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第5話 全てのきっかけ

安西「...千賀を殺したようね」

榊原「あぁ」

安西「あんたに一つ残念なお知らせ。警察にあなたの犯行がバレたよ」

榊原「なっ!」

安西「多分、あんたを捕まえるのは時間の問題になると思うわ。さて、どうしましょう」

榊原「....」

安西「まあ、流石のあんたでも警察の対応は無理でしょうね。だから、ここは私に任せて」

榊原「?」


次の日、学校には警察が来た。しかし、先生と生徒会長の安西が対応しただけで警察はすぐに帰ってしまったのだ。

安西「ね?」

榊原「ね?って...何をしたんだよ」

安西「簡単よ、わいろよ」

榊原「わいろ?!」

安西「私ね、一応警察と繋がってて、私が榊原を監視するから手を出すなってわいろを渡したのよ。」

榊原「そ、そんなことだけで信用させたのか?!」

安西「私、これでも権力はあるほうなので。この国の制度って怖いでしょ?」

榊原「お前だけは敵に回さなくて良かったと思ってるよ」

安西「それで、次は誰をやるわけ?」

榊原「あぁ、それについてだけど、俺が最も恨んだ奴をやろうと思う。俺が、殺し屋になるきっかけを与えた人間...。」

安西「そんな人がいるのね。誰なの?」

榊原「大島(おおしま) 照之(てるゆき)。」

安西「大島 照之...?そんな生徒いたっけ?」

榊原「生徒じゃねぇよ」

安西「大島ってまさか、大島先生のこと?!」

榊原「あぁ」

安西「いや、まってよ...大島先生は普通に良い体育の先生だったじゃない。なんだったらあなたのことも毎日心配してくれたじゃない。」

榊原「俺も最初はそうだった。あの事件を目にするまでは...」

安西「あの事件?」

榊原「悪い、そろそろ次の授業がある」

安西「あっ、ちょっと!」


この日の授業は体育があった。

大島「よぉし!お前ら、今日はリレーだぞ」

榊原「(めんどくさ)」

榊原は体育の授業をそれなりに参加して、終わらせた。

榊原「昔の俺の体力ならばててたな」

大島「榊原!今日のリレーは良かったぞ!」

榊原「...どうも」

大島「最近はどうだ?いじめられていたら先生に言うんだぞ!」

榊原「...」

大島「飯田....千賀....生徒が次々と殺されているが俺は負けないぞ!」

榊原「...」

大島「よし!じゃあな、榊原!」

大島は行ってしまった。

?「大島先生、張りきっているよね」

榊原「っ!!!」

聞き覚えのある声だった。いや、忘れるわけがなかった。

榊原「....鶴岡(つるおか) 洋子(ようこ)

鶴岡「こんにちは、榊原くん」

大島「.....」

続く

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