第1話
どうゆう経緯かわからないけど、三人の娘を持ち、二回結婚したことのある中年のサラリーマンの俺が、転生することになった。
これは事故か?病気か?
目覚めれば1歳の誕生日を迎えた子供で転生していて、それがスタートだった。
若いっていいな。
だけど、俺には勇者の使命があるらしく、魔王を討伐しなくてはならないということ。
魔王がその世界に何の影響を及ぼしたか知らないけど、俺の知ることではない。
身長は160センチ代。
先代の勇者は170センチ越えていたらしいが、俺は勇者ではないのでは?
第三王子として生まれたため、勇者の使命に生まれながら決められることになった。
この国では第一王子に国を継がせ、第二王子を甘やかして育て、第三王子は勇者として育てる風習があるらしい。
誰が決めたんだ?
俺には、隣国の第二王女との婚約が決まっていた。
第一王女はというと、王子がいないために国を継ぐことになるらしい。婚約者は俺の兄、第二王子となるのだが…。
親同士の決めた婚約に納得してないし、太ってる姫となんか結婚したくもない。
勇者嬢という、勇者のお嬢様と第二王女と俺の三人で、聖父が一人で活動しているギルドに向かうことが王様、俺の父親によって決まった。
神様から与えられた光の力で、闇に対抗しなくてはならない。
俺と、第二王女と、勇者嬢と、聖父にはその力が備わっていて、聖父が一人だと大変という話で俺たちは半ば強制で加入することになった。
光の力を持つ者は女が多く、男は俺と聖父しか確認されていない。
悪魔は闇の力を与えるが、その対象は男が多く、女は二人しか確認されていないらしい。
俺の名前はヤンゲル。前世の名前は違った名前になるが。
勇者嬢の名前はジェシー。
第二王女の名前はティア。
聖父の名前はパテル。
この4人でギルドを形成することになった。
ギルドの名前は、ゴッドレジェンド。
俺はジェシーに一目惚れをした。
あの巨乳、俺を抜かさない身長、細身な体、婚約者がいるのはわかっていても自分の気持ちを止められそうになかった。
ジェシー
身長158センチ。
両親は他界しているため、祖母に育てられた。
俺の好みなのに、ジェシーはパテルに恋をしてる。
ティア
ヒールをはいているため、俺よりも身長が高い。
太っている。
パテル
息子がいるらしい。
49歳のおじさん。
光の力を持ったために妻子から引き離されたらしい。
今は別居か、離婚しているかは知らない。
「パテルさん…」
ジェシーはパテルに憧れて、勇者になったと聞いた。
だけど、あんな40代のおじさん、どこがかっこいいんだ?
「だけど、聞いた?」
「何を?」
「パテルさんは、貧乳好きみたいよ」
あっそ。
「ティアはいいわよね?恋が報われて」
「はい」
報われてないけど!
俺はティアなんか好きじゃないのに?
俺はティアが好きじゃないし、ジェシーはパテルが好き。
恋は思い通りにならないよな。
パテルは落ち着きがあるし、俺ら三人にとっては父親みたいな存在だった。
背も高いし、俺とは違う意味でモテるよな。
ギルドの人員を募集したら、アリーという女の子が入ってきた。
アリーは8歳で兄と両親を殺されたため、敵討ちをしたいと言い出してきた。
アリー、ティア、ジェシーは三人で仲良くなった。
5人という少人数だけど、魔王を討伐するとしよう。
俺の力は最強なはずだ。
大丈夫、きっと勝てる。
俺が一人でいるところを、闇の魔王が現れた。
魔王の名前は知らない。
俺はいつでも剣が抜けるよう身構えた。
「お主はジェシーが好きなのだろう?」
「なら、どうする?」
「ティアはデブ、アリーは貧乳、ジェシーは巨乳」
「そんなことはいいから、本題に入れ」
「わしと同じ巨乳好きだろう?」
「話が見えてこない」
「ジェシーがお主を好きになり、ティアがお主を嫌いになってほしいと思ったことはあるか?」
「なくはない」
「では、ハムスター、モルモット、リス、どっちが好きだ?」
「話を変えるな」
「ティアは牛になるという方法がある。牛姫と呼べるぞ」
「結論を言ってくれないかな?」
「待て。結論を考えてなくてな」
「考えてなかったの?」
「神様の与える力なんてどう使おうと自由だし、悪魔から与えられた力をどう使おうと自由。
ならば、ジェシーが確実にお主がいないと生きていけない体にしてはどうだ?」
「つまり?」
「あのナイスバディな体を利用しないなんてもったない。
わしもかつて自分の姪を犯そうとしたが、見事怒られた」
「でしょうね」
「ジェシーの体をどうしようとお主の自由なのでは?
パテルなんて早死とか早老すればいいだけの話だし」
「さりげなく酷いことを言うなあ」
「人類にとって都合の悪い光になれば、こちらが悪になる。
人類にとって都合のいい闇になれば、こちらが正義になる。
人類なんぞ都合の悪いものを悪にしたがるし、都合のよい働きをするものを善となる」
「それは一理ある」
「どうだ?欲望とか願望を抑制しないで、人類にとって都合の悪い悪にならないか?」
「悪役になりたかったんだよ」
いつだってそう。
俺は巨乳とか、お嬢様とか、悪役を昔から好きだった。
転生前も悪役のファンだった。
俺は光の力を使い、第二王女の婚約を破棄させ、ジェシーを嫁に迎えた。
パテルを早老させたし、アリーを過去に戻した。
ジェシーみたいな気の強い女の子を、自分に服従させるのは快感でしかなかった。
ティアを牛に変えて、首輪をつけることにした。これで今日から牛姫だ。
ジェシーはHカップってことが判明したけど、もっと大きい子いないのかな?
「私の胸は世界一なのよ」
ジェシーの手足と首に鎖をつけてある。
「ふうん、ジェシーより大きい子いたらどうするの?」
「いないわよ」
「そんなこと言うなら、Iカップ以上の子を見つけたら捨てることにするね」
これからは俺がジェシーを管理することにしよう。
Hカップ以下の子は何人も見て好きになることはあるけど、それはターゲットにはならない。
本当にジェシーは世界一なのだろうか?
ジェシーを俺好みに育てることにしよう。
光の力なんて俺には勝てないんだしな。
よしっ、セミロングをツインテールにしたジェシーをショートカットにしてしまおう。
服はピンクにしよう。
今の俺は光の力で、女の子のバストサイズが大体わかるけど、Hカップ以上となると太っている子しかいなかった。
巨乳の幼なじみがいるけどGカップだから対象外となる。
毎晩、ジェシーとキスもハグもできる。
ただ俺は一人の女に満足することない。
俺の父親には会いたくないけど、母親に会うことはよくある。
どうせ、勇者業をおしつけてくるから。
俺がどんな力を持っているかは物語と共に明かしていくから。
俺に捕まったジェシーと牛姫は、今は俺のお気に入りだ。
ある時、モルモット、リス、ハムスターを見かけるようになった。
相棒としてどちらか拾おうかな?
だけど、全部は飼えないからどちらにするか決めなくてはならない。
三匹ともオスだった。
俺には牛姫がいるし、下手に動物を飼って揉め事を起こしたくはない。
悩むなあ。




