バカな青年の書きたいこと書いただけのやつ
語彙力皆無です。正直つまらないです。ただ書いたら楽になるかなと思って書いただけです。
青年は小さい頃からお喋りが苦手でした。家族ともさえ話すのが苦手です。苦手なのは青年になった今も変わりません。伝えたい事はちゃんと言えず伝えられたとしても相手を傷つけてばかりです。
青年は自分の感情を制御するのが苦手でした。仲良くなればなるほど感情が表に出てしまい青年の意思に関係なく溢れ出てきます。それはまるで通り魔のように相手を傷つけるだけ傷つけて青年に後悔と悲しみだけを残していきます。
青年は自分に自信が持てません。見た目はもちろん、性格、特技、人間関係、生き方。全てに自信が持てませんでした。自信を持つことで相手の事を考えず行動して傷つけてしまうのが怖かったからです。
青年は自分自身がとにかく嫌いでした。結局色んな御託を並べても自分自身の事ばかり優先してしまうからです。どんなに相手の事を思っていても最後は"自分が辛いから"と相手を傷つけてしまいます。相手の事を考えてるようで考えていない、傷つけたくないと言いながら結局自分のために言葉で、感情に流され、行動して相手を傷つけてしまうのです。
そんな青年でも恋はします。最初は文字だけの会話でした。しかしいつからか声を使っての会話になり、その子の声を聞くだけで嬉しく安心感を感じるようになっていました。青年は気づかぬうちにその子に恋をしていました。勇気を出して会いたいと伝えました。その子は優しい子です。青年のお願いを聞いてくれました。青年はとてもとても嬉しかったです。しかし同時に相手を傷つけてしまうかもしれないという恐怖も押し寄せてきました。でも青年はその事を分かっていても嬉しさでそれを隠しました。青年は今、この時会ってしまったことを少し後悔しています。そのせいではやり相手を傷つけてしまったからです。分かっていたのに傷つけてしまった。もう自分では抑えきれないほどに青年の心は、感情は、暴走してしまっていました。
その子は強い子です。人が傷つくぐらいなら自分を傷つけて耐えることをします。
その子は強い子です。人に頼らず自分でなんでもしてしまうのです。
その子は強い子です。自分の事でもいっぱいいっぱいなのに相手の事を考えています。
その子は弱い子です。人より自分を傷つけ、人に頼れず、相手の事を優先する。自分のことは二の次です。ホントのことを言ってくれません。
青年はこのその子のことが好きです。大好きです。しかしその子には想い人がいたのです。青年との会話にもよく登場してきます。その子は無意識にこの想い人の事ばかり話しています。青年はそれが辛かったです、苦しかったです、寂しかったです。自分との会話の時ぐらい自分だけを考えて欲しいとそんなおこがましい事も考えていました。だけどそう考えるだけ。少年はそのために努力も何もしませんでした。いや、どうすればいいか分かりませんでした。ありきたりなことを言えば時というのは残酷です。そいつと青年との差は広がるだけでした。その子の弱い部分を青年は見れないのにそいつは見れます。青年の知らないその子をそいつは知っています。その子は青年を想わずそいつを想います。そいつはいい奴です。青年は耐えられなくなり暴走しました。その子に想いを伝えました。その子は困っていましたが考えてくれる様でした。けど想いを告げた後そいつの事を更に話すようになりました。青年はそいつにかなわない事を思い知らされました。
そいつは知っています。青年の知らないその子を。
そいつは賢いです。その子との接し方を知っています。
そいつはいい奴です。青年の悩みにも乗ってくれます。
そいつは卑怯です。青年の持っていないものを全て持っているようです。
青年はそいつの事が嫌いです。いや、嫌いになりたいです。ただ羨ましいだけなのかも知れません。そいつはほんとにいい奴です。青年とは真逆のいい奴です。だから青年はもうどこかで分かっているのです。"こんな奴にかなうわけない""その子のことを自分なんかが振り向かせることが出来ない"と青年はそいつと話す度に劣等感を感じることしか出来ませんでした。青年の敵にしては強すぎる相手なのです。それでも青年はその子を想います。その子の事を想う心だけは負けたくなかった、負けるつもりもないのです。けど想うだけで勝てるほど世の中簡単には出来ていないのです。その子にもそいつにも"何故勝とうとするの?勝ち負けはないんじゃない?"と言われました。そんなの勝者だから言えるのです。もう青年の心はそんな余裕は無いのです1滴の水で溢れるほどに。そう、青年は暴走してしまいました。もういっその事言ってもらいたい"友達としか見れない"と。その方が楽と青年は逃げているのです。相手を傷つける言葉を吐きながら。青年はもう自分がどうしたいのか分からないのです。馬鹿なんです。もう取り返しがつかないのかも知れません。それでも青年は光を捨てきれません。どんなことになってもその子が大好きだから。1回好きと言って貰えたから。
ありがとうございました。読んでくれた人にはいい恋が来ますように。