第50話 着信が入っています。
50話達成ありがとうございます!
これからもがんばりますので応援ヨロシクおねがいします!
今回は漫才?風味で攻めてみました。
◇マサシ脳内会議◇
ピンポンパンポーン!
ー31に着信が入っていますー
①31「「!?」」
31「何なんですか!?このメッセージは???」
①「オレだって知らないぞ!!!こんな事は初めてだぞ!」
ピンポンパンポーン!
ー31に着信が入っていますー
32「・・・とりあえず出れば?」
①「お前は中村雪との通信担当の“繋がりの腕輪”係のマサシその32!!!」
32「・・・・・・・その担当ですが、繋がりの腕輪との通信が出来なくなったのです。“情報共有”によれば、繋がりの腕輪はヤツの“水連射”のせいで一部故障したらしい。ただ、繋がりの腕輪の繋がり自体は感じられるからまだ完全に壊れた訳では無いようだ。」
①「・・・それで通信出来なくて暇をしているのね・・・」
32「通信機能を甦らせようと色々しているが、ウンともスンとも反応無し!“中村雪”をフォローする為に無茶した件で後始末に①~30が悪戦苦闘していた時間をそれに当てて無駄にしてしまいました。」
①「まあ、それはいいや!
これからは通信担当から調査班に移ってくれ。特にヤツに生け贄に捧げられた転移者について調べてくれ。」
32「それは・・・」
ピンポンパンポーン!
ー31に着信が入っていますー(出ろ!)
① 31 32「「「何か聞こえた!?」」」
31「・・・この着信に出たくないんだけど・・・」
①「いや、これはお前にご指名なんだから出ないと!」
31「オレもそう思うけど・・・こんな怪しい着信に出たくないよ!
それに①と32の会話中に“分析”をかけてみるとヤツとの戦闘で砕かれた泡蟹の核の“泡真珠”から発信しているみたいだ・・・」
①32「「!?」」
①「泡蟹の泡真珠が運良く砕かれなかったという場合は」
31「無い!・・・もし砕かれなかった場合、体が砕かれているから行動不能になるが意識は現場に残るはずです。
核を砕かれたから霊体が緊急避難で本体に戻って来たんですよ!」
ピンポンパンポーン!
ー31に着信が入っていますー(何で出ないの?)
32「・・・なら、この着信はどういう事なんだ?」
①「状況から言えば、砕かれた泡蟹の核の“泡真珠”を修復して、そこから田中正に通信を試みている。と言う事だな。」
① 31 32「「「・・・・・・・・・」」」
32「・・・ところで例の転移者を調べる件ですが・・・」
①「ああ!例の転移者はもしかしたら生存していて“中村雪”の関係者かもしれない。根拠も無く、ただの直観でしか無いけど。このタイミングで召喚されたのは偶然では無いように思えるからな。」
32「了解!早急に取りかかります。」
①「よし!最悪、死体執事スミスを使ってもいいから。
それでは事情聴取も終わったので、オレもじ所定の位置に戻るよ。」
31「ちょっと待とう!!!ガッシ!!!ガッシ!!!(①と32の肩を掴む音)
こんな異常事態を放置するのは感心しないよ!全員とは言わないが近くにいる者が複数で取りかかるべき案件だと思うぞ。どうかな?」
ピンポンパンポーン!
ー31に着信が入っていますー(何で出ないの?『死ぬの?』)
① 31 32「「「ヒィ!!!(殺気を感じた)」」」
①「・・・OK、お互いにルビで本音が分かったが、これ以上着信を放置するととんでもない無いことになりそうだから、ここにいる三人で対処しよう。」
31 32「「・・・異議無し!」」
①「それではご指名の31が着信を取って、他はフォローに回るという事で。」
31 32「「コクリ」」
ピンポンパンポーン!(着信音)
31「ハイハイ、どちら様?オレは田中ですけど、何か助けになれますか?」
ありがとうございます。
次回は8/18 12:00に更新します。




