第4話 危険予知スキル発動
予知スキルはやっぱりチート過ぎますか?
危険予知スキル:未来予知の限定版。命に危険が迫った時に本能的に発動するスキル。命を落とすシーンを強制的に見せて、生存本能全開で危機を脱する自動発動型。
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新たに現れたのは小人サイズの骸骨だった!
自動分析発動!
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ゴブリンスケルトン 属性:闇 弱点:光
Lv3 10/10 5/5
スキル:スラッシュ
ノーマルドロップ:ブロンズナイフ
レアドロップ:銅の剣
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ーゴブリンスケルトンが1匹現れたー
ースライムゾンビが10匹現れたー
よし!呪文詠唱だ!!!
ー泡の精霊の子らよ、我に力を貸したまえ、降り注ぐは大量の泡ー
『下級複数対象水泡多射』
大量の泡が魔物の群れに降り注ぐ。
ースライムゾンビ達は全滅しましたー
ー薬草×10 魔力草×10手に入れましたー
ふーーー。よし、次は・・・・・
ーゴブリンスケルトンの攻撃!ー
ゴブリンスケルトンが泡を掻き分けてマサシに襲いかかってきた!!!!!
ーマサシは5のダメージを受けたー
ゴブリンスケルトンが持っていた銅の剣がマサシの体に当たり、マサシの石の体にひびが入った。
マサシは分析スキルを発動させた。
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ゴブリンスケルトン 属性:闇 弱点:光
Lv3 5/10 5/5
スキル:スラッシュ
ノーマルドロップ:ブロンズナイフ
レアドロップ:銅の剣
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っと!ではもう一発だ!
ー泡の精霊の子らよ、我に力を貸したまえ、降り注ぐは大量の泡ー
『下級水泡多射』!!
大量の泡がゴブリンスケルトンに降り注ぐ。
ーゴブリンスケルトンを倒したー
ーブロンズナイフと銅の剣を手に入れたー
なんとか・・・・・・・
ーゴブリンスケルトンが5匹現れたー
ースライムゾンビが15匹現れたー
魔物多すぎじゃー?!!
ー危険予知発動!ー
ゴブリンスケルトン達に銅の剣でマサシの石の体が貫かれたイメージがハッキリと頭に浮かんだ。
いやだ・・・死にたくない・・・・・・・・
ーマサシは恐慌状態になったー
「あの!・・・・・落ち着いてなのです。」
謎の声もマサシに届かない。
ー高速思考が《LvA→B》になったー
更に思考速度が上がり、考え中は周りが遅くなるようになる。
・・・・・・・何でこうなった?・・・・・・・何がいけない?・・・・・・・何が悪い?・・・あの魔物どもか?・・・・・そうだ!あの魔物どもが悪い!・・・・・・ならっ!どうすればいい?・・・動けぬ身ではスペルだけでは足りない!!!!!
ー幽体離脱スキル《LvA》が解放させたー
ー夜鬼眼スキル強制発動!分析開始!!ー
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幽体離脱:肉体から一定時間、幽体を出すスキル、肉体からはそこまで離れられないが、Lvが上がれば離れられる距離や時間が伸びる。
夜鬼眼・独自分析捕捉:泡スペル『包泡』で幽体を包めば、物に触れる。また、並列思考で分割した意識を幽体・肉体にそれぞれに宿せば、別行動が可能。
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その説明を見たマサシは更に戦闘に適した思考に切り替える。簡単に言えば、思考が殺意に満ちてゆく。
ー幽体離脱スキル発動ー
『泡の精霊の子らよ、我に力を貸したまえ、泡よ、万物を包め』
『下級包泡』
肉体から離れた幽体に泡が包み込む。
ーマサシは左手にブロンズナイフ、右手に銅の剣を装備した。ー
ありがとうございます。
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