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3章

恋学2 3章です。

第3章 獣人族の少女

学園生活にも慣れてきた頃。

森で魔物退治の実習があった。

「みんな、グループで行動してね」

シルフィエル先生の指示で、俺はルナ、エリザベート、アリシアと同じグループに。

森の奥に進むと、突然魔物の群れが現れた!

「きゃあ!」

アリシアが悲鳴を上げる。

「くっ、こんなに多いなんて!」

エリザベートが魔法を放つが、数が多すぎる。

【選択肢】A: 「みんな、下がって! 俺が囮になる!」B: 「一緒に戦おう!」と協力を呼びかけるC: 「逃げよう!」と撤退を提案

Aを選んで前に出た瞬間――

ガオオオッ!

魔物の爪が俺を襲う。やばい、避けられない!

その時――

キィンッ!

誰かが魔物を切り裂いた。

「大丈夫か、人間!」

現れたのは、獣耳と尻尾を持った少女。オレンジ色の髪に、野性的な瞳。

「あなたは……獣人族の!」

エリザベートが驚く。

「フェリスって言うんだ! たまたま通りかかったんだけど、助けが必要そうだったから!」

フェリスが笑顔で俺の手を取る。その手、あったかい。

「ありがとう、フェリス」

「ふふん、お礼なんていいよ! それより、あんた面白そうだね!」

尻尾をぶんぶん振るフェリス。無邪気で可愛い。

魔物を全て倒した後、フェリスが俺の匂いを嗅いだ。

「んんっ……あんた、いい匂いする! 獣人の本能が『この人についていけ』って言ってる!」

「え、それって……」

「つまり、あんたは私の運命の(つがい)かもしれないってこと!」

「ばっ、番!?」

顔を真っ赤にする俺。周りのみんなも驚いている。

「ちょ、ちょっと待って! 番って、それは……」とエリザベート。

「獣人族の伝統では、運命の番は一生添い遂げるものなんですよ」とルナが解説。

「じゃあ、お兄ちゃん、フェリスさんと結婚!?」とアリシア。

「お、お兄ちゃんって、俺そんな呼ばれ方……」

「だってお姉様の大切な人だから、私にとってもお兄ちゃんでしょ?」

アリシアが無邪気に笑う。

【選択肢】A: 「番とか、まだ早い!」と否定するB: 「フェリス、とりあえず友達から」と提案C: 「え、えっと……嬉しい」と照れる

Bを選ぶと、フェリスが少し残念そうな顔をしたけど、すぐに笑顔になった。

「そっか! じゃあまず友達だね! よろしく、蒼太!」

下の名前で呼ばれて、心臓がドキドキする。

その日から、フェリスも学園に通うことになった。

読んで頂きありがとうございます。

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