ロケットで突き抜ける世界
『ロケットで突き抜ける世界』「流星の光」
季候 ひんやりとしているが快適 なぜ呼吸が出来るのかは不明
政治形態 連邦国家を形成
特記事項 星の御伽噺の世界 常識が通用しない
『世界』の規模 不明 「ロケット」もしくは「船」や「ヨット」「かささぎ」などで移動可能 徒歩での移動は不可能に近い
特産品 星座生物 星のミルク(本文参照)
「うあああああああああああっ!!!!!!?? 」
身体中が軋みを上げる。重い重い痛い痛い痛いッ?!!!
「……よ、く……しゃ。べ、れ、る、な」
"彼女"が苦しそうにつぶやいた。見ると皆気絶している。
"私"の意識もまた、いつの間にか途絶えていた。
「起きろ……起きろ……」
「……美しい。貴女は? 」「……」
なんと美しい乙女なんだろうか。黒い肌。つややかな白い髪。
奇怪な鎧? ……を身に纏い、心の読めない笑みを浮かべている。
その乙女は黙って一冊の本を私に渡した。
「……『ダれもシんじルな』」一瞬、縦書きでその文字列が頭に入った。
それ以外は。何処にでもある。誰かの日記。
「……日記」「そうだ。『お前の』日記になる」……私の?
よくわからないが。そうおもいつつ全身を拘束していたベルトを外す。
……"私"の身体がふわりと浮き上がった。




