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俺は勇者だから、

 王都につくと、俺はすぐに服装を変えさせられて、王の元まで通された。

 そこには豪華な服を着た人たちが並んでいて、俺を品定めするように見ていた。


 王は言った。

 魔王を倒せ、と。


 俺よりずっと弱そうな王は偉そうで、彼女と早く会うためには魔王を倒さなければいけないことは俺にとっては当たり前だったから、言われなくてもそうしていると言いたかった。

 しかし、王と会わなければ各国から集められた俺の仲間になる奴らと会えない。

 俺は黙って頭を下げて、時が過ぎるのを待った。



 謁見が終わると、俺は仲間たちに会わされた。

 どうやら到着したのは俺が最後のようだった。


 豪華な部屋には少し年上の三人の男と二人の女がいて、彼らは既に寛いでいた。

 俺が勇者だと名乗ると、彼らも自己紹介してくれた。


 男たちは騎士、魔術師、戦士。

 女たちは癒術士、槍使い。


 彼らは各国から選ばれた選りすぐりの者たちなのだそうだ。

 彼らは俺に対して怪訝そうな顔をしていたけれど、俺が一番若いからだろうか。

 それにしても、彼らは全員見目がよくて無性に悔しくなる。

 彼女は俺を顔で選んだわけじゃないだろうし、人を顔の良し悪しで態度を変えるような娘じゃないから気にしないけれど、でも、やっぱりなんとなく悔しい。

 勇者の仕事が終わって、彼女が彼らに会いたいと言っても絶対に会わせないようにしようと思う。



 それから一度盛大な出陣パーティーが行われたけれど、俺はなんとなく過ごした。

 それよりも、早く出発して、早く終わらせて、彼女に会いに行きたかった。





 俺たちがまず初めに向かったのは聖なる山だった。

 そこには勇者だけが使える聖なる剣が納められていて、その剣がないと魔王とは渡り合えないのだそうだ。

 魔王は強大な魔力で強力な魔法を使ってきて、おまけに普通の刃物では大したダメージは与えられない。

 その代わり、神が勇者に授けてくれた聖なる剣だけは別らしい。

 その剣だけは魔王を簡単に切れる。

 魔王が纏っている自己防衛の結界を破って、その身体を切り、骨を断ち、聖なる剣に付与されている加護によって回復を阻害する。

 そして、完全に息の根を止めるのだ。

 物騒だと思うが、しょうがない。

 それがないと、彼女の下へ早く戻れない。

 俺は一刻も早く彼女と会いたいだけなのだ。

 はっきり言って、魔王なんて傍迷惑なだけだ。


 聖なる山は、ただの険しい山だった。

 魔物は全くいない。

 神はなぜこんなところに剣を納める神殿を作ったのか本当に訳が分からない。

 俺はただ、彼女と穏やかに暮らしたいだけなのに。


 山を登り切るのに、三か月もかかった。

 それほどその聖なる山は険しく、そして、高かった。

 天を貫くような高さで、俺たちは食料がギリギリというところでやっと山頂の神殿についた。

 その神殿は聖なる山に相応しい荘厳さがあった。


 神殿には誰もいなかったが、俺はなんとなくこの一番奥に聖なる剣があることが分かった。

 気付いた時には足を進めていて、俺は神殿の最奥の点に一番近い祭壇に納められている剣の前にいた。

 いつの間にか隣にいた癒術士のお姫様はその剣を見ると、ほぅ、と感嘆の声をあげた。

 でも、わからないでもない。

 その剣は、美しいという言葉では足りないくらい立派で、見ているだけでうっとりさせるような魅力があったからだ。


 真っ白い剣身と、黄金の剣格。

 その剣格を包むように巻かれた剣柄の黒い布は俺の手を引き寄せるようだった。



 恐る恐るその剣に手をかけると、触った瞬間、自分の中に何か・・が流れた気がした。

 それは理のようで、そうではなく、もっと静寂なもので、神聖さがあった。

 まるで、神の一端を見た気がした。



 俺がその剣に意識を奪われていると、何度も俺を呼びかける声がした。



 俺が寝ている間に起こしに来るのは母と彼女だけだった。

 この三か月間、まだ三か月だが、俺は何度も彼女のことを思い出した。

 彼女が笑う姿、彼女が怒る姿、彼女が洗濯物を干している姿、彼女が料理をしている姿、彼女が木に登る姿、彼女が傷を癒している姿、彼女が俺をからかう姿。

 目を閉じれば彼女の姿が次々と浮かんだ。

 俺は彼女のところに帰れたら、何をしようか、と前よりずっと考えるようになっていた。

 それはなぜか空しく消えていったけれど。



 俺を呼んでいた声は彼女ではなかった。

 癒術士のお姫様だった。

 彼女は最初こそ少し距離を取っていたが、山を登るうちに打ち解けた。

 他の仲間たちも登山している間に仲を深めていったが、このお姫様だけはなぜか俺に異様に寄ってくる。

 それも好意的に。

 俺は最初に言ったはずだ。

 俺には故郷に待っている人がいる、と。

 彼女が俺に対してどんな感情を抱いているか、たぶん俺の予想している通りだと思う。

 だからこそ明言したのに、このお姫様にはあまり効果がなかったようだ。

 だけれど、まだ一緒に旅をするのだから邪険には出来ない。

 俺は彼女と一緒にいたいのであって、このお姫様と居たいわけではないのに。


 お姫様の声に応えると、お姫様はほっとした顔をした。

 どうやら随分と長い間この剣を握ってからぼんやりしていたみたいだ。

 そんなに無為に時間を費やすわけにはいかないと俺は思って、すぐに仲間がいるはずの神殿の入口へと向かった。

 聖なる剣は腰にあるベルトに今まで使ってきた剣と一緒に掛けた。

 これは母が誕生日のお祝いで贈ってくれた剣だ。

 父が生前に愛用していたものらしい。

 長く使ってたせいか、どんなに高い剣よりもこれが一番しっくりくる。

 今では俺の愛剣だ。


 仲間たちの下へ着くと、既に下山の準備を始めていた。

 神殿内には食べ物が備えつけられていたらしく、彼らはそれを分けてもらったそうだ。

 この神殿にあるものは勝手に使っていいそうなので、俺たちは出来る限りの物品を補充してから下山した。


 行きに比べて、帰りは二か月ほどで降りることができた。









 聖なる山から下りると、俺たちはすぐに魔王領へ向かった。

 魔王領は既に広がっていて、魔王城に近い近隣諸国は大きな被害を受けているらしかった。

 俺たちは魔物と魔王の配下、そして、魔王を倒すために急ぎ足で向かった。



 こういう時に場所が移動できる魔法があればいいのに、と思う。

 勇者と言う職業ジョブは魔法の力を高め、戦闘能力を高め、回復力を高めてくれたけれど、使える魔法はそう多くならなかった。

 仲間の魔術師の方がよほど多くの種類の魔法が使える。

 俺の方が単純火力が強くても、魔術師は巧妙に魔法を使うから、敵わない。

 その魔術師でも場所が移動できるような便利な魔法は使えない。

 そんな魔法は誰も使えない、夢のような産物なのだ。



 魔王領近くの村々に向かうと、そこは凄惨だった。

 家は焼かれ、人は殺され、畑は魔物によって荒らされていた。

 家族を亡くし、怪我を負い、帰る場所をなくした人々が絶望に顔を染めていた。

 そこはまるで世界の果ての様な気がした。


 しかし、彼らは俺たちを見ると、さっきとは打って変わって、希望の光を瞳にうつらせた。

 俺は何もしていない。

 けれども、俺という勇者が来ただけで、彼らはもう助かったと喜んだ。

 確かに俺たちは医師団や支援物資を一緒に持ってきたが、それだけだ。

 彼らの家族は助けられなかった。

 なのに、なぜそんなに嬉しそうな顔をするのか俺にはわかりたくなかった。


 俺たちはその村の周りの魔物を瞬く間に排除すると、怪我人をできるだけ癒して次の村や町へ向かった。

 どこの国も、どこの場所も魔王とその配下が襲撃したところは酷い景色が広がっていて、俺の国は魔王領から遠いから、彼女といた村は大丈夫だろう、と自分を無理やり納得させた。

 そうしないとこの状況を見て、直ぐにでも村に帰って彼女の無事を確かめたくなるからだ。










 俺が村を出て、一年半くらい経ったころ、俺に手紙が届けられた。

 それは彼女の弟からだった。

 俺は今まで何度も彼女に手紙を送ったが、返事はなかった。

 仲間たちはどこも魔物のせいで交通経路が混乱していて、彼女の手紙が届かないだけだろうとか、彼女は照れているだけだろう、と慰めてくれた。

 でも、俺の手紙はたぶん届いていると思う。

 仮にも勇者が出した手紙だ。

 届けてくれる人も必ず、と言っていたし、村についていると思う。

 それならば、返事はあるはずだ。

 彼女は律儀だから、照れて返事を出さないということはない。

 そもそも、彼女はあまり照れたりしない。

 こういうのにはきっちりと返してくれるはずなのだ。

 でも、今までなかった。

 それは、彼女に何かあったのかと俺を心配させるには十分だった。


 俺は急いで彼女の弟からの手紙の封を切って、中を読み始めた。

 彼女の弟は細工師らしい整った細い字をしていた。


 手紙には、こう書いてあった。

 姉は癒術士として従軍して、村を出た。

 手紙は届いたが、姉は貴方が出てからすぐに村を出たので、読んでいない。

 何も聞いていないようだったので、思わず筆をとってしまった。

 姉の凶報はなく、父が姉は生きていると言っているので、無事であるはずだ、と。


 俺は固まった。

 何も言えなかった。

 何も言葉が出てこなくて、ただ、なぜ、という疑問だけが頭の中を駆け巡った。


 彼女は待っていると言ってくれたはずだ。

 俺はてっきり彼女はあの村で待ってくれるのかと思っていた。

 俺が勇者を終えて、帰ってくるのを。

 なのに、なぜ。

 なぜ、彼女はあえて危険な場所に行ってしまったのだろうか。

 なぜ、彼女は戦場に行こうと思ったのだろうか。

 俺がいるからだろうか。

 俺が頑張っているのに、自分だけは何もしないのは、と彼女は思ったのだろうか。

 そんなことないのに。

 俺は彼女さえ無事であればいいのに。

 ああ、彼女は今、大丈夫だろうか。

 俺は世界なんて、国なんて、他の奴らなんて、どうでもいい。

 彼女だけが、君だけが無事でさえあればいいんだ。

 その為なら、神が与えた俺への役目も、理だって放り出せる。

 そんなこと思ってしまう俺は、世界で一番勇者に相応しくないのだろうけれど。


 俺はすぐに仲間の魔術師の下へ駆けると、彼に頼んで彼女の無事を確かめてもらった。

 彼女がどこにいるかは分からないが、いるかいないか、そして、今の状態が分かるような魔法があるらしい。

 研究気質の魔術師は道具がそろっていないとぶつぶつと文句を言っていたが、簡易的にその魔法をやって見せた。

 彼女は今、生きていて、そして、状態の異常もないそうだ。

 俺はほっと息を吐いて、とりあえずは安心した。


 それからも、こまめに彼女の状態を確かめてもらった。

 俺は毎日でも確かめたかったが、魔術師やお姫様はいい顔をしなかったし、今は魔王との戦時中だ。

 魔力を無駄にするわけにはいかない。

 それに温存しておいて、早く魔王を殺してしまえば終わるんだ。

 そうしたら、彼女に会いに行けるし、彼女と一緒に毎日過ごせる。





 そうだ、魔王が全部悪いんだ。

 魔王が生まれたせいで、俺は勇者になってしまった。

 魔王のせいで、俺はあの村を出なければいけなくなった。

 魔王のせいで、彼女と別れなければいけなくなった。

 魔王のせいで、彼女は戦場に行ってしまった。

 すべて魔王が悪いんだ。

 一刻も早く、魔王を殺してしまわなければ。

 俺と彼女を引き裂いた魔王なんて、会いたくもないし、憎い存在だけれど、そいつを殺さないと彼女と会えないんだ。

 俺は勇者だから、仕方がない。





 最近、仲間たちは俺が笑わなくなった、と言うようになった。

 お姫様なんかは、泣いて、彼女は無事なのですから自分を押し殺さないで、と言う。

 でも、俺は別に自分を押し殺してなんかいない。

 ただ、彼女が目の前にいるわけでもないのに、感情を出す必要がないと思ったからだ。

 それに、彼女がいないのに心が動くわけがない。





 俺は早く魔王を殺すために、魔王の配下を切り捨てていった。

 奴らは魔王から作られただけあって、強かった。

 でも、邪魔な存在でしかない。

 配下が何人いるのか拷問をしようとしたけれど、奴らは力尽きると光になって砕けて散った。

 その光は輝いていて、幻想的で、彼女が見たら綺麗だと思うだろう。

 それが無性に腹が立って、忌々しくて、俺は奴らの息の根を止めたら、すぐに目を逸らすようになった。


 大魔術師、暗殺者、魔物使い。

 人型の奴らを殺すのに躊躇はなかった。

 ただ、ただ、早く終わらせたかった。










 本来は人の足で半年ほどで着く道のりを、俺たちは二年半の時間をかけて、やっと魔王城へ着いた。

 魔王城は黒い、と言う印象を与える立派な城だった。

 ただ、なぜか寂しげに見えた。


 魔王城に着くと、すぐに中から背の高い男が現れた。

 男は俺たちを見て、にっこりと笑うと言った。

 ようこそ、魔王城へ、と。

 その笑顔はこの場に似つかわないくらい爽やかで、俺たちは一瞬ここがどこだか忘れてしまった。


 しかし、直ぐに臨戦態勢に入って、攻撃を仕掛けてきたその男と剣を交えた。

 男は未来が分かってるかのように動いた。

 俺たちの行動を先回りし、そして、攻撃を繰り出してきた。

 今までで一番強いと確信できた。


 だが、俺たちはその男に勝った。

 男は俺たちから受けたたくさんの小さな傷のせいでだんだん血液が足りなくなったのだと思う。


 男は消える予兆である光に包まれながら、俺に言った。

 勇者の少年、未来は一つではないよ、と。

 そして、なぜか、魔王様をよろしくと言われた。

 俺はよろしくと言われなくても憎らしい魔王なんか切り捨ててやるのに。


 男は呆気なく消えていった。

 俺はその光があまりにも寂しげで、男は憎い魔王の配下で、敵であるはずなのに、俺も少しだけ悲しくなって、男だった光が消えるまでその場所から目を逸らせなかった。





 仲間は男と戦ったせいで、げんなりしていた。

 一番体力がある戦士でさえ息が上がっていた。

 魔王は男より強いだろう。

 六人がかりでも魔王が殺せるのか心配になる。

 いや、なんとしてでも殺してみせる。


 俺たちは少しの休憩をとることにした。

 まだ魔王の配下がいないとは限らない。

 今は敵の陣地の真っただ中だ。

 気を抜くことは出来なかった。


 癒術士のお姫様がみんなを癒す。

 俺は勇者の力のお陰で魔力に余裕があるうちは勝手に回復するからお姫様の癒しは断った。

 それに、お姫様の癒しは好きじゃない。

 彼女のより効果はあるのだろうけど、でも、俺にとっては彼女の癒しは他の何よりも効いた。

 俺は彼女がつくるあの淡い緑の光が大好きだった。

 お姫様の光は淡い白い光で、綺麗だけれど、それだけで、彼女を思い出させるだけだった。



 少しの休息をとると、俺たちはすぐに魔王城へと足を踏み入れた。

 俺が彼女と別れてから、もう、三年が経っていた。



 三年の時を経て、やっとの思いで着いたはずなのに、魔王城の中は誰もいなくて、掃除は行き届いているけれど、寂れた印象のある城だった。

 俺たちはすぐに謁見の間――玉座のある部屋まで着いた。

 それまでの道では恐ろしいほど誰とも会わなかった。


 その部屋にはただ一人しかいなかった。

 玉座に座る魔王と思わしき奴がいただけだった。

 そいつは白い仮面をつけ、シンプルな黒いドレスと黒いマントを身にまとっていた。

 俺はそこで初めて魔王が女だったと知った。


 魔王は言った。

 待っていたわ、と。


 その声は仮面の奥から笑っているのが分かって、俺はそいつがこの上なく憎らしくなって、きつく睨んだ。


 そして、俺は言った。

 お前とは会いたくもなかった、と。


 俺は魔王なんかと会いたくなかった。

 こいつのせいですべてめちゃくちゃになったんだ。

 彼女と過ごせるはずだった三年間も、俺にとってはどうでもいいが近隣の村々も、すべて。

 そんな元凶と会いたくもなかった。

 一生関わらないで過ごしたかった。

 でも、彼女は勇者になった俺にそれを許さないだろうから、お前を殺す。



 魔王が立ち上がると、直ぐに戦闘が始まった。

 魔王は強かった。

 俺たち六人が頑張って攻撃しようとしているのに、奴は紙一重でよけて、そして、凄まじい魔法を放ってきた。

 さっきの男なんて比べ物にならないくらい強くて、でも、俺には倒す事しか頭になくて、必死になって魔王と剣を、魔法を交えた。


 最初は俺たちが押されていた。

 だが、俺たちも三年間何もしなかったわけじゃない。

 一人である魔王に対して、騎士や戦士、槍使い、魔術師、そして、癒術士のお姫様と連携を取って、何とか持ちこたえていく。

 そうして、どれだけの時がたったのかわからない。

 でも、いつの間にか魔王とは拮抗状態になった。

 魔王もさすがに魔力の限界が来たようで、魔法の威力も落ちていく。


 そして、魔王がさらした一瞬の隙。

 本当に一瞬だった。

 俺は、歯がこぼれた愛剣を手から落とし、腰に刺さった聖なる剣を抜くと、魔王の腹めがけて一突きした。

 魔王は剣と共に静かに倒れていった。


 勇者()たちは奮闘の末、魔王を倒すことができた。

 理通り、勇者()は魔王を倒した。

 俺は、これで彼女と一緒に幸せにあれると思って嬉しかった。

 早く彼女に会いに行けると思って嬉しかった。



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