プロローグ
春の朝は気持ちがいい。
別に草木が萌えるとか、新しい出会いが待ってるとかそういった感傷的な意味ではなく
日中を過ごしやすいというただそれだけ。
本当にただそれだけなのに、気分は一点の陰りもない大空のように開放感に満ち溢れていた。
なぜなら、うだるような夏の暑さに比例して普通の冷房では考えられないような跳ね上がり方をする電気代に頭を抱えたり凍えるような冬の寒さの中で暖房をつけない苦行を成し遂げたりする必要がないからだ。
冬と夏は一年の二分の一以上に相当する。実際の秋や春という極楽の季節は暦のように半年もないのだ。
だから、この数少ないすがすがしい朝はゆっくりしていたいのに
「さっさと起きなさいよ!このねぼすけっ!」
「空気の読めない元凶はさっさと消えてなくなれ。デリートするぞ。無能」
破綻性格のこの人工人格はそれすらも許してくれないらしい。
処女作&初めて小説っぽい文章を書きました
一応ラノベ的なイメージを持ってもらえれば幸いです
描写等が苦手なので見苦しい文章になったり
くさい文章になったりスムースに展開を進めれなかったりするかもしれません。
一応小説の書き方系のサイトは見てますが文章等のご指導お願いします。
とりあえず今回はプロローグを投稿して逃げないように自分の枷にしました。
不定期ですががんばって更新したいと思います。
よろしくお願いします