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ペルソナオンライン   作者: ヒキニパー
1章
7/15

第4話

短いです

そろそろメッキの第二段階が完全にはがれます


そろそろタグの文字を追う苦痛の意味がわかるかと思います…

武器屋でそれぞれ思うものを購入した後


2人は思い思いのことをするべく分かれた、


「やっぱりこういうオンラインの醍醐味は戦闘だよねっ!」


と気合を入れて村を出た菜々子改めスンナ、


腰に市販品の短剣を挿し、弓を背負いながらあたりを探索していた。


草原に出て見ると、プギィーッ!という叫びとともに後ろからイノシシが突っ込んできた。


「みぎゃっ!」


という女の子にふさわしくない悲鳴を上げ跳ね飛ばされ、スンナのHPが25%ほど減った。


そしてイノシシはその勢いのまま大きく円を書きもう一度スンナめがけて突っ込んでくる


「も~あたりたくないよ~っ!」


と叫びながら横転してよけ、そのまま弓を構えながら矢を番え放った。


そしてイノシシのお尻にヒットし、ダメージを与えた、


「おっしあたったぁ~っ!」


そう喜ぶも、イノシシは勢いをとめずにまた突っ込んでくる。


「うえぇ~、まだHP残ってる~」


っという情けない叫び声をあげるが、同じ動作でもう一度矢を番え放つ。


今度はイノシシの眉間にヒットしたようで大きな音が出ると同時に


プギャーッ!


という断末魔とともにイノシシは倒れた。






モンスターが消える迄しばらく座り込んでいたスンナは、


「あ~…疲れた…」


と心底疲れた様な表情をして、


「今までのVRと全然迫力が違うよ…」


ともらし、怖かった~っと肩の力を抜いた。


余談だが、イノシシ型のモンスターはレベル1の最下級モンスターである。


それでも、かなりの迫力がある。


スンナが


「上級モンスターは一体どんだけやばいんだろう…」


と思っても、それは臆病ではなく普通の反応だ。


しかしスンナは、持ち前の前向きさを発揮し


「イノシシ怖いから別の所行ってみよ…、なんか可愛いモンスターいないかな~♩」


と、別の場所で探検を続ける為に


森の中の村へ戻って行った。





その頃啓太は…、


「だあぁぁぁらっしゃあぁぁぁッ!」


っというかなり気合いの入った叫びを上げ、後ろにまとめて縛った黒髪をゆらしながら


ショートソードをイノシシに振り下ろしていた。


ピギィーッ!


という断末魔を上げ横に倒れるイノシシ型モンスター、


それを見届けてから、おもむろにステータス画面を開き、


「よっしゃ、あと3匹位だな!」


と、ガッツポーズを決めながら、


じゃんじゃん狩るぜぇ!などと威勢のいい事を叫びながら、ずんずん進んで行った。


「にしても…、須藤の奴どこにいたんだ…?


初期地点でいくら待ってもこねぇし…」


どーこいったんだかなぁ…あいつ…、と少しぼやきながら


見つけた獲物めがけて突進していった。







そうして一日目のテスト終了の時間が迫りつつあった。






スンナは一度村に戻り、今度は別方向の沼のフィールドへ向かっている途中、


「あと30分後にメンテナンスを行います、早めのログアウトをよろしくお願いします」


というアナウンスが流れた。


「あちゃ~、もうそんな時間かぁ~…、…ログアウトしなきゃなぁ…」


そう呟き、画面を操作する。


「おぉ?もうちょっとでレベルアップだぁ!…あと10分くらいでモンスター倒せるかな?」


ここに来るまでに倒したモンスターみたいに倒しやすかったらいいなぁ~などと思いながら


注意深く周りを観察し、


「ん?うぇっ!?なんかデッカイナメクジがいる…」


気持ち悪ぅ~とつぶやきながらも矢を番え標準を定める。


ここにたどり着くまでに少し大きなカタツムリを狙撃し倒してきたためか、


少し手なれてきたようだ、嫌悪感を出しながらも渾身の力を込めて弓を引き絞る。


「カタツムリみたいに動き遅そうだし4発入るかな?」


そう言いながら矢を放った。


放たれた矢はきれいにナメクジの背中めがけ突き刺さり、


スンナは着弾時のザクッ!っという音を聞きながら


素早くもう1本の矢を背中の矢筒から引き抜き矢を番え


もう一発ぅ~と叫びながら放つ。


今度はクリティカルヒットしたのだろうか?


先ほどの音よりも強烈なズバーンッ!という音を出し


ナメクジを打ち抜いた。


打ち抜かれたナメクジは前のめりに倒れこむと、


溶けるように消えていった。


その時、軽快な音楽が流れ、スンナのレベルアップを知らせた。


「おぉ~!初レベルアップ!」


そう嬉しそうに声を上げ、スクリーンを呼び出す。


そして、指を宙に迷わせながら


「なんのステータスアップさせよっかなぁ~っ!悩むなぁ~っ!」


とニヤニヤ顔を収めることもせずひたすら迷っていた。


だが、その嬉しい悩みは長くは続かなかった…


「これより自動ログアウトを実行します」


というアナウンスが流れ、


スンナの体が足元から光の粒子になっていく。


「うぇ!?ちょ…ちょっと待ってよぉ~っ!」


先ほどのニヤニヤ顔から一変、


かなり焦った顔になり、もうやけくそだぁッ!と叫んで


スクリーンを操作した。


…操作が終わったと同時にスンナのログアウトが完了した。



初めての戦闘描写…


上手く書けたでしょうか…?


感想をお待ちしてます。

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