4章
恋学4章です。
第4章 聖女の涙
ある日、学園に一人の少女が訪れた。
白い法衣を纏い、優しい笑顔を浮かべる、金髪の美少女。
「皆さん、初めまして。私は聖都から来た聖女見習い、セレスティアと申します」
全生徒が集められた講堂で、彼女が挨拶する。
「この度、勇者様の支援のため、こちらに派遣されました。よろしくお願いいたします」
セレスティアが俺を見て、微笑んだ。
その後、個別に話をすることに。
「桜井様、お初にお目にかかります」
「あ、蒼太でいいよ。敬語も使わなくていいし」
「で、でも……」
「俺たち、同い年でしょ? 仲間なんだから」
そう言うと、セレスティアが驚いた顔をして、それから柔らかく笑った。
「ありがとう、蒼太さん。では、私のこともセレスって呼んでください」
それから、セレスと一緒に行動することが増えた。
彼女は回復魔法が得意で、いつも俺たちをサポートしてくれる。
ある夜、月が綺麗な庭で、セレスと二人きりになった。
「セレス、いつも助けてくれてありがとう」
「いえ、これが私の役目ですから……」
「でも、セレス自身は大丈夫? 無理してない?」
そう尋ねると、セレスが少し驚いた顔をした。
「……蒼太さんは、優しいんですね」
「え?」
「聖女は、いつも笑顔でいなければいけない。誰かの支えにならなければいけない。でも……」
セレスの目に涙が浮かぶ。
「私も、怖いんです。魔王と戦うのが。でも、それを言っちゃいけない。聖女だから……」
「セレス……」
俺は彼女の手を握った。
「いいんだよ、怖がっても。聖女である前に、セレスは一人の女の子なんだから」
「蒼太さん……」
セレスが俺の胸で泣いた。
その夜、俺は決めた。セレスも、みんなも、絶対に守るって。
【選択肢】A: 「俺が守るから」と約束するB: 黙って抱きしめるC: 「一緒に頑張ろう」と励ます
Cを選ぶと、セレスが涙を拭いて笑顔になった。
「はい! 一緒に、頑張りましょう!」
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