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第三章:ノイズの正体

第三章です。


前回、ハルトは自分の正義が思わぬ形で人を傷つけることを知りました。

今回は、ナギと共に旧五番線の奥へ進み、十年前の「空白の三日間」に隠された記録へ近づいていきます。


ホワイトノイズの奥に残されていたものは、単なる証拠ではありません。

それは、消された人々が確かにそこにいたという、声の痕跡です。


この章から、物語はさらに深い場所へ入っていきます。

旧五番線のトンネルは、街の下に埋められた傷跡のようだった。


壁にはひびが入り、天井から垂れた水が、黒い線路の上に細い筋を作っている。

非常灯は一定の間隔で残っていたが、その多くは消えていた。点いているものも、赤く濁った光を吐くだけで、足元を照らすには足りない。


ナギは先を歩いていた。


彼女の足取りに迷いはなかった。

この場所を知っているのだと思った。


「来たことがあるんですか」


僕が尋ねると、ナギは振り返らずに答えた。


「一度だけ」


「いつ」


「逃げた夜」


その言葉で、それ以上聞けなくなった。


僕たちの足音だけが、トンネルの奥へ吸い込まれていく。

時折、どこか遠くで金属が軋むような音がした。


サーッ。


ノイズが聞こえる。


風の音ではない。

水の音でもない。

地下の奥から、一定の調子で流れてくる、白く乾いた音。


僕は無意識に鞄を押さえた。

中には、久世の娘が落としていったぬいぐるみが入っている。

濡れた布の重さは、まだ腕に残っていた。


ナギが言った。


「怖い?」


僕は少しだけ考えた。


「怖いです」


「何が」


「また、何かを間違えることが」


ナギは立ち止まらなかった。


「それなら、まだ大丈夫」


「どういう意味ですか」


「怖くなくなったら終わりってこと」


トンネルの先に、錆びた鉄扉が見えてきた。


扉には古い管理番号が貼られている。


《第五地下通信中継所》

《関係者以外立入禁止》

《災害復旧後閉鎖》


その下に、天地教団の新しい封印シールが貼られていた。


《調和保全対象区域》

《無許可接触は評価に影響します》


ナギは封印シールを見て、小さく笑った。


「死んだ場所にまで点数をつけるのね」


彼女は鞄から細い工具を取り出した。

扉の横にある古い端末盤を開け、内部の線をいくつか繋ぎ替える。


僕は周囲を見回した。


「それ、できるんですか」


「できないわ」


「え」


「でも、昔ここを整備していた技術者が、逃げる前に癖を残してくれた」


ナギは端末盤の奥に指を入れ、古いスイッチを押した。


扉の内部で、低い音がした。


鍵が外れる。


「システムは、整っているように見えるほど、古い傷を抱えているものよ」


扉を開けると、冷たい空気が流れ出してきた。


中は、広い地下室だった。


古いサーバーラックが何列も並んでいる。

大半は沈黙していたが、奥の一角だけがまだ生きていた。

青いランプが、暗闇の中でゆっくり点滅している。


まるで眠っている獣の呼吸のようだった。


「ここに、空白の三日間が?」


「全部じゃない」


ナギはラックの間を進みながら言った。


「ここは一次中継所。被災地から上がってきた通信を、中央政府と教団の災害支援本部へ転送していた場所。正式な記録は消されている。でも、転送前に残った残響がある」


「残響って、音の?」


「音だけじゃない。時刻、発信元、通信の切れ方、削除の癖。完全に消したつもりでも、処理の跡は残る。人間の足跡みたいに」


ナギは一台の端末を起動した。


画面には、古い管理システムが表示される。

文字化けした日付。欠けたファイル名。

読み取れない数字の列。


その中に、見覚えのある単語があった。


《MASKING COMPLETE》

《EMOTIONAL NOISE REMOVED》

《PUBLIC STABILITY PRIORITY》


感情ノイズ、削除完了。

公共安定性を優先。


僕はその文字列を見つめた。


「感情ノイズって」


ナギは答えなかった。


代わりに、端末へ記録媒体を差し込んだ。

父のUSBに残っていた鍵と、ナギが持っていた解析用の断片が、画面の中で繋がっていく。


砂嵐のような波形が表示された。


「これが、あなたが図書館で聞いたもの」


ナギが言った。


「ホワイトノイズ」


「ええ。でも本当はノイズじゃない」


彼女は波形を拡大した。


白く均された音の奥に、わずかな歪みが見えた。

一定に見えた砂嵐の中に、微細な凹凸がある。


「これは、上書きされた声の残骸。教団は、災害直後の通信から、市民の悲鳴や怒号、政府と警察の混乱、支援の遅れを示す言葉を削った。その穴を、均質なノイズで埋めた」


「なぜ、そんなことを」


「人は、言葉より音を覚えるから」


ナギの声は低かった。


「火事の映像より、助けを呼ぶ声の方が残る。倒壊した建物より、子供が親を呼ぶ声の方が、人を動かす。だから消した。怒りになりそうな音を。疑問になりそうな声を」


僕はヘッドホンを受け取った。


ナギが再生ボタンを押す。


サーッ。


耳に、白い音が満ちた。


図書館で聞いたものと同じだ。

清潔で、均質で、どこまでも空っぽな音。


ナギが画面上の数値を調整する。


ノイズが揺れた。


サーッ、という音の奥に、別の何かが混じる。


最初は水の音かと思った。

次に、風かと思った。

違う。


人の声だ。


遠い。

薄い。

壊れたテープのように途切れている。


――こちら、東部第三区……応答を……。


ノイズ。


――避難所が……もう入らない……子供が……。


ノイズ。


――警察は来ないのか、誰か……。


ノイズ。


僕はヘッドホンを外しかけた。


ナギが手を伸ばし、止めた。


「聞いて」


その声は命令ではなかった。

祈りに近かった。


僕は目を閉じた。


ノイズの奥から、声が滲み出してくる。


怒号。

泣き声。

誰かの名前を呼ぶ声。

祈り。

罵声。

謝罪。

そして、ひどく長い沈黙。


そのどれもが、途中で白い砂に呑まれていた。


「これが、空白の三日間……」


自分の声が、自分のものではないように聞こえた。


「公式記録では、救援体制は発災から六時間で確立されたことになっている。でも実際には、少なくとも二日間、主要区域の救援は遅れていた」


ナギは画面を切り替えた。


地図が表示される。

東部地域の古い地図。

赤い点がいくつも瞬いている。


「政府は混乱していた。警察も消防も、指揮系統が崩れていた。その空白に入ったのが天地教団。彼らは物資を持っていた。通信網を持っていた。人員を持っていた」


「だから、人々は教団に救われた」


「そう」


ナギは頷いた。


「本当に救われた人もいる。そこが厄介なの。教団は嘘だけで国を奪ったわけじゃない。本当に毛布を配り、水を運び、倒れた人に手を伸ばした。その上で、誰を助け、誰を記録から外すかを選んだ」


誰を助けるか。

誰を消すか。


それが、調和の始まりだった。


ナギは別のファイルを開いた。


《初期選別プロトコル》

《支援優先度算出》

《社会安定寄与予測》

《反抗傾向推定》


僕は息を呑んだ。


「災害支援の時点で、スコアの原型があったんですね」


「ええ」


ナギは言った。


「最初は、生存資源の配分を効率化するためだった。医療、食料、避難先。限られたものを、誰に先に渡すか。その判断を数値化した」


「でも、それが」


「人間を選別する仕組みになった」


画面の中で、一つのログが点滅している。


ナギがそれを開いた。


音声ファイルだった。


時刻は、十年前の災害二日目。

発信元は、東部第七避難区。

タイトル欄には、機械的な文字でこう書かれていた。


《不安定集団音声 / 処理済》


再生する。


サーッ。


またノイズ。


ナギは解析をかける。

波形が揺れる。


その奥から、男の声が聞こえた。


――水を先に子供へ回せ。大人は後だ。


別の声。


――名簿にない者は受け取れないと言われた。名簿って何だ。ここにいるだろう。ここにいるんだよ。


さらに別の声。


――白い制服の連中が、子供だけ連れていった。親は後で合流できると……。


音が途切れる。


ノイズ。


僕は拳を握った。


「これを公開すれば」


「公開するだけでは足りない」


ナギは僕を見た。


「昨日のこと、忘れた?」


久世の家。

黄色いレインコート。

水たまりのぬいぐるみ。


僕は何も言えなくなった。


ナギは続けた。


「この音声をそのまま出せば、人々は誰かを探して燃やす。十年前の現場責任者。避難所の職員。白い制服を着ていた末端の信者。もちろん責任はある。でもそれだけで終われば、システムは残る」


「じゃあ、どうすれば」


「声を、声のまま残す。怒りの燃料にするんじゃなくて、消された人が確かにいた証拠として」


それは、ひどく難しいことに思えた。


怒りは簡単だ。

名前を見つけ、叩きつければいい。

誰かを悪者にすれば、世界は一瞬だけ分かりやすくなる。


だが、声を声のまま残すとは、どういうことなのか。


僕にはまだ分からなかった。


その時、サーバー室の奥で、別の端末が起動した。


青いランプが、赤く変わる。


ナギの表情が険しくなった。


「まずい」


「何が」


「外部から起こされた」


画面に警告が走る。


《不正参照を検出》

《残存ログ隔離プロセスを開始》

《保安局へ通知》


「保安局?」


「教団の内部治安部門」


ナギは素早く記録媒体を差し替えた。


「コピーします。全部は無理。優先順位を決める」


「何を取ればいいんですか」


「マスキング方式。初期選別プロトコル。空白の三日間の通信索引。それから――」


彼女の指が止まった。


画面の隅に、見慣れないファイルが浮かんでいた。


《PRIVATE ARCHIVE / S-09》

《RECOVERED NOISE》

《ACCESS LEVEL:SHION》


シオン。


その名前だけが、妙に異質だった。


「シオンって」


僕が聞くと、ナギは低く答えた。


「天地教団保安局長。御影の右腕。今の調和スコア実装を進めている中心人物」


「そんな人間の個人アーカイブが、なぜここに」


「分からない。十年前の現場記録と紐づいてる」


警告音が鳴る。


《隔離プロセス進行中:32%》


ナギは迷っていた。


マスキング方式。

選別プロトコル。

通信索引。

どれも重要だ。


だが、僕はそのファイル名から目を離せなかった。


RECOVERED NOISE。

復元されたノイズ。


「開いてください」


「危険よ」


「でも、消される」


ナギは僕を見た。


昨日の僕なら、怒りに任せて言っていた。

だが今は違う。


たぶん、違うと思いたかった。


「声なら、残さないと」


ナギは一瞬だけ目を伏せた。


それから、ファイルを開いた。


音声データが表示される。


長さは、十八秒。


短い。


短すぎるほど短い。


《隔離プロセス進行中:48%》


ナギが再生した。


最初は、ただのノイズだった。


サーッ。


図書館で聞いた音。

トンネルで聞いた音。

この国が、悲鳴の上に被せてきた白い砂。


その奥で、小さな声がした。


――お兄ちゃん。


僕は息を止めた。


ノイズが揺れる。


――暗い。


途切れる。


――怖い。


ナギの手が止まった。


僕も動けなかった。


その声は、幼い女の子のものだった。

泣き叫んではいない。

怒ってもいない。

ただ、暗闇の中で、誰かを呼んでいる。


お兄ちゃん。


暗い。


怖い。


それだけだった。


それだけで十分だった。


画面に、解析情報が表示される。


《発信元:東部第七地下避難区》

《推定年齢:七歳》

《関連ID:SION-CHILDHOOD-CASE》

《処理結果:感情ノイズとして除外》


感情ノイズとして除外。


ナギが小さく息を呑んだ。


「シオンの……妹」


「妹?」


「彼は十年前の暴動で家族を失った。教団の資料では、彼はその悲劇を乗り越え、秩序の必要性を悟ったとされている。でも」


ナギは画面を見つめた。


「その妹の最期の声まで、システムは消していた」


警告音が強くなる。


《隔離プロセス進行中:71%》


ナギはすぐにコピーを開始した。


「ハルト、右のラック。三番目。古いバックアップユニットを抜いて」


僕は言われた通りに走った。


ラックの隙間から、古い記録ユニットを引き抜く。

手が震える。

金属が冷たい。


警告音がさらに大きくなった。


《保安局接続》

《遠隔隔離命令を受信》

《未承認ログを削除します》


サーッ。


スピーカーからノイズが流れ始めた。


さっきの声を上書きするように。


お兄ちゃん。


暗い。


怖い。


その声が、また消されようとしている。


「ナギ!」


「あと十秒!」


画面の数字が進む。


コピー率、83%。

87%。

91%。


扉の向こうで、何かが動く音がした。


足音。


複数。


第一章で聞いた、あの規則正しい足音。


「来てる」


「分かってる」


95%。

97%。


警告。


《削除実行》


画面が白くなった。


同時に、ナギが記録媒体を引き抜いた。


「走って!」


僕たちはサーバー室を飛び出した。


背後で、ラックのランプが次々と消えていく。

青い光も、赤い光も、飲み込まれるように暗くなる。


トンネルへ戻ると、非常灯が点滅していた。


遠くから、白いライトが近づいてくる。


保安局。


ナギは僕の腕を掴み、横道へ引き込んだ。


そこは保守作業用の細い通路だった。

壁が狭く、肩がぶつかる。

足元には古いケーブルが這っている。


背後から声がした。


「停止してください」


穏やかな声だった。


命令ではなく、案内放送のような声。


「あなた方の安全を確保します。停止してください」


僕は走った。


安全。


確保。


この国では、その言葉が一番怖い。


通路の先に、錆びた梯子があった。

ナギが先に上る。

僕も続く。


上から冷たい夜気が流れてきた。


地上へ出る直前、僕は一度だけ振り返った。


暗い地下の奥で、まだノイズが鳴っている。


サーッ。


その中に、もう声は聞こえなかった。


僕たちは廃ビルの裏口から外へ出た。


夜の街は濡れていた。

雨は止んでいるのに、地面だけが光っている。


ナギは壁にもたれ、荒い息を吐いた。


「取れたんですか」


僕が聞くと、彼女は記録媒体を握りしめたまま頷いた。


「全部じゃない。でも、取れた」


「シオンの妹の声も」


「ええ」


その言葉に、僕はなぜか安堵しなかった。


むしろ、胸の奥に重いものが沈んだ。


あの声を手に入れた。

けれど、それは武器ではなかった。


人間の最後の声だった。


使い方を間違えれば、また誰かを傷つける。


ナギも同じことを考えているようだった。


「これは、簡単には出せない」


彼女は言った。


「シオンを攻撃する材料として使えば、あなたはまた同じことをする」


「分かってます」


「本当に?」


僕は答えられなかった。


ナギは記録媒体を胸元にしまった。


「でも、いつか必要になる。彼が、自分の作ったシステムを最後まで正しいと信じるなら」


彼女は夜の街を見た。


遠くの中心区域では、まだ大型ビジョンが光っている。

御影の顔が映っていた。


音は聞こえない。

けれど、何を語っているのかは想像できた。


安心。

調和。

見守り。

支援。


優しい言葉でできた檻。


僕は拳を握った。


「シオンは、この声を知っているんでしょうか」


ナギは首を振った。


「たぶん、知らない」


「自分の妹の声なのに」


「だからこそ、消されたのかもしれない」


その言葉の意味を、僕はすぐには理解できなかった。


ナギは続けた。


「もし彼がこの声を覚えていたら、システムを信じきれなかったかもしれない。悲しみをノイズとして切り捨てる仕組みを、完全には愛せなかったかもしれない」


「だから、妹の声ごと消した」


「ええ」


風が吹いた。


濡れた街路樹の葉が揺れる。

その音が、一瞬だけ砂嵐に似て聞こえた。


僕は思った。


この国は、記録から人を消す。

街から人を消す。

記憶から人を消す。


そして最後には、悲しみそのものを消す。


残るのは、清潔な音だけだ。


サーッ。


白く、整った、誰も傷つかない音。


ナギの端末が震えた。


彼女は画面を見て、顔を強張らせた。


「何ですか」


「調和スコア制度の全国ローンチが前倒しされた」


「いつ」


「三日後」


三日。


短すぎる。


ナギは端末を僕に見せた。


《天壌統一計画・記念式典》

《すべての市民に、確実な明日を》

《導師御影、ならびに保安局長シオン登壇予定》


シオン。


画面の中の男は、静かな顔をしていた。

整った黒髪。

感情を抑えた目。

その口元には笑みすらなかった。


この男が、あの声の兄。


お兄ちゃん。


暗い。


怖い。


僕は画面から目を離せなかった。


ナギが言った。


「次に動くなら、そこしかない」


「式典」


「ええ。天壌統一計画が始まれば、透明化は制度ではなく日常になる。誰も逆らえなくなる。逆らう前に、生活から切り離される」


「止められるんですか」


「分からない」


ナギは正直に言った。


「でも、残った声を持っているのは、今のところ私たちだけ」


僕は鞄の中のぬいぐるみを思い出した。

久世の娘のもの。

拾うのが遅すぎたもの。


そして、記録媒体の中に残った声。

シオンの妹のもの。

消される寸前に拾ったもの。


どちらも、僕たちが正しいから手にしたものではない。


間に合わなかった証拠だ。


「行きましょう」


僕は言った。


ナギが僕を見る。


「何をしに?」


少し前の僕なら、きっとこう答えただろう。


暴くため。

倒すため。

復讐するため。


でも今は、違う言葉しか出てこなかった。


「消された声を、消させないために」


ナギはしばらく黙っていた。


それから、小さく頷いた。


「それなら、始められる」


夜の空に、遠くから式典の予告放送が流れてきた。


――すべての不安に、終わりを。


その声は優しかった。


優しすぎて、吐き気がした。


僕たちは濡れた路地を歩き出した。


背後の地下では、もうホワイトノイズは聞こえない。


けれど、僕の耳の奥には、あの声が残っていた。


お兄ちゃん。

暗い。

怖い。


それは、この国が消し損ねた、最も小さな亀裂だった。

第三章をお読みいただき、ありがとうございます。


今回は、序章から何度も登場していた「ホワイトノイズ」の正体に少し踏み込む章でした。


この物語では、音や声をとても重要なものとして扱っています。

記録を消すことは、単に情報を消すだけではありません。

そこにいた人の恐怖、怒り、悲しみ、助けを求める声までも「なかったこと」にしてしまう行為です。


また、この章ではシオンという人物に繋がる重要な声も登場しました。

ただし、ハルトたちにとってその声は、敵を攻撃するための武器ではありません。

それをどう扱うのか、扱ってよいのかという迷いこそが、この先の物語で大きな意味を持っていきます。


次章では、いよいよ天壌統一計画の式典へ向けて、ハルトたちが動き出します。

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