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序章
学生です。
不定期になるかもしれませんがよろしくお願いいたします。
神話の時代に、一つの世界が誕生した。
その世界の名は、メテンプリコーシスと言う。
メテンプリコーシスに、創造神イザナギが生まれ神族、巨人族、妖精族、魔族、人族を創造した。
更に創造神イザナギは、オルディネ、ツェアシュテールング、フェリスィテ、スフォルトゥーナの四つの世界を新たに創造しそれぞれの族たちに分け与えた。
神族はオルディネに、巨人族はツェアシュテールングに、妖精族はフェリスィテに、魔族はスフォルトゥーナに、そして、人族はメテンプリコーシスに住んだ。
世界創造から百年程は平和な時代が続いたが魔族は人族へと戦争を仕掛け約一万年以上もの間争い、ついには人族の勝利で戦争は終結した。
大規模戦争と呼ばれる魔族と人族の戦争は人族だけで約五千人以上の死者を出した。
それから約五万年以上経過したメテンプリコーシスは、かつてない危機にさらされようとしていた。
そんな中、人族の命運を託される者が生まれようとしていた。