5章
恋学5章です。
第5章 魔王の娘
魔王城への侵入作戦の日。
俺たちは、エリザベート、ルナ、アリシア、フェリス、セレス、そしてシルフィエル先生と共に魔王城に向かった。
城の最深部、玉座の前に立つと――
「よく来たわね、勇者」
現れたのは、黒いドレスを纏った、妖艶な美女。でもどこか若々しい。
「私は魔王の娘、リリス。父は今不在だけど、あなたたちの相手は私がするわ」
リリスが魔法を放つ。みんなで戦うが、彼女は強い!
「くっ……」
俺が倒れそうになった時――
【緊急選択肢】A: リリスに攻撃するB: リリスと話をするC: みんなを守るために前に出る
Bを選んだ。
「待って! 戦いたくない!」
「え……?」
リリスが動きを止める。
「なぜ、魔王は世界を滅ぼそうとするの? 君は、本当にそれを望んでるの?」
「それは……」
リリスが迷う表情を見せた。
「私は……父の命令だから……でも……」
その時、リリスの目から涙が零れた。
「本当は、誰も傷つけたくない! でも、父を裏切れない! 私、どうすれば……」
泣き崩れるリリス。
俺は彼女に近づき、手を差し伸べた。
「なら、俺たちと一緒に来て。一緒に、平和な世界を作ろう」
「え……でも、私は魔王の娘よ? あなたたちの敵なのに……」
「関係ないよ。リリスは、リリスだ」
その言葉に、リリスが驚いて、それから微笑んだ。
「あなた、変わってるわね。勇者のくせに……ふふ」
こうして、リリスも仲間になった。
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