第二章プロローグはかみだのみ
第二章のプロローグとなってます。
第0章のプロローグとは別物になっております。
心澄ませてお読みあそばせ。
神様のいない世界、どう思う
彼は答えない。
見限った。私に彼は応えられない。
残念
無念
しかし彼は応えた。
「んじゃぁ、一度世界を見ろ。心を澄まして心で見ろ。俺も神様は信じないし嫌いだが、救いようのねぇ事はないと思うぜ?」
わたしは知らない。
まだ、見るべきものを見てない。
その時感じた。
美しい
美しいものを見れなかった私に世界をくれた。
そんな彼が久しぶりに来たと思ったら、彼は言うんですよ、平気で。
眠そうな目で、この世の何か確信を知ってるいる目で言うんです。
"助けろ"
って
私もなにか知った人間なので焦りました。
嗤いましたよ。いや、これは本当に笑った。
こんなに美しい人間がこの世にいるのかと。
美しいものには惹かれます。
世界に嫌われた身。美しいものに囚われた身。私は精一杯尽くす。バレないように。そう思った。
バレないようにやるのは私のポリシーなんでね。
なので私は話を請けた。
頑張ってくださいね、次はあなたの番ですよ?
ゲイヴさん、ね?