第6話
僕は、合コンで知り合う。
可愛という男と。
合コンに参加していた人は、他にもいたけれど、可愛がいいと感じた。
「俺なんかを選んでくれて、ありがとうございます」
敬語口調で、男からしても、かわいかった。
「合コンで、参加した誰よりも、いいと思ったから」
僕から、告白して付き合った。
可愛は、二つ返事だった。
別れたら、湖みたく後悔すると思ったため、
可愛とは、長く付き合うことを考えていた。
可愛とのデートは、男同士でも、楽しめそうな場所をと考えていた。
飽き性の僕だからこそ、デートプランを考えらるんだと思う。
「いいんですか? 遊園地なんて、子供の行くところじゃないですか」
「子供が行けないアトラクションに乗ればいいんじゃないか」
「それでも、子供なんですよう」
こいつの理屈は、わからん。
まあいい。
遊園地以外を提案してみるか。
駅前のカフェをすすめてみたら、「糖尿病になります」と言われたし、
駅前の大きな公園を提案してみたら、「いいですね」と返ってきたので、
駅前の大きな公園にした。
昼食は、洋食のレストラン、中華レストラン、和食レストランも三つがある。
「俺は、韓国風の料理が好きですよ」
「となると、駅前ではなくて、隣の駅前になるが」
隣の駅なんて、そんなに遠くないいんだが。
可愛は、可愛で難しいやつだな。
可愛は、変わっている感じがする。
僕と可愛は、二人で隣の駅前のレストランに向かった。
レストランのメニューを見ていたら、僕には馴染のない料理ばかりだった。
トッポギ、サムギョプサル、カンジャンケジャン、サムゲタン、カムジャタン、タッカンマリ、タッカルビ―、チーズタッカルビ、カルグクス、ソルロンタン、ビビンバ、どれも僕の知らない料理ばかりで、どれを注文していいのかわからないし、
可愛にはデート上級者として、いろいろなことを教えるつもりなのに、
僕の知らないことは教えれない。
「俺は、定番のビビンバにしようかな」
ビビンバって、定番なのか?
そもそも、ビビンバって何?
僕は、和食、中華料理、洋食なら、他の人とデート
行くときに食べたことがあるし、
相席居酒屋や合コンでも、食べたことはあるので、
僕に任せれば、知らない料理やわからない料理はないと思い、
どこのレストランが一番おいしいか、一番おすすめか知っているつもりだった。
だけど、韓国料理なんて知らないし、興味もなかった。
韓国料理が出されるレストランのことは知っていたけれど、
自分には一生縁がないと思っていたし、
韓国料理店をデートスポットにすると思わなかった。
可愛は、人と本当に変わっているのかもしれない。




