんは死んだ」

突然の一言に理解が追いつかなかった。


というか、誰だ?


「オレは、みちび姉さんの妹だけど、みちび姉さんは死んだ」

「死んだ?」

「そう」

「何故?」

「それは説明できない。見つけた時には既に」

「見つけたって?」

「騙されてたんだ。Y戦士に」

「Y戦士ってそんな集団か?」

「だよ。連続殺人ギルドなら、当然でしょ?

みちび姉さんは見抜けなかったみたいだけど」


僕は、それを聞いて、やっぱりかという思いになる。

僕の勘でしかなかったけれど、当たっていた。

いやな予感しかしなかった。

連続殺人ギルドまではわからなかったけど、なんとなく信用できなかった。


「きっと、Y戦士は勧誘をやめない」

「やめない?」

「だよ。だから、向こうの世界で指名手配されているはずだから、捕まるの待つ。

それ以外は何もできない」


急展開すぎる。

僕はどうしたらいい?

だけど、みちびの妹と名乗る奴を信用していいのか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ