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二人はいつだって凄かった

帰りだって。

俺が校門のところでずっと待ってて。

ヒナタのやつが先生のとこに分からない問題を質問に行ってることが多いから、

それを待っててふたりで帰る毎日だった。


「ごめんね、シンジ!

また今日も待たせちゃった!」


「いや、いいよ。そんな待ってない。

10分くらいだよ...」


「で、今日は何の教科聞いたの?」


「英語だよ」


「ふーん。また、ヒナタは今度のテストも学年一位を取っちゃうんだろうなぁ」


「どうかなぁ、藤島くんが一位をとるかもしれないかな...」


「いつだって、ヒナタが一位じゃん。

藤島くんはいつも二位。きっとまた、、

今度もそんな結果になるだろ...。ほんと、ふたりはすごいよな...」

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