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水の勇者の冒険は終わった・・・  作者: マサ
第1章 地の底で
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第27話 覚悟

オレが殺される?ってか、それを誘発させる為に仕掛けているんだけど?


「「「!?」」」


にしてもスミス!こんなあからさまな罠にホイホイと引っ掛かるなんて、老い先短さに焦りを感じたか?


「・・・何の事でしょう?はい。」


とぼけるなよ!この邪気封印内に50年もいたんだ。限界が今来てもおかしくあるまい。


「そこまでお見通しとは恐れ入ります。はい。

話が急に変わりますが、質問よろしいのでしょうか?はい。」


ん?良いぜ!何でも質問してみろ。


「それでは・・・・・貴方様は誰ですか?」


ハア!?質問の意味が分からないんだが?オレはマサシだ。それ以下でも以上でもないぞ。


「・・・質問を言い直しましょう。はい。貴方様はいったい何者でしょうか?はい。

わたくしめと従魔契約をする前と後では何かが違うと感じます。はい。」


ホウ・・・・・流石(さすが)オレを完全に()める予定(・・)の人は鋭いですな~。


「「「!?」」」


まるで未来を知っているって言う風な口ぶりだね~と言いたげな表情だね?

・女神フィリアに返り咲く気満々のルプ

・いかしてに女狐玉藻(たまも)に報復するかを考えているネークスのじいさん

・大事な大事なお嬢様チーナ(・・・)を他者に預けなければならなくなったスミスよ。


そう・・・オレは未来を知ってしまった(悲)

スミスの従魔契約の際に夜鬼眼に宿った危険予知が未来を見せてくれたよ・・・


まあ、全部見せてはくれなかったが、要所要所はきちんと見れたよ。


スミス!お前は爆弾石(ニトロ)の自爆で死にかけ、「このように味方から突然攻撃される事があります。はい。」とオレに仲間の裏切りについて警告した後、チーナお嬢様をオレに託して死ぬ。因みにそのチーナはその後、オレの左腕として成長し、世界最大の貴族の長になれたぞ!20年後の話だけど。


じいさん、あんたは水の精霊王に返り咲くが、女狐に報復する際、オレを巻き込んで潰そうとするが逆に返り討ちにあって、死ぬ。


ルプ、お前さんはオレ(・・)を犠牲にしてクロスディアを救ったよ。良かったな。

オレを召喚した甲斐があったな。

にしても、ほんと(だま)されたよ。真にオレを呼んだのがルプだったとは、玉藻(たまも)やネークスのように小手先の利用では無く、長期的な利用を考えていたとは恐れ入ったよ。


まず、ネークスにテレパシーで思考干渉でオレを呼ぶ段取りをした後、玉藻(たまも)の夢に干渉して、古神の理を宿す玉をオレに押し付ける段取りを組んだ・・・違うか?ルプよ。


「・・・・・・」


沈黙は肯定とみなすが・・・そうだな!答えなければ、クロスディアを滅ぼすとしよう。どうだ?ルプさんよ。


「・・・分かりましたなのです。降参なのです。全部、わたくしが仕組んだ事なのです。

全てはクロスディアを救う為なのです。

わたくしは、どうなってもいいからクロスディアを救って下さい!水の勇者マサシ様!!」


すまないが、ご要望に答える事は出来ないよ。

オレは勇者をしないと言った筈だ!

勇者をするとオレの魂は千年、クロスディアに縛られて消滅する!!

この世界の法則(ルール)ではそれを変えることは出来ない!!!


何もしなければ、石像のまま魂が磨耗して魂が消滅。

勇者に返り咲いて、世界を救っても人柱にされて魂が消滅。

行く事も退く事も出来ないとはこの事だ!!!

だから、オレはキレたよ。

人間八方塞がりにするべきでは無いね。

追い詰められた人間は何をしでかすか分からないだろう?


「小僧!クロスディアの(いしずえ)になれる栄誉を前にして、何をとち狂っているですぞ!?」


狂いたくもなるよ!オレの価値観から言わせてもらえれば、ここまで救いの無い話はありませんからね。


まあ、何が言いたいかと言うと

スミス!質問に答えてやるよ!

オレは幻想(勇者)に何も期待しない覚悟を決めた者!!!

このクロスディアの未来(ルール)と戦う覚悟を決めた者!!!!!

オレの手で世界(運命)を変える覚悟を決めた者だ!!!!!!!








ありがとうございました。

次回は7/9 12:00に更新します。

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