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異世界戦争はナンセンス  作者: わたみ
第二章 世界の見方
14/15

 定義ノ試行

今回は文字数少なめです。


べべ、別に手抜きってわけじゃないんだからね(嘘)




 

 

 レンは慌てふためいて、咄嗟に俺の顔を見た。その顔には真剣そのもので、必死に思考していた。


「………まさか」


 と、レンは何か閃いたのか、ぼそりと吐く。


「ほぉ、もう俺の狙いを感づくのか……全く勘の良いガキは嫌いだよ」

 古い漫画のネタだ、レン達が知る由もない。冗談めかすのを装う言葉だったが、流石に効き目がないことを後悔する。

 そして、レンの放心が解けた後、ふぅと一息つき

 

 ()()()()()

 


「いや、にははっ、すみません、なるほどなるほど、こんな型破りなやり方も出来るんですね!流石ゲイヴさん、凄いです!すごい……見直しちゃいましたよ………了解です。把握しました。やりましょう!」


 レンは目を輝かせて、興じ交えて言葉を発していた。

 レンは素直だ。優しくて裏表のない良い子だ。

 良い子過ぎて嘘の言えない性格であるため、思ったことは言葉に出てしまう性質がある。なのですらっと歯痒い台詞がすっと出てくるし、普段俺に対してキツめのレンが、突然あんなこと言われる度に俺はドキッとする。

 ゲインロス効果というモノを俺を含めた人間に取り入れた神様を、その度に殺したくなる。


「なんです?照れてるんですか?」


 アジンが鋭いナイフを飛ばす。いや、投げつけられた。

 そして軽いようで痛い攻め、流石と言ったところだろうか。

『うっせ、入ってくんな』

 チップを介した思考伝達で俺はガンを飛ばしながら言ったが、アジンはにへへ〜と、へらへら笑って誤魔化す。


「んじゃ、最終確認だ。まず……」


 俺は振り向いて、帝都に背を向けて表情を隠し、細かい動作確認や行動パターンを伝えるために、言葉を紡いだ。

 

 

 <<<<<

 

 



 帝都の侵入は難しい。

 帝都には絶壁な壁が設置してある。よって三人同時によじ登るのは無理がある。

 かと言って成功法の門から通るのはもっと無理がある。門を通るにはまず漢書が必要なようだ。そして番人などのチェックが入って、それでOK貰えたら入れる仕組みらしい。

 よって正攻法の侵入も無理。

 ならどうすれば良いか。

 

 

 ()()()()()()()()()()

 

「なるべくちっさい『雷霆(らいてい)』をって簡単に言いますけど、実際すっごく難しいんですよ?」


 むむむむっ、と一人離れた場所で小声で発し、目を閉じて小さく穴を開けることに集中していた。

 それに対して俺たちは応援しかすることがない。いや、応援も気が散るだろうと思ってそれすらもしずにぼーっとしていた。


「よし……できました!これくらいでどうでしょう!」


 十センチもないくらいな小さな光の渦巻いていた。


「よし、んじゃ、ここ。下の方を狙って打ってみろ」


 ど真ん中開けたら中の人から見れば注目の的だ。

 そんな間抜けな詰みはしたくない。


「おっけー、です!」


 レンがそう言うと、一気に放つ。

 ばぁぁぁぁん!!

 刹那にして壁に風穴が空く。そして俺は、それに反射的に驚き、声を上げる。


「おおっ、これは予想通りの大きさの穴が空いたな、これら予想外だ」


 予想通りだったのが予想外だった。

 『雷霆(らいてい)』は球体のプラズマ(?)を移動させているのではなく、どちらかと言うと、「かめはめ波」に近い要領で打っている。そのため結果として、全体にして半径四十センチくらいといった、打つ前の球体状の半径よりも大きい穴が開くのだ。

 これなら溶かした土の表面払って、()って行けば中に入れそうだ。


「これがバレるのは時間の問題だ。至急入ってやることをやるぞ」


 そう言うと二人は頷き、()いよじ登る。

 

 そして


「ここが……」

 

 帝都

 


 の裏路地。

 アジンの魔法『探索(サーチ)』によって、レンの『雷霆(らいてい)』による被弾者を出さないやつにしたり、俺たちが潜入したのがバレないように人目を避ける工夫だ。 

 

 そして裏路地を進んで辺りを見てみると、絶句した。外との文化の違いに。

 

「一極集中ですね」 


 アジンがそう漏らす。

 

「おいアジン、ここは帝都でここが一番過疎所でいいんだよな」

「えぇ、ここが一番過疎地です」


 まじか

 

「ゲイヴさん、あの穴がバレるのは時間の問題ですよ」


 俺は一息つき、落ち着きを取り戻し


「じゃあ行くぞ」

 


 足を動かした。

あとがきQ&A!


Q「Q&Aのコーナーにアジンは出ないんですか?」



A

レ「あ〜それ、私も思ってました!出さないんですか?」


ゲ「ん?まぁ、確かにな」


レ「次からは出しましょうそうしましょうそれがいい!」


ゲ「いや、どうだろーな」


レ「はへ?」


ゲ「あの人ならめんどくさいから嫌だー、とか言いかねんぞ」




レ「……………あぁー……(察)」





追記


次話は投稿超遅めになると思います。

ご了承を……


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― 新着の感想 ―
[良い点] やっと最新話まで読めました! 「美学をカエルごときが語るなよ」 この言葉選び、カッコ良すぎです! センスのある台詞が書けるのは羨ましいです♪ [一言] 続きをお待ちしております♪
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