壱拾参
「だああああああああああああああああああああぁぁぁっ!!! 」"神"に斬りかかる。
ハルバードに仕込まれた高速振動機能が創造神の身体を砕いていく。
「貴様ァ?!! 神の身体を傷つける罰当りめぇええええっっ??! 」
どん。
「……?! 」
私の腕。ハルバードを握っている。
私の脚……。血にまみれてい……る。
「"委員ちょ……"」
「護れて、良かったかな? 」
そういって微笑む彼の胴から下は。無い。
「ばか」
ばか ばか ばか。
「ナニをぼうっとしている?! 」
黒い豹が私をくわえて飛び去る。
"委員長"がレーザーの一斉照射を受けて、いなくなった。
「作戦崩壊かっ?! 」
癒しの力を私に注ぐ"呪術師"。
「厳しいな」
"彼女"はサブマシンガンに武器を持ち替えて創造神を狙うが、まるで歯が立たない。
その援護を受けて、"彼"と"組長"が一斉に斬りかかるが、これも効かない。
「硬いっ?!! 」「なんちゅう硬さじゃっ? 」
「離れろっ! "組長"! 」
"呪術師"が腕を振ると周囲のバイブが裂け、濃い蒸気となって創造神を包む。
"彼女"のサブマシンガンが最後の『赤子』を血祭りにした。
踊るようにのたうって斃れる赤子。
『役立たずどもめぇええええええええええええええ!!! 』
……。
"私"は知らずに呟いた。
「貴女に。母の資格はない」
『魔槍グングニル』よ。偽りの神を。砕けっ!!!!!!!!!!!!!
私の心の叫びに呼応し、ハルバードが形状を変え、岩を砕くハンマードリルになって創造神の身体を貫く。
「ぐおおおおおおおおっ????????! 」
くるしまぎれのレーザーは、蒸気によって大幅に威力を落とし、防がれる。
「"……"! ……撃て」
創造神に抱きついた"彼"。そこはレーザー発射口。
"彼"の胴をレーザーが貫いた。




