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詩歌集

星砂の砂時計

作者: 砂川 大斗


さらり


さらり


手のひらの上で


砂時計が時を刻む


星の形をした砂


星砂の砂時計


金色と銀色の小さな星つぶが


砂時計のくびれた所を


さらり


さらり


ゆっくりと零れていく


零れ終えたら


またひっくり返して


さらり


さらり


キラキラとした星つぶが


また下へと零れていく


手のひらに乗せながら


くるくると砂時計を回す


零れてはひっくり返して


また零れ終えたらひっくり返して


キラキラとした星つぶが


くるりくるくるくる


器の中でちいさく煌めく


星砂の砂時計が


ゆるやかな時を刻む…






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― 新着の感想 ―
[良い点] 砂時計って見ていて飽きないですよね。 星の形をした砂。 まるで銀河のようです。 (^-^)
2023/03/30 18:38 退会済み
管理
[良い点] とっても素敵でした! 砂時計、綺麗ですよね(*’∀’人) 読ませていただきありがとうございました♪
2023/03/30 07:01 退会済み
管理
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