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厄介者の憂鬱  作者: むつき
1学期
6/13

学院5

「先日話した計画に2点 不都合がある、ギャンブルの大口交渉と宣伝だ。


貴族との交渉については私もこれから入るつもりだが、宣伝については、思ったより生徒の賭け事への忌避感が強い。


そこを解決しなければ、計画事態が無くなってしまう、何か良い妙手は無いものだろうか?」


「あ、あの」

どもりながら喋る ケイメイ に気づいたのが、ビシャスだった。


「ケイメイさん 何か案があるのか?」


「す、少し考えがある。 ゴシップ話と組み合わせて、賭け事の話を広める」


ビシャスは眉間を寄せながら、疑問を口にした。

「どうやって?」


「が、画面見てほしい」


すかさず、クトウが2人へ

「ケイメイが案を作ったので見てほしい と言ってます。」


「クトウ お前 ケイメイのあの説明で そこまで理解できるのか?」

「スティク 突っ込むところはそこでは無いだろう」


「うっ そうだな」

ビシャスに正論で突かれ、釈然としないが


「じゃ ケイメイさん 見せてくれ」

ビシャスの言葉で画面が照射され クトウが説明してゆく


説明では、入学当初に少し広まった、スティクとビシャスの同性愛の話を膨らませ、

同性愛が許されている星への逃亡資金を稼ぐため、2人で今回の賭け事を企画したという話にすればまず この手の噂が好きな女性へ広まり女性から男性へ広まり、3週間程度で全校に噂が広がるというシュミュレーションだった。


ケイメイの案をクトウの説明で、画像を見終わったとき スティク・ビシャスの両名は嫌そうな顔で普段揃わない声を揃えて


「ケイメイさん『ケイメイ』 意外と えげつないな」

一言 放った。


後日、ビシャスとスティク達は、ケイメイから、うまく噂話を広めれるという人物を紹介された。

「面白いことをしてると こいつから耳に挟んだんでね」


なれなれしくケイメイを引き連れ、話してくる男に


男の顔を見るなり、ビシャスは

「上級生でも、人に迷惑をかける奴は目障りだ 消えろ」


「あぁーそうですか 偉い殿下は言うことも違うね しかも、話も聞かせず消えろってか! あぁ」


「先輩の話は風紀委員会で色々聞いてる 黙って消えろ」


「消してみろよ この 『偽王子』 が!」


止める間もなく ビシャスは連れてきた男に掴みかかった瞬間

「うっ」と短く呻き、うずくまったビシャス


スティクもケイメイも、ただ唖然とうずくまったビシャスを見ていた。


男は、みぞおちを抱えたビシャスへ

「けっ 殿下か何か知らねえが 口ほどでもねえ この『偽王子』が、俺に勝てるなんざ 10年 早ええよ」


「けったくそ悪い  おい ケイメイ 俺は帰るぞ」

と言って帰ろうとしたが、


「決闘だ!」

ビシャスの憤怒の言葉に


「ああ いいぜ 決闘、受けてやるぜ 偽王子様」

と茶化す男


ケイメイは状態を飲み込めず”オロオロ”しながら争いを収めるよう男を必死に説得していた。


血が繋がってなくても、兄弟の行動は似るんだなと変な所に関心をしながら

「ビシャス やめとけ ヒーローならルールーを守るもんだろうが、それに下手すれば怪我だけでは済まないぞ!」


「黙れ スティク! これほどの恥辱久しぶりに受けた。」


「ビシャス気持ちは解るが、個人の決闘は法律で禁止されてるんだぞ 」


「お前には この気持ち わからん!」


怒りの収まらないビシャスを何とか止めようとするが、目を見て諦めた

「はあ… しかたないビシャス、決闘の立会人は俺に一任してくれないか?」

誰にも聞こえないように、一言ビシャスへ話すと


「…ああ」


男の顔を睨み付けながら言葉少なにスティクへ返す。


男を必死に説得しようとしている ケイメイの元へ行き。


「先輩 まず名前を教えてもらえませんか?」

「名前だ」


「ええ 『試合』の立ち合人としての権利を私が引き受けましたので両名お名前を記憶し、儀礼に沿った

『試合』を用意させて頂きます。」


「お前耳が悪いのか? アイツは 『決闘』 を申し込んできたんだぞ」


スティクは、必死に執事の物言いを真似て、ライを抑え込む

「ビシャス殿下は、今激昂して 言葉を 言い間違えています。

貴方が、これ以上、騒ぎを大きくしようとなされば、楽しい学生が過ごせなくなると思いますが どうでしょうか?」


スティクの目論見では、ビシャスの王族カードをチラつかせて この騒ぎをウヤムヤに収めるつもりが、男は 別段、言葉の脅しに動揺した風もなく 


「けっ! それなら、しかたねえな」


左手を胸に当て

「C.ライの名誉を掲げて」


決闘の方式に則った作法で試合を受けた。


考えてなかった。

ライが正式な作法で決闘を受ける行動に、王族の権力をチラつかせることで、何の理由も無く ライはこの場を引くと考えていたのだ。


スティクの心の動揺は隠しきれなかった。

とにかく今は、目につくこの場を 早く納めようとライの言葉を待たずに


「宣誓 ありがとうございます。 それでは『試合』は、1週間後を目途に

こちらから連絡させて頂いて宜しいですか?」


何時もの悪い癖で、騒ぎを早く納めようと動揺していたスティクはもう、ライの敵では無かった。


「決闘か試合か知らねえが、作法を知らねえのか?

決闘方法を決めるのは、俺だろうが」


何も言えなかった ライはスティクに畳みかける様に


「試合は、明日の午後 授業終了後の体育館で 18:00 

決闘の道具は俺の得意な デュアルライトセーバ(剣)で頼むぜ」


「おい 黙ってちゃ解らねえだろうが! 返事くらいしろ」

ライのせっつくような言葉に


「了解 しました。 それでは明日までに準備させて頂きますので、宜しくお願いします。」


「なにが 宜しくお願いしますだ そっちから喧嘩を吹っかけてきたくせによ、 おい 『偽王子』 その、整った顔ボッコボッコにしてやるから覚悟しとけよ」


スティクは、振り向いてビシャスを見たが、取り巻きと、いつのまにかビシャスの傍にいたケイメイ達によって、羽交い絞めにされていた。


ビシャスの決闘発言は、法律で禁じられている行為だ

これ以上問題を起こせば、ビシャス自身ただでは済まない。


ビシャスを数人掛かりで必死になって停めている取り巻き連中の判断は、適格だなと、自分の手際の悪さに落ち込みながらビシャスを見ると


ビシャスは ライをから視線を外さず

「言葉の代償 明日の決闘で受けてもらうぞ!」

イラついた声でライを睨み付けた。


「おお猛獣は怖いね おいケイメイ 俺が退治するまで、その”偽王子”折りに閉じ込めとけよ」

と言って去っていった。


周りの野次馬も今ではかなり増えており、野次馬の誰かが講師に知らせたのだろう、講師が現れるまでには、ライは現場を去っていた。


担任講師から、こっぴどく怒られた後、ビシャスとスティクは学院長に呼び出され 院長室に来ていた。


退役軍人の学院長は、ビシャスの説明を聞くと

「学院での決闘は禁止されている」

と一言だけ言うと 後は、納得しないビシャスが決闘の許可を再三求めている。


横で聞いていると 言葉は変わっているもののビシャスは同じことを繰り返しているだけだった。


この学院で講師に対して、生徒の反論は許されるものでは無い、ましてや学院長なのだ。


しかも、決闘行為は法律で禁止されているのだから、どう転んでも許されるわけは無い、


そんな単純なことに、怒りで我を忘れているビシャスは気づけないか、もしくは 気づかない振りをしての反論なのか?


この、ビシャスの我儘な振る舞いを続けている中、一番不自然に感じるのは学院長の態度だ。


学院長も、そんなビシャスの話など聞かず一方的に結論をつけてしまえば、生徒2人など即座に退出させてることもできるずなのだが、岩の様な腕を組んで椅子に座ってビシャスの話を黙って聞いている。


『何故だろう』


自分の先ほどの情けないほどの不甲斐なさを、心に抱えたまま 

目の前の、自分の心に正直に進もうと、もがいている 大がつくほど馬鹿正直な『ハリセンヒーロー』を、もう一度フォローするため、強引に ビシャスの話へ割って入った。


直立不動のまま

「学院長 ライ先輩と ビシャスの試合をさせていただけませんか?」


「ん?」

と言う感じで、学院長はビシャスの言葉を目で沈黙させ、スティクに話を続ける様にほどこす。


「殺傷出力を最小に絞ったデュアルライトセーバ(剣)で、ライ先輩より剣の手ほどきを受けたいと、ビシャスは申しております。」


スティクの言葉に 初めて反応した学院長は

「ビシャス君 スティク君の言葉で合っているのか?」


ビシャスは、スティクと同じように直立で

「違います! 俺は あの男に決闘を申し込みました。」

己の信念を曲げずに叫んだ一言は、スティクの軽い思惑など一撃で粉砕した。


こうなっては、言いつくろうことも出来ず スティク自身が何を言っていいのか解らず、パニックになり始めた。


そんなとき、学院長はビシャスへ

「貴様が 決闘をしたいという理由はなんだ 言ってみろ」


「はい! 上級生に 誇りを傷つけられたからです。!」


「その 誇りとは 何だ」


「正義です!」 


スティクは、堂々と言い切った。

この場でも己を曲げないビシャスに尊敬するが、学院長は違ったようで


「これから先の事を本気で考えるなら そんな役にも立たない正義など クソと一緒に便所にでも流してしまえ」


ビシャスの目がギラツキ始めるが、学院長は淡々と


「決闘は許さん しかし、そのお前の薄っぺらい正義とやらを賭けて、上級生と試合することは、許可する」 


「そこの横の」

スティクが「はい!」と返事をすると 


「試合する場所などは、担任講師に伝えておけ 解ったな」

「わかりました。」


「これ以上の公論は許さん 退出せい」

納得できない、ビシャスも結論が出た以上は反論することができず


「ありがとうございました。」

2人で礼をして 学院長室から出る。


学院長室からでると案の定、ビシャスは、スティクの胸ぐらを掴み

「試合だと 俺は『決闘』と言ったんだ さっきみたいな中途半端なことで場をかき乱しやがって、いいかげんにしろよ!」


「何だと あのまま同じことを繰り返して何もできなくなるよりましだろうが! お前の我儘に付き合ってられるか! その空っぽの頭で考えてみろ!」


スティクは突然、左頬にビシャスの拳を喰らった。


辛うじてビシャスの不意の一撃耐えたスティクが、


「この 王族育ちの甘ちゃんヒーローが!」


体術の授業で覚えた技で ビシャスの足を掴みかかる


スティクもビシャスには思うところがあるのだ!、何事にも己を貫くビシャスに嫉妬や妬みも消えたわけでは無いのだ! 我慢してただけで、その我慢も限界にきて、ビシャスの足を掴んで転がすと馬乗りになって、


「お前の 我儘に振り回される身になってみろ!」


ビシャスの顔面に渾身の力を入れて拳を数発打ち込んだ

ビシャスを数発殴った瞬間体制を崩すと こんどは、ビシャスの頭がスティクの顎に決まって後ろに転がされると、


「いつも ぐちぐち言ってんじゃないぞ、何か有ったら すぐ逃げる マザコン 泣き虫が!」


お互い思うまま罵詈雑言を放ち、ただの殴り合いが始まった。


お互い顔が腫れあがっても、次の拳を繰り出そうとした瞬間、突然学院長の顔が目の前に現れ、顔面に重い衝撃を受け気を失った。



外の喧噪に、眠りを覚まされると、


「起きたか」


学院長室から出て数時間しか経っていないと思うが、久しぶりに感じる ビシャスの声だった。


「ああ… 起きた」

「スティク 今回も、俺の勝ちだな」


「何が 今回も俺の勝ちだ 私は学院長に負けたんだ お前はどうだったんだ」


「俺も同じさ お前が学院長に吹っ飛ばされた後、一瞬で近づいてきたと思ったら顔面に一発もらって 気づいたらここだった」


「痛いな」

「ああ 本当に痛たいよ」



2人ともベットの上で、最後は涙声になって 黙って泣いた。



「俺とやる前に 顔腫らして いきなり負け確定かよ」


ビシャスは 「ハンデだ」と一言返すと


「顔を腫らしながら言うセリフじゃねえな」

とライ


昨日の殴り合いから、いつもの大らかなビシャスに戻っていたが、

今のビシャスではライに勝てない気がしていた。


最初から心理戦で翻弄され、それだけでは無い何かが ライにはあると感じる。


それに、家族を助ける為必死に、現状を打開しようとしている、ケイメイが連れてきたのだ。

ビシャスの様に第一印象から舐めていてはいけないのだ。 


会った当初から、ライ先輩の喧嘩腰の言動、私達の事をケイメイから知らされているはずなのに、しかも世の中には余り知られていないビシャスの気にしている蔭口を利用してまで、ビシャスを激昂させたのだ。


ライ先輩の事が解らないままビシャスを試合に挑ませるのもまずいと、ケイメイにライ先輩の事を聞こうとしたが、昨日は医務室から出ることができず 

今日は授業や試合の段取り 腫らした顔の原因をクトウに問い詰められたりと、ケイメイに会うタイミングが掴めないまま時間が過ぎてしまった。


ライ先輩の事が解らないまま、その辺の事情を話そうとしても、ビシャスは取り合わず

「スティク 今回は あの上級生を 何も考えず張り倒しにいく」


ビシャスは、腫らした顔に怖い笑顔浮かべ、ライ先輩が立つ体育館中央に向った。


スティクも腫らした顔で、ビシャスの後を続き、体育館を埋め尽くす野次馬の視線を感じながら 用意したデュアルライトセーバ(剣)を2人へ渡した


2人とも、手渡されたデュアルライトセーバ(剣)を起動すると

ビシャスには鍔から長さ1メートル程の淡い赤色の尖形状の刀身が、ライには淡い青色の尖形状の刀身が生成されビシャスとライ両者の目が合う


「試合を始めさせて頂きますが 問題ありませんか?」

スティクは最終確認する。


「問題ない」ビシャスが言った後、ライ先輩が


「『偽王』 アンタの デュアルライトセーバ(剣)と交換してくれねえか? 赤色は俺のラッキーカラーだからよ」

ビシャスの顔に怒りが現れたが、デュアルライトセーバ(剣)を、何も考えずに ライへ渡した。


その行為に 『お前は ばかか!』『この大ばか者!』 

スティクは心の中で、本当に ビシャスの頭の中には花畑が咲いていると確信した。

審判であるスティクは決闘の儀式で公正に行うことを、二人の前で宣言しており、決闘を見守る立場になっている。


審判は、何があっても口を噤み 決闘を見守るという暗黙のルールがあるが、あからさまなインチキに思えるライの行為に、ルール違反を破って、口にしようとした…


「さ やるか?」

ライの言葉で、スティクの動きを封殺された。


ライの言葉にスティクは歯噛みした。インチキを追及するタイミングを完全に失った。


昨日の駆け引きでも負け、今から始まる初戦で立ち回りでもライの策に負けたスティクは、

この試合結果の予想がついてしまい、後悔しながら、言葉を発す


「では両者 ネレイドの神に誓い 試合開始」


開始と同時にライは、デュアルライトセーバ(剣)を起動してビシャスに向い、

ビシャスは後ろに跳び体制を整えようとデュアルライトセーバ(剣)を起動するが、

淡い光の刀身は現れず、焦ったビシャスに

ライは躊躇い無くライトセーバーを振り抜いた。


ビシャスの決闘は、何の見せ場も無いまま、ビシャスの敗北で幕は閉じた。



殺傷能力が低くても当り所が悪ければ気絶する首を、デュアルライトセーバーで正確に振り切られたのだ

ビシャスは、気を失い医務室へ運ばれていくと 野次馬も居なくなり。


「俺の圧倒的な勝利だな」スティクに向けた言葉に

「ライ先輩 ビシャスへさっきの様な イカサマをすれば」


「解ってるよ しかし、今年の下級生は 怖いねー

言っとくが、さっきみたいな真似は今後殿下には出来ねえし、昨日みたいな言葉は、言わねえよ  頭の悪い俺らでも、格の違いは 解るんでな」


「そうですか、安心しました。 ビシャスは先輩を嫌うでしょうが、私は先輩みたいな 人 嫌いじゃないですよ 今後、お願い事が色々、出てきますし」


「け、男に言われても気持ち悪いだけだ」


「まず、先輩にお願いしたいことがあるんですが、お願いできますか?」


「何言ってやがる もうお前たちの、初めの依頼はこなしただろうが」

「え」

「掛け金手数料の中から5%もらうぞ しっかり準備しておけよ 『後輩』」

そう言って、手をヒラヒラさせながら ライは去っていた。



ライの去りゆく背中を目で追い

「まったく ケイメイも変な人を紹介してくれたな」

後ろから クトウと申し訳なさそうな顔をしたケイメイが、近づいてくると


「に、入学当時 苛められてた おれを助けてくれたり 色々教えてもらった。」


「そうなのか 本当に、人は見かけによらないもんだな」


「しかし、あれだけで 5%も持っていかれるのか 守銭奴だな」


するとクトウが、

「いいんじゃないでしょうか? 殿下とスティク様が同性愛者にならなくて済むようにしてもらいましたから」


「何か その言葉は釈然としないが インチキで負けても 負けは負けということだろうな」


「ええ」

「負け方にも 色いろあるんだな」

2人からの返事は無かった。


インチキな手で負けた彼らだが、ライの勝ちを求める貪欲さに、スティクは共感するものを感じる


「さあ あれだけ偉そうに言って 惨めに負けた ビシャスの大きな図体が、どれだけ小さくなっているか見に行ってやるか」


「はい」

と言う2人の返事と共に、最近 頻繁に利用することになった医務室へ向かった。



後日、ライが広めた噂の1つに ライとビシャスがスティクを巡って決闘をしたことになっており

禁じられた恋に頬を染めた一部のBLファンの掛け金も、大きく利益につながったことを記載しておく。

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