表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
水の勇者の冒険は終わった・・・  作者: マサ
第2章 外からの声
57/86

第50話 着信が入っています。

50話達成ありがとうございます!

これからもがんばりますので応援ヨロシクおねがいします!

今回は漫才?風味で攻めてみました。

◇マサシ脳内会議◇


ピンポンパンポーン!

ー31に着信が入っていますー


①31「「!?」」


31「何なんですか!?このメッセージは???」


①「オレだって知らないぞ!!!こんな事は初めてだぞ!」


ピンポンパンポーン!

ー31に着信が入っていますー


32「・・・とりあえず出れば?」


①「お前は中村雪との通信担当の“繋がりの腕輪”係のマサシその32!!!」


32「・・・・・・・その担当ですが、繋がりの腕輪との通信が出来なくなったのです。“情報共有”によれば、繋がりの腕輪はヤツ(逆勇者サトル)の“水連射(ウォーターマシンガンショット)”のせいで一部故障したらしい。ただ、繋がりの腕輪の繋がり自体は感じられるからまだ完全に壊れた訳では無いようだ。」


①「・・・それで通信出来なくて(ヒマ)をしているのね・・・」


32「通信機能を甦らせようと色々しているが、ウンともスンとも反応無し!“中村雪”をフォローする為に無茶した件で後始末に①~30が悪戦苦闘していた時間をそれに当てて無駄にしてしまいました。」


①「まあ、それはいいや!

これからは通信担当から調査班に移ってくれ。特にヤツ(逆勇者)に生け贄に(ささ)げられた転移者について調べてくれ。」


32「それは・・・」


ピンポンパンポーン!

ー31に着信が入っていますー(出ろ!)


① 31 32「「「何か聞こえた!?」」」


31「・・・この着信に出たくないんだけど・・・」


①「いや、これはお前(31)にご指名なんだから出ないと!」


31「オレもそう思うけど・・・こんな怪しい着信に出たくないよ!

それに①と32の会話中に“分析”をかけてみるとヤツ(逆勇者)との戦闘で砕かれた泡蟹の核の“泡真珠”から発信しているみたいだ・・・」


①32「「!?」」


①「泡蟹の泡真珠が運良く砕かれなかったという場合は」


31「無い!・・・もし砕かれなかった場合、体が砕かれているから行動不能になるが意識は現場に残るはずです。

核を砕かれたから霊体が緊急避難で本体に戻って来たんですよ!」


ピンポンパンポーン!

ー31に着信が入っていますー(何で出ないの?)


32「・・・なら、この着信はどういう事なんだ?」


①「状況から言えば、砕かれた泡蟹の核の“泡真珠”を修復して、そこから田中正(オレ)に通信を試みている。と言う事だな。」


① 31 32「「「・・・・・・・・・」」」


32「・・・ところで例の転移者を調べる件ですが・・・」


①「ああ!例の転移者はもしかしたら生存していて“中村雪”の関係者かもしれない。根拠も無く、ただの直観でしか無いけど。このタイミングで召喚されたのは偶然では無いように思えるからな。」


32「了解!早急に取りかかります。」


①「よし!最悪、死体執事スミス(最上級危険人物)を使ってもいいから。

それでは事情聴取も終わったので、オレもじ所定の位置に戻るよ(逃げるよ)。」


31「ちょっと待とう!!!ガッシ!!!ガッシ!!!(①と32の肩を(つか)む音)

こんな異常事態を放置するのは感心しないよ!全員とは言わないが近くにいる者が複数で取りかかるべき案件だと思うぞ。どうかな(道連れを逃すと思う)?」


ピンポンパンポーン!

ー31に着信が入っていますー(何で出ないの?『死ぬの?』)


① 31 32「「「ヒィ!!!(殺気を感じた)」」」


①「・・・OK、お互いにルビで本音が分かったが、これ以上着信を放置するととんでもない無いことになりそうだから、ここにいる三人で対処しよう。」


31 32「「・・・異議無し!」」


①「それではご指名の31が着信を取って、他はフォローに回るという事で。」


31 32「「コクリ」」


ピンポンパンポーン!(着信音)

31「ハイハイ、どちら様?オレは田中ですけど、何か助けになれますか?」

ありがとうございます。

次回は8/18 12:00に更新します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ