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彼女は魔王だから、

 俺は聖なる剣を腹に刺したままの魔王を見下ろした。

 そいつはまだ息があって、仮面の奥から乱れた呼吸音が聞こえた。


 もうすぐでこいつも光になって消えるのか、そう思っていたら、魔王から光が放たれた。

 それは、魔王の配下たちが消えるような光ではなくて、よく知っている、俺が大好きな、淡い緑の光だった。

 その光は俺の身体を優しく包んで、魔力が少なくなって回復していなかった俺の傷を癒した―――……



 なん、で。

 そう思うと同時に身体は勝手にぼろきれのようになった魔王へと駆け寄っていた。

 仲間たちが何か叫んでいるけど、何も耳に入らなかった。


 俺は魔王の隣にしゃがむと、すぐに仮面を取った。

 それは支えも何もない仮面で、すんなり取れた。






 ―――そこにいたのは、彼女だった。






 俺は何が何だかわからなくて、なぜここに彼女がいるのか、本当に彼女が魔王だったのか、それよりも、傷を治さなきゃ、と思って、気づいたらこの三年間全く流れなかった涙が溢れ出てきていた。

 彼女はなぜか笑っていて、俺は必死に自分が使える癒しの魔法をかけたけれど、聖なる剣のせいで、憎らしい神の加護のせいで、彼女の傷は全く治らなくて、赤い水たまりが大きさを増していった。




 段々と彼女はぼんやりと空を見つめるようになった。




 俺のなかにはずっと、なぜ、ということばかり浮かんでいて、でも、それよりも、彼女の力がなくなっていくことが俺の頭の中を真っ白にさせて、涙はさっきから止まらなくて、勇者であるはずなのに何もできない自分を殴りたかった。



 俺は必死に彼女の名前を呼んだけれど、君が好きだと、逝かないでくれ、と叫んだけれど、彼女の指先は白くなっていくだけだった。





 彼女はぼんやりとした瞳で俺を見ると、細い指を俺に伸ばした。


 そして、彼女はいつもみたいに、優しく笑うと言った。







「好きよ、待っていたわ、私の勇者」








 彼女が俺に伸ばした手は力なく、空を切った。












 あ、…ああ、ああああああああああああああああああ!!!

 好きなんだ。

 好きなんだ。

 俺も君が好きなんだ。

 愛している。

 君だけでいいんだ。

 君さえいればいいんだ。

 俺には、君がいればいいんだ。

 君が、俺の横で笑ってくれれば、それで、いいんだ。


 この三年間、俺は君のためだけに生きた。

 君に会うためだけに生きた。

 待ってくれている君と早く会いたくって生きた。


 頑張って魔王も倒した。

 魔王は殺したくてたまらなかった。

 俺は君と俺を引き離した魔王が憎かった。


 でも、こんなのは酷いじゃないか。


 俺は今まで、何をしてきたんだというんだ。

 俺は今まで、君を守っていたやつらを殺したのか。

 俺は今まで、君を殺すために頑張っていたのか。


 君に会うために君を殺したかっただなんて、俺は、俺は、ただの、愚か者じゃないか。








 俺は冷たくなった彼女の手を掴むと、彼女の唇に俺の唇を当てた。

 二度目のキスは、彼女の唇は、相変わらず柔らかくて、そして、血の味がした。


 俺は空しくなって、彼女の身体を抱きしめた。

 でも、温もりはなくて、肩にかかった綺麗な黒髪がさらりと地面についただけだった。



 すると、光が彼女を包み込んだ。



 それは、今まで何度か目を逸らしながらも見てきたもので、俺が知っているものだった。

 待ってくれ、と俺は彼女を守るように覆いかぶさって、縋るように強く抱きしめた。

 でも、それは意味がなくて、どんどん彼女は光に包まれていって、彼女も光になっていって、そして、彼女が完全に光に包まれると、砕けるように散っていた。






 彼女は光となって消えていった。






 カラン、と乾いた音が鳴って、彼女がいた場所に彼女がつけていた仮面が落ちた。

 それは最初は白かったものだけれど、今は赤く染まっていた。

 仮面に描かれているのは俺が贈ったはずのリコリスの花だった。


 『想うはあなた一人』


 今でもその気持ちは変わらない。

 俺は彼女だけを想っている。


 でも、今は赤いリコリスだ。


 『悲しい思い出』


 そんな花言葉だったと思う。

 けれど、そんなの認めたくない。

 これは悲しいどころじゃない。

 それに、思い出だなんて言葉で片づけたくない。


 俺は仮面を手に取った。

 そして、さっきまで彼女を抱いていたはずの空しくなった胸にそれを抱き寄せると、叫んだ。




 あああああああああああああああああああ!!!

 君がいない。

 君がいない。

 君がいないんだ。

 君は消えてしまった。




 喉が裂けるくらい、涙が枯れるくらい、叫んで、叫んで、叫んだ。




 お願いだ。

 お願いだから、戻ってきてくれ。

 なんで、こんなことに。

 理は、魔王を人だとは言っていなかった。

 増してやそれが君だなんて思いもしなかった。

 君がいない。

 俺の大好きな君がいない。

 俺の愛している君がいないんだ。

 君は待っていてくれたのに。

 君は言葉通り待っていてくれて、ちゃんと俺に伝えてくれたのに。

 俺はそれを否定して、会いたくなかっただなんて言ってしまった。

 俺は知っていたはずなのに。

 君が弱いのに強い子だってことを。

 君は弱いからこそ悲しくて俺に言えなくて、強いからこそ心配かけないように俺に言わなかった。

 弱い君はきっと悲しくて、泣いただろう。

 強い君はきっと誰にも心配かけないように自分を押し殺して笑っただろう。

 俺は知っていたはずなのに。

 なのに、俺は―――……








 ああ、俺は彼女を殺してしまったのか。





 彼女は魔王だった。

 彼女が魔王だった。





 俺が殺した人は、他でもない彼女だったのか。













 俺はいつの間にか魔王城の外にいた。

 そこには魔術師と癒術士のお姫様しかいなくて、他の三人は報告のために早く帰還した、と言った。

 魔王城は勝手に閉まって、俺たちは転移で魔王城の外へ追い出されたらしい。

 魔術師が興奮しながら転移がどうだったかを語ってくれたけれど、俺はそれを無視して、先に帰還した三人を追おう、と掠れた声で言った。

 正直本当は何もする気が起きない。

 でも、それでも、彼女は俺が勇者を全うしないのはいい顔はしないだろうと思ったから。

 もう、その彼女は、いないけれど。


 頑張って足を前に向けて俺たちは帰路についた。

 すぐに三人に追いつけて、それから合流して王都へ向かった。

 魔物は出てきたけれど、ほとんどが単体だったからすぐに倒せて、帰り道は順調だった。

 途中、魔術師が転移の魔法を開発して、俺たちは半年の道のりをたった二か月で着くことができた。

 王都につくと、勇者の凱旋だ、って盛大なパレードが開かれたけれど、俺は笑うことなんてできなかった。

 ただ、何かがずっと胸を締め付けていた。



 王族貴族が参加するパーティーに主役だからと言って参加させられた。

 そこではたくさんの人が媚びを売ってきた。

 うちの国に来てほしいだとか、うちの娘はどうだろうかだとか、俺とどうにか関係を持ちたいようで、王族貴族構わずすり寄ってきた。

 俺にはそれが不快でならなかった。

 俺が勇者になったのはこいつらのせいじゃないけれど、自分の利益しか考えていないこんな奴らのために、俺の事情も知らずに女を勧めてくるような奴らのために、彼女を、彼女を、殺してしまったのか。

 そう思うと、空しくなって、俺はいつの間にかパーティー会場から飛び出していた。


 逃げだした先は城の庭だ。

 そこには、綺麗に整えられた花々が月明かりに照らされていた。

 綺麗だな、と思う。

 彼女は花が好きなのに、不器用で自分で育てた花をことごとく枯らしていた。

 何度試しても失敗ばかりで、俺が手を加えただけで花の生気が戻ったときは顔を真っ赤にして怒られた。

 自分は癒術士なのに、と珍しく拗ねていた姿は可愛かった。

 あの庭はもう、手入れをする人がいなくて、枯れているだろうけど。


 俺は胸の中の空虚を花の香りをいっぱい吸って頑張って満たそうとした。

 それは、空しさを実感させるだけで、何も意味がなかった。




 勇者様、と後ろから声がした。


 俺は無視してその場を去ろうとしたけれど、手を細い手で掴まれて、立ち止まった。

 振り向くと、そこには涙を溜めた癒術士のお姫様がいた。


 お姫様は言った。

 過去に囚われないでください、と。


 俺は、過去、と言う部分に眉をしかめたが、お姫様は続けた。

 貴方様は勇者で、彼女は魔王でした。

 これはもう変えられません。

 魔王は人を殺め、配下を操り、魔物をけしかけ、わたくしたちを殺そうとしたこともありました。

 その方を貴方様は打ち倒したのです。


 ああ、聞きたくない。

 彼女は人を殺すような人じゃなかった。

 彼女は人を死地へ送るような人じゃなかった。

 彼女は魔物で人を襲わせるような人じゃなかった。


 耳を塞ごうとする俺の両手をつかみ、お姫様は俺を真っすぐと見つめてなおも続けた。

 魔王がなぜ貴方様の恋人であったのかわかりません。

 しかし、彼女は儚くおなりです。

 これは事実です。

 彼女は最期に貴方様に楔を打ちました。

 貴方様は彼女に囚われています。

 ですが、亡者に囚われないでください。

 亡者はなにも返してはくれないのです。


 震えながら、泣きながら、俺を縋るように見つめているお姫様の言葉は俺の胸の穴にいらない風を送り込んだ。

 彼女は泣かなかったし、そんな目で俺を見なかった。

 彼女は弱かったけれど、強かったから、震えて人に弱みを見せるようなことはしなかった。

 それに、それに、彼女の手はこんなに綺麗じゃなかった。

 彼女の手は洗濯のせいで少し荒れていたし、木に登るせいで小さな豆があったし、頑張って俺に料理を作ってくれるせいで指に怪我をしていることもあった。

 細かったけれど、こんなに白くて、綺麗で、すべすべじゃなかった。

 俺は、そんな彼女と手を繋ぐのが好きだったけれど。


 お姫様は彼女と似ているようで似ていない。

 いや、まったく似ていない。

 なのに、俺に彼女を思い出させる。

 彼女との違いをまざまざと見せつける。

 俺はお姫様と居るのが、苦痛で、堪らない。


 お姫様は何も答えないで俯いている俺の手を一層強く握った。

 その力はとても弱くて、彼女は力が強い方だったんだな、と思った。


 お姫様は言った。

 私は勇者様が好きです。

 一緒に国に来てください、と。



 お姫様はさっき言っていたはずだ。

 俺は彼女に囚われている、と。

 そうだ。

 俺は彼女に囚われている。

 だが、それは不幸なことだろうか。

 いや、俺にはそうではない。

 俺は彼女に囚われていて嬉しい。

 この胸が空虚を訴えるたびに俺がどれだけ彼女を好きで、彼女がどれだけ俺を好きだったかわかる。

 俺は彼女に囚われたままでいい。

 だから、お姫様になんかに捕まらないよ。


 俺は、お姫様を、好きにはならない。













 あれから俺は、直ぐに部屋に戻って彼女の仮面を手に取ると、城から去った。

 赤黒くくすんだ仮面は俺の顔になじんで、魔力を流すと、ピタリと張り付くように顔についた。


 その日から、勇者を見たという人はいなくなった。









 俺が向かった先は彼女と過ごした村だった。

 俺はすぐに満開の花壇を通り過ぎ、彼女の家を訪ねた。

 仮面を外してノックをすると、昼にもかかわらず、彼女の父親が家にいた。

 彼女の父親は俺の姿を見ると、何も言わずに家に上げてくれた。


 椅子に座る彼女の父親を見ながら、俺は言った。

 彼女は俺が殺しました、と。


 俺は誰かに責めてほしかった。

 誰も俺が悪いと言わなかった。

 俺は彼女を殺したのに、みんなそれを喜んで、褒め称えた。

 仲間たちでさえ、気の毒そうに見ていたけれど、彼女が死んだことを喜んだ。

 だから、だから、彼女の父親なら俺が彼女を殺めてしまったことを糾弾すると思った。

 でも、違った。


 彼女の父親はただ、そうか、とだけ言った。


 俺は驚いた。

 彼女の父親は口数こそ少ないが、彼女を愛していた。

 だから、俺が彼女を殺したと言えば、激昂してくれると思った。


 なぜ、と問うと、娘が死ぬことはもうわかっていたから、娘も俺もやるべきことを全うしたから、とぽつぽつと話してくれた。

 俺は何も言えなくなってしまった。

 だから、ごめんなさい、と一言だけ残すと、彼女の家を後にした。

 後ろから、ごめんな、と言う声が聞こえて、それが俺に対してなのか、彼女に対してなのか分からなくて、俺はまた、逃げ出した。












 俺が向かうところなんてもうなくて、でも、自分で自分の命を奪うなんてことは彼女が怒るだろうからできなかった。

 だから、意味もなく歩いて、歩いて、歩いて、歩いた。

 俺の顔はいろんな国に知れ渡っていたけれど、彼女の仮面のお陰で誰も俺だと分かる人はいなかった。

 仮面は雨のせいでもう白くなってしまった。

 彼女が染めた色はもう、ない。


 どれくらい歩いたかわからない。

 ただ無為に過ごしていた。

 いや、無為ではなかった。

 毎日のように彼女を思い出した。

 俺の記憶の中の彼女は笑っていたし、怒っていたし、照れていた。

 俺の夢の中で手を伸ばしてくれる彼女の手はいつも温かかった。


 歩いて、歩いて、歩いたら、いつの間にか俺は魔王城の前にいた。

 ここは彼女が死んだ場所だ。

 だから、自然ときてしまったのだろうか。

 俺が、彼女を、殺した場所だから。


 魔王城は相変わらず立派で、寂しげだった。

 俺は魔王城を見上げると、それは、やっぱり寂しそうだった。

 門に手をつかむと、なぜか開いていた。

 去る前に魔術師が調べた時は、勝手に閉ざされ、入ることができなかったはずだった。

 だが、門は俺を歓迎はしなくとも入ることを許可するようにキィっと音を立てて俺を魔王城へ招いた。


 魔王城の中は二度目だが、俺の足は迷わず謁見の間に向かった。

 確信はないが、そこに、何かある気がしたからだ。

 もしかして、とはやる気持ちを抑えて向かった。


 しかし、そこには何もなくて、俺たちが戦った後も、彼女が作った紅い泉もなくて、俺は肩を落とした。

 そこには何も、なかった。


 目を凝らすと、彼女が座っていたはずの椅子の後ろが光っていた。

 なぜかはわからない。

 だけれど、俺はそこに導かれるように行った。


 そこにあったのは下へと続く階段だった。


 地下へ地下へ続くその階段を俺は降りた。

 段々と暗くなっていくが、その先は明るい気がした。


 俺が最後の一段まで階段を下り切ると、そこにあったのは石碑だった。

 誰のかわからないが、整然とそこには厚い石が並べられていた。

 俺はそのうちの一つに無意識に足を運んでいた。


 その石碑には十個の腕輪と、そして、魔王が、彼女があの日、頭につけていた綺麗な王冠がはめ込まれていた。

 腕輪の輪の中にはそれぞれ名前と彼らについて書かれていた。

 きっと、俺が殺した人たちだ。

 そして、俺は王冠の中にある文字に目を向けた。


 ―――勇者を愛し、幸せを願いし者也


 そう、書かれた文字の下には愛しい愛しい彼女の名前。

 久しく流れていなかった涙が、俺の頬を伝った。


 俺は彼女が恋しくて、会いたくて、彼女の名前に指を滑らした。

 すると、俺の頭の中に、何か・・が流れ込んできた。


 それは、彼女の記憶だった。


 彼女が母親を亡くして悲しかったこと。

 必死に、何も考えないようにするために弟の面倒を見たこと。

 俺に泣かされて、恥ずかしかったけど、嬉しかったこと。

 毎日俺と顔を合わせて幸せだったこと。

 職業ジョブを選んで、俺の役に立てたのが嬉しかったこと。

 俺が村を離れるかもしれないと、不安だったこと。

 俺が村に残って安心したこと。

 毎日が穏やかで幸せだったこと。

 急に魔王になったこと。

 死んでしまうことが悲しくて、怖くて仕方がなかったこと。

 理を見てしまったこと。

 でも、自分がやり遂げる以外に選択肢がなかったこと。

 俺が勇者だって知ったこと。

 他の誰でもない俺になら殺されてもいいかなって諦めたこと。

 俺を送った後、ずっと俺の幸せを願ったこと。

 悔しいけれど自分以外と結ばれていいから、幸せになってほしいと思ったこと。

 俺の無事を願ったこと。

 俺と久しぶりに会えてうれしかったこと。

 そして、俺に気付いてもらえてうれしかったこと。

 最後に、ちょっとだけ、自分のものになればいいのにと思ったこと。


 彼女の記憶は俺ばかりだった。

 いつも俺のことを想っていた。

 いつも俺のことを考えていた。

 いつも俺のことを好きだと思っていた。


 自分が隣にいたいと思うけれど、自分はそうは絶対になれなくて、だから、自分がいなくなった後は違う人と結ばれてでも幸せになってほしいと思っていた。


 彼女は俺だけのために魔王で在った。

 彼女は俺の幸せのために魔王をやり切ったんだ。

 彼女は俺だけの魔王だったんだ。


 彼女は魔王だから、自分がいなくなった後の俺の幸せを願ったのだろうけれど、でも、俺の幸せはいつも君のそばにあった。

 君が隣にいることだけで、俺は幸せだったんだ……。


 あ、ああ、……ああああ。

 俺の幸せは、君が隣にいることだったのに。

 俺の幸せは、いつも君とあったのに。



 俺は倒れこむように石碑に寄り掛かった。

 涙はとめどなく流れていて、俺の想いと彼女の想いが混ざり合って、好きと言う気持ちがあふれ出て、でも、彼女がいないことが悲しくて、俺はぽつりと呟いた。






「好きなんだ。俺の魔王」

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