今更の衝撃!! 小説サイトに掲載しているんだから『読まれる』のは慣れているけど、『音読』されるのと『黙読』されるのではかなり違いを感じる
頼庵のエッセイにお立ち寄りくださった皆様、お久しぶりの方も初見さんもいらっしゃると思いますが、貴重な時間を頂きありがとうございます。
本日のテーマはですね、エッセイタイトルにもある通り、『黙読』と『音読』で感じた違いですね。いや当たり前に静かに読むか声に出して読むかの違いというわけではなく、これは自分で読む時というよりも、自分の作品を『読んでもらった』からこそ感じた――という事になるのかな? 今回はその事についてお話ししていきたいともいます。
お時間がございましたらお付き合いの程を。
さて、前振りにも有りました通り、今回のエッセイの内容はですね、『黙読』『音読』による違いという事なんですけど、こういう小説掲載サイトに作品を掲載されている方の中に、いったいどれほどの方が『目の前で』しかも『自分の書いた作品』を『読んで頂く』という経験をなさっているでしょうか?
まず、そもそも自分が小説などを書いているという事を、周囲の方々に明言されていらっしゃる方の方が少ないかな?
あ、もちろんですね、こういう執筆業で生業として活動されている方々は、周囲の近しい方々にはそれとなくお話をしているということが有ると思いますけど、ここで私が言う『書いている』というのは、あくまでも素人的にとか、趣味的にという事です。
趣味を公にするってけっこうハードル高いですよね。ましてやあまりメジャーでないものを好んでいたりすると尚更言いにくい‥‥。
だからこそ、自分が書いているなんて言えないという方が多いかと思います。なのでもちろん自分が書いた作品を『読んでもらう』なんて事をしている方は少ないんじゃないかな? と予想しているんですけど、中にはですね掲載する前の評価として先に読んでもらっているという方がおられるのも知っているので、すべての方がというわけじゃないのは理解しております。
話しを戻しますね。
小説に限らずですけど、エッセイでもいいですし、詩などでもそうですが、こういう小説サイトに掲載する時は『読んでもらう』事になるんですけど、それって『黙読』になりますよね。
もしかしたらですが、読んでくださっている方が声を出して読んでおられるなんて事があるかもしれませんけど、実際にソレを書いた本人が聞く事は出来ないでしょうから、まぁ『黙読されている』と言っていいんじゃないかなと思うんです。
読んで頂いた作品に対して、感想であったりレビューであったりという反応が有ってようやく、自分の作品に関しての評価かというか、自分以外に他の方が読んだ後に受ける思いなどを知ることが出来るといった感じですよね。
これはこれで嬉しいですよね。わかります。私もそうですから。
でも、今回お話をしようと思っているのはですね、『音読』された自分の作品を『直に聞いた』時に感じたことと、音読してくれた方々が、作品を読んでどのように感じて頂いたのかを、直に知ることが出来たという喜びと言いますか、なんと表現すればいいんでしょうか……。新しい感覚を知ったとでも言いますかね。
これってなかなか無いですよね。だいたいは読んで頂くとしても黙読になるでしょうから。
私はですね、幸運にもですがこの『読んでもらう』『音読してもらう』という事が、WEB声優さん方にしていただけるという機会を頂けまして、この度YouTube上で『声劇』という形で、リアルタイムで鑑賞することが出来ました。(※後書きに詳細は載せておきますね)
自分が書いた作品を読んで頂けるだけでも感動なのに、それが役として登場人物などをしっかりと演じてくださることまず感動!! 更に黙読するだけでは分からない様な、セリフに込めたり、感情文に込める思いだったりが、演じてくださる方々を通して凄く感じることが出来ました。
書いている時、書いていた時には気が付かない所にも、細かな配慮を感じまして、凄く感動しました。
なんといいますか、自分で執筆していた時には、全く気にしていなかったんですけど、作品が進むテンポというか、時間の流れが、読んでくださる事で感じることが出来たんですよね。
作品が演じられた後になるんですけど、その演じられた方々による『作品の感想』を、お一方ずつお話しくださって、演じる時に感じていた事や、作品の何処が楽しいとか、仰るのを直に『人の声』として聞くことが出来て、凄くいい経験をさせて頂いているなと感じました。
何が凄いって!! この読んでくださったモノというか作品というか、アーカイブとして残るので何度も観ることが出来るんですよ!! もう最高ですよね!! 何度も感動できる!!
こほん……。
取り乱しましたすみません……。
今回は、偶然と勘違いとが重ね合わさりましてこういった貴重な体験をすることが出来ました。
声に出さずに読まれる『黙読』と、声に出して読んで頂く『音読』。
今回は形態が違うので一概にはどちらが――とはいえませんが、どちらも楽しい時間を過ごして欲しいという思いは変わらないので、これからも楽しい作品や、面白いと言っていただけるような作品を世に出していけたらいいなと思います。
今回のお話はここまで。
お読み頂いた皆様に感謝を!!
貴重な体験をすることが出来ましたぁ。自分の作品が読まれることにもうすでに抵抗は無くなっているとはいえ、直に読んで頂いている所を聞く事、みる事ってなかなか無いと思いますから、本当に楽しかったですし、一緒に参加している感じが出来て本当に良かったです。
何度でもこういう体験はしてみたいものですね。
※今回お世話になったYouTubeチャンネルはコチラ ↓
『儷音チャンネル』
https://www.youtube.com/@vtuber_rein
出演者はコチラ ↓
前野姫香役 : 儷音 様
河合伊那役 : 千堂優 様
河合相馬役 : まつりぴ 様
賑やかし女子高生役 : 雪刀玻璃華 様
コメント欄には私も書き込みしてます。(*^▽^*)