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シーン60 次元の壁を切り裂いて

 シーン60 次元の壁を切り裂いて


 このままでは避けきれない。


 幾らシュミットに自己回復能力があったって、あの一撃をまともにくらったら、ただじゃすまない。

 仮に機体が無事だったとしても、アタシ達パイロットはどうなってしまうだろう。

 よくて全身骨折。

 悪けりゃ即死か。


 アタシはソードを薙ぎ払って、自らのアイヴィーウィップを切り離した。

 後方へ全力でブースト。

 だけど、それでも回避は遅れた。

 悪魔の爪は〈アルラウネ〉のボディを掠め、装甲を軽々と引き裂いた。

 激しい衝撃とともに機体は弾き飛ばされ、そのまま、きりもみ状になって、地面にたたきつけられた。

 粉塵が舞い上がって、視界が曇った。

 いや、霞んだのはアタシの眼だ。

 思い切り、シートに頭を打ってしまった。


『追撃がくるよ! どうしたのラライさん! 逃げないと!!』


 ディーンの言葉は耳に入ったが、落下の衝撃はアタシの思考をも鈍らせていた。

 危険が迫っている事くらいはわかる。

 どうしようなく、焦りだけが募って、大量の汗が噴き出した。

 なのに。

 アタシの意思とは関係なく、痙攣し始めた腕には、力が入らなかった。

 悪魔の顔が、狂喜に歪んで見えた。


『くっそおー、こんな所でっ・・・』


 ディーンの悲鳴にも似た声だけが耳を打った。


 そうだよ、アタシだって、こんな所で・・・。

 死んで、・・・たまるか。


 アタシの脳裏に、彼の相貌がよぎった。

 涙がぶわっと溢れた。


 ちくしょう。

 アタシはこんなところで死ぬために、これまで頑張ってきたんじゃない。

 生き延びなきゃ。

 アタシは絶対に・・・。

 生きて宇宙に帰って、バロンに会うんだ。


 会いたかったよって、言ってもらって。

 よしよし、って、してもらうんだから。


 アタシは渾身の力で目を見開いた。

 敵はもう眼前まで迫っていた。


 駄目だ。

 体がまだいう事を聞かない。


 悪魔が両腕を振り上げ、渾身の力でその拳を叩き下ろしてきた。

 アタシは恐怖に凍り付いた。


『ってーい、やられるもんかー!?』×2

 アタシの叫びと、ディーンの叫びが、意図せずしてシンクロした。

 それが、予想を超えるパワーを生んだ。


 アタシは激しいGがかかるのを、全身で感じ取った。

 紙一重。

 まさにギリギリのところで、〈アルラウネ〉は出力を取り戻し、一撃を回避した。

 そのまま地面ギリギリを這うように飛ぶ。


 これは?

 そうか、ディーンだ。

 彼の力と、アタシの力が合わさって、アルラウネを突き動かしたんだ。

 そして、今は彼が操縦をしてくれている。


「ディーン、あなたなのね?」

 モニターの中で、彼は必死の形相で操縦桿を握りしめていた。


『ラライさん・・・、なんとかやってみたけど、機体を安定できない』

「ちょっと待って、もう少し」


 アタシは頭をぶるぶると降って、それから気合を入れるために自分の頬を数回叩いた。


「まだ、少し手足がしびれる感じするけど、大丈夫よ、操縦系統をこっちに返して」

『わかった・・・って、うわー!!』

 言ってる側から、ディーンは操縦をミスった。

 機体が地面に接触し、そのまま地面を転がる。


 アタシもディーンも、さっき以上に全身を打って悲鳴を上げた。


 あたたたた。

 痛いよお。

 だけど、まだ生きてるんだし、なんのこれしき・・・。


 アタシは操縦桿を握りしめ、アルラウネを立ち上がらせた。

 巨大な悪魔は、逃げたアタシ達を、激昂して追いかけてきた。

 これでは、逃げ切るのは無理らしい。

 なんとかして、倒す方法を考えなきゃ。


 アタシは立ち向かう決心をして、そして気付いた。


 ソードが消えかけている。

 パワーが、一気に落ちた。

 もしかして、ダメージを受けすぎて、実体化を維持できなくなってきているのか?


 アタシの焦りを無視して、悪魔はとどめを刺しに来た。

 咆哮をあげ、背に生えた黒い翼をいっぱいに開く。

 まあ、翼が飾りのワケは無いと思ったけど、それにしても、すごい飛行能力ね。

 あの高さから、アタシ達に襲い掛かるつもりか・・・。

 落下速度を計算して、回避できる確率を瞬時に導き出す。


 おっと、0.3%か。

 運任せレベルってやつね。

 いよいよ、万事休すかな。


 いや。


 アタシは唇をぺろりとなめた。


 0.03%の回避率でも、成功させればいいだけの話だ。

 たった一回の回避に、全てを賭けてやる。

 その次があるかどうかはわからないが、最後まで諦めるもんか。


 予兆もなく。悪魔は急降下した。

 咆哮をあげながら、さながらボディプレスのように、アタシの上に降ってくる。


 アタシは背中の花弁型ユニットの推進力を最大限に高めて、一気に離脱した。

 タイミングは、予測値を軽く上回る。

 これは、アタシのパイロットとしての勘だけが為せる業だった。


 目の前で大地が砕け、激震が世界を襲った。

 飛び散った岩石が、アルラウネのボディをシャワーのように打ちつけた。


 うん。

 ここまでは想定しなかった。


 防ぎようもなくボコボコに打ちつけられ、アタシ達は吹き飛ばされた。

 だけど、直撃は免れた。

 なんとかまだ、生きてるぞ。


 悪魔は驚くべき速さで体を起こした。

 忌々しげに首をかしげて、またしてもアタシを探している。

 なんて執拗な奴だ。

 さすがは悪魔・・・の格好をしているだけの事はある。


 それにしても、あいつを倒す方法はないのか。

 逃げてばっかりじゃ、結局ジリ貧になっちゃうぞ。


 せめて、もう一回、武器を実体化させないと・・・。


 悪魔は咆哮し、猛烈な勢いでダッシュを始めた。

 まったく、少しくらい時間をくれても良いじゃない。


 ・・・・!!!


 『ラライさん! 駄目だっ!!』

 悲痛な声で、ディーンが叫んだ。

 悪魔の接近スピードは、これまでをさらに上回っていた。


 今度こそ、躱せない。

 アタシは覚悟した。


 悪魔の爪が、アルラウネの頭上に迫った。

 激しい衝撃音が響いた。

 光が走って、モニターが一瞬、白くフラッシュした。

 アタシもディーンも、何が起こったのか分からなかった。

 死んだ、と思ったのに、痛みも衝撃も、何も起こらなかった。


 白くなったモニターが、徐々に回復していく。

 アタシの眼が、そこに映しだされた光景を見て、驚愕に見開いた。


 光が、アタシ達を包んでいた。

 これって・・・まさか?


 エネルギー放出式のバリヤー。

 レイフィールド?


 目を疑う。

 だけど、この輝きはそうとしか思えない。

 そして、このレイフィールドを発生させたのは・・・。


 ・・・!!


 巨大な黒騎士が、アタシ達を庇うようにして立っていた。

 勇壮にして、精悍な後ろ姿。

 そして、あの長剣と、見覚えのあるシルエット。

 ドゥのチェリオットだ。


「エイダっ!!」

 アタシは声に出して叫んでいた。


 見間違うはずがない、あれは、エイダの〈イナンナ〉だ。

 そうか、・・・やっと、エネルギーが回復したんだ!!

 だから彼女は、チェリオットを呼び寄せるために、一旦あの場所を離れたのか。


『どうやら、間に合った・・・ようだね』

 彼女の声が聞こえた。


「その声、やっぱりエイダね! 助かった~!!」

『安心するのはまだ早い、こいつを倒すには、この〈イナンナ〉でも至難の業だぞ』

「かなりのパワーよ、直撃を受けないようにしないと」

『こういう相手だと、飛び道具が欲しくなるな』

 エイダは自嘲めいた呟きを口にした。

 確かに。

 彼女の相棒、ザラの方のチェリオットなら、案外楽にこいつを倒せたかもしれない。

 だけど、そもそもエクスバスターの威力だと、こいつどころか、ヤソワの街全てを無にしてしまうおそれもある。


『とりあえず今のところはあたしが引きつける、お前は体勢を立て直せ! パワーが低下しているなら、お前の精神力でなんとかしろ、それがシュミットだ』

「簡単に言いますけどー」


 エイダの〈イナンナ〉は、悪魔の巨体を前に、交戦を開始した。

 素早く回避しながら、時折、鋭い一撃を加えていく。

 さすがはエイダだ、その勇猛果敢な戦い方は、頼もしいなんてもんじゃない。

 とはいえ、巨大な悪魔は、受けたダメージをものともせず、ますます猛りくるって、凶悪な一撃を繰り返すようになっていた。


『ラライさん、今のうちに』

「分かってる」


 アタシは気持ちを落ち着けて、再び操縦桿を握る手に力を込めた。

 まずは武器だ。

 目を閉じて、長剣のイメージを思い浮かべる。

 だけど、シュミットはそう簡単に答えてはくれなかった。

 やっぱり、一度減少したパワーは、そう簡単には戻ってはくれない。


 ディーンの声が聞こえた。

『何とかして、機体を回復させないと。一旦、戦闘区域を離れられないかな。・・・箱舟に接触すれば、パワー補充が出来るかもしれない』


 箱舟か。

 エネルギーを補充するなら、それも一つの方法かもしれない。

 だけど、エイダを残していけるのか。

 幾らチェリオットでも、相手は規格外の化物だし・・・。

 それに、アタシ達にしたって、こんな弱った状況で箱舟に近づくのって、もしかして危険じゃないのかな。


 エネルギー・・・。

 補充・・・か。


 うん?


 今、何か閃いた。

 なんか・・・ピンと来たぞ。


「ディーン、外からエネルギーを吸い込むことが出来るんだよね、このシュミットってさ」

『そうだよ。今更、どうしたの?』

 彼はきょとんとした声を出した。


 そうだ。

 シュミットはエネルギーを吸い込むことが出来るんだ。

 あの時だって、ザラが放ったエクスバスターのエネルギーを吸収して、次元移動のエネルギーに利用したじゃないか。

 あれは、偶然だった訳じゃない。


 だとしたら。

 シュミットの真の力は。

 そこにあるのかも・・・。


「ディーン、アタシと気持ちをシンクロさせて。もう一度、剣を作り出す」

『剣を作り出すって・・・どうやって?』

「精神を集中させて、剣をイメージするのよ。あたし一人じゃ無理でも、二人の力なら、出来るはず」

『そんな、根性論みたいな事・・・、マンガじゃないんだから』

「いいからやるの! 1・2・3で、いくわよ。グロリアスソードって叫んで」

『なんだか、恥ずかしいね。もしかして君のネーミング?』

「うるさいわね!! 名前がある分だけ、シンクロしやすいでしょ!!」


 アタシは目を瞑って、もう一度脳裏に長剣を描いた。

「1」


 アタシはカウントダウンした。


「2」


 少しずつ、操縦桿を握る両腕から、シュミットとアタシの感覚が一体になっていく。


「3」


 アタシとディーンの声が重なった。


「グロリアスソードっっ!!!」


 二人の声が、波動を生み、それから一気に力の奔流となって、アルラウネの右腕に、見覚えのある長剣を生み出していく。


 『はは、本当にできちゃった』

 ディーンがなかば呆れたように笑った。


「よし、戦闘再開するわよ、ディーン大丈夫よね」

 『僕なら、問題ない』


 アルラウネは再び宙に舞った。

 エイダのチェリオットは、少しずつだが悪魔に押され始めていた。

 確実にダメージを与えている筈なのに、悪魔は苦しがるそぶりも見せない、その圧迫感が、戦う相手の精神を追い詰めていくのだ。


「ディーン、いくら悪魔でも、あれは実体のある生命体よ。生命が活動する以上、エネルギーは無限ではありえないわよね」

 『まあ、普通なら君の言う通りだ』

「きっと、エネルギーのコアがあるはず、探れる?」

 『やってみる』


 ディーンはしばらく無言になった。

 そのうちに、アタシは交戦範囲内に到達した。


 『よし、ラライ来たな』

 エイダの声がした。


「エイダさん、アタシに考えがあります。もう少しだけ、引きつけてくれますか」

 『倒せる方法か』

「上手くいけば」

 『上手くやれ』


 イナンナが、悪魔の鼻先を掠めて、奴の注意を再び逸らした。


「ディーンまだ?」

 『今解析している、見つけた、多分頭部だ。額の下あたりにエネルギー反応が集中している』

「よし、そこに賭けるわ」

 『何をするの? まさか、特攻でもするつもり?』

「まあ、そんな感じね」

 『・・・・!?』


 アタシは飛んだ。

 悪魔の頭上を旋回し、額の下に狙いを定める。

 と、エイダが捕捉された。


 一撃が片足を掠め、バランスを失いかけたところを、巨大な手で押さえつけられる。

 『ち、しまった』


 エイダの苦しげな声が漏れた。

 パワー勝負じゃ、幾らなんでも不利だ。

 このまま押し負けると、潰されるぞ。

 そうは、させるか!


 アタシはソードを突き出したまま、悪魔の額に向けて突進した。

「いっけえ、グロリアスソードっ!!」


 両腕が折れる程の衝撃。

 固い額に長剣が半ばまで突き刺さって止まった。


 『駄目だ、コアまで届いてない。失敗だ、破壊できない!』

 ディーンが悲痛な声をあげた。


 悪魔が暴れた。

 反動でチェリオットを押さえつけた腕の力が緩み、エイダの機体が隙をついて離脱した。


「今だ!!」

 アタシは叫んだ。


 失敗なんてしていない。

 このくらい刺さっていれば十分だ。

 シュミットの、アルラウネの本当の力を見せてやる!!


 背中の花弁型ユニットが、一斉に開き、大輪の花を咲かせた。


「アンタの生命力、全部、吸い取ってあげる」

 アタシは、シュミットとシンクロした。

 アタシの中で、新しい怪物が目覚めるかのような高揚感が全身を包み込み、長剣が光を放ち始める。


 『ラライ、お前っ!?』

 エイダが何かを叫んだ。


 悪魔が咆哮した。

 これまでとは違う、歓喜や狂喜、怒りではない。

 悪魔が初めて覚えた恐怖の叫びだ。


 アルラウネの破損した装甲が、みるみるうちに回復し、黄金色に光りはじめる。

 悪魔のエネルギーを奪い取っているのだ。

 シュミットの真の力。

 それは、外部からのエネルギーを際限なく吸収してしまう所にある。

 そう、もしかしたら、世界を破滅させるほどに。


 悪魔の肉体が、全ての力を失って、ただの肉塊と変わるまで、ほんの数分もかからなかった。

 巨体が崩れ落ちたあとも、アタシは自分自身が高揚した気分のまま、シュミットと共に宙に浮いていた。


『生命反応の停止を確認した。悪魔の奴を倒したぞ』

 エイダの声が聞こえてきて、やっと、アタシは自分を取り戻した。


「エイダ、勝ったのね。アタシ達」

『ああ、よくやった。ラライ、一度下に降りれるか?』

「ええ」


 アタシはモニターに映るディーンを見た。

 彼は半ば放心しているようにも見えた。

 それはそうだろう、初めてシュミットに乗って、これ程激しい戦闘を経験したのだ。


「ディーン、一回降りるよ、いいわね」

 彼は答えなかった。

 だが、画面の中で軽く頷いたように見えた。


 アタシはアルラウネを地面に降りたたせ、それから膝をついた。

 安全にコクピットを降りるのも慣れてきた。

 後ろから、ディーンがついてきた。

 アタシ達が無事に降り立ったのを確認するかのように、シュミットは光に包まれて、ゆっくりと次元の狭間へと帰還していった。


 彼はぼんやりと、その手にしたシュミットの短剣を見つめていた。


「ねえディーン、わかったでしょ。シュミットを操るのって、簡単じゃないの」

「ああ、そのようだね・・・」

 彼は戸惑うそぶりを見せながらも、頷いた。

 どうやら、多少はわかってくれたようだ。


「良かった。それじゃあ、その剣をアタシに・・・」

 剣を受け取ろうとして、彼に手を伸ばしかけた。


 突然の出来事だった。

 何者かが横から手を伸ばした。

 あっという間に剣を奪い取られ、アタシは唖然として顔を向けた。

 エイダだった。


 エイダはアタシのシュミットキーを手にすると、そのまま、もう片方の手にもった銃を、ディーンに向けた。


「待って、何のつもりなの? エイダ!?」

「動くなラライ、お前もだ」


 銃口が、今度はアタシを向いた。

 エイダの声は、厳しい軍人のそれに戻っていた。

「どうして、エイダ? これは、どういう事?」


 アタシは訳が分からなかった。

 彼女が、どうしてアタシに銃を向ける必要があるんだ?

 冗談にしては、ちょっと質が悪いわよ。

 近づこうとすると、彼女は真剣な目になった。


「ここまでの協力には感謝している。だが、〈イナンナ〉も起動した今、ここからは我々ドゥが指揮を執る。お前たちの役割は、終わった」


 そう言って、彼女は腕のブレスレットを口元に近づけた。

「こちらエイダ。キーは確保した」


 そのブレスレットって、通信機にもなっているのか?

 だけど、こんな次元世界で、一体誰と話が出来るんだ?

 ドゥの関係者って言えば、テルテアしか思いつかないけど、そんなまさか。


 その答えは、すぐに分かった。


『こちら〈ホルス〉。イナンナの位置を探知した、これより、そちらの座標に転移する』

 ブレスレットから、アタシの知らない男の声が聞こえた。


 〈ホルス〉?

 それって、一体?


 突然、空気が激しく振動を始めた。

 砂埃が舞い上がって、アタシは苦しくて目を細める。

 だけど、その瞳に写った光景は、その痛みを一瞬でも忘れさせた。


 アタシたちの視線の先で、赤い空がざっくりと裂けた。

 黒い闇状の世界がそこに広がって、巨大な宇宙戦艦が姿を現してくる。


 それは、一言で言えば圧倒的だった。

 先ほど倒した悪魔なんか、可愛くすら思えてくる。

 異世界の赤い空に出現した巨大船。


 まるで悪夢を見ているようだ。

 それが敵であれ、味方であれ、決して好ましいものには感じられない。

 アタシは言葉すらも失って、ただ彼らが何をするのか、茫然として見守った。

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