↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小悪魔ちゃんのVRMMO  作者: アザレア
第2章 小悪魔と???
51/58

第45話



「やっほー!久しぶりだねー!」


「お久しぶりです。キララさん……なんか建物の中荒れてません?」


「あはは!ちょっとね……使いたかった楽器が見つからなくて漁ってたら雪崩になっちゃったんだよね!」


「キララさん。ドレミさんにまた怒られますよ。リアルでも同じことして怒られてましたよね?」


 リアルでも楽器山積みしてるの?流石に違うよね?最初の町を経由して到着したグラシス。キララさんのお家に行くと中が結構荒れ果ててた。泥棒でも入ったのか?ってくらい……とりあえず軽く片付けるか。話するスペースも無いしね。

 少し片付けた後、私はキララさんと作ってもらった曲の話を始めた。メイカは何処か行った。羊毛でも買いに行ったのかな?


「これがお願いされていた曲だね!音源データがこれで……この機械で聞くことができるから聞いてみて!」


「ありがとうございます」


 私は曲の書かれた巻物。スクロールって言うのかな?それを2つ受け取った。そして音源データはメールみたいに送れるみたいで、このヘッドホンが付いた機械で聴けるみたい。曲の名前と効果を確認してそれぞれ聴いてみる…………うん、両方ともお願いした感じの曲と歌だね。レベル高過ぎて歌えるか凄い不安だけども。あ、肝心の名前と効果の方はこんな感じ。


ーーーーーー

【水底の哀歌】

聞いた時間に応じて水属性耐性を減少させる

ーーーーーー

ーーーーーー

【純愛の枷】

聞いた時間に応じて相手に呪縛を与える

ーーーーーー


 【水底の哀歌】は失恋系、重苦しくて人によっては聞いてるとメンタルが落ち込むんじゃないかな?

 【純愛の枷】はヤンデレ系、絶対に相手を逃さない離さないって感じの曲でこっちは違う意味で重い。でも好きこういうの。

 ちなみに効果の方は【水底の哀歌】は水への耐性を下げる効果。【純愛の枷】の呪縛は動きを鈍くする効果で、特に逃走行為に当たる動きを妨害してくれる。歌に合った能力だよね。


「良い曲ですね……でも私に歌えますかね?レベル高過ぎてちょっと不安が」


「んー、この前見せてくれた感じだと大丈夫だと思うよ?でも心配なら私が少しレッスンしてあげようか?時間ちょっと貰うけどね!」


「え、良いんですか?」


「全然構わないよ!人に教えるの好きな方だからね!」


 とりあえずメイカにレッスンを受けても平気かメールして……返信早。メールにはイベント開始までは移動する予定ないからOKとのこと。じゃあプロに教えてもらいますか。


「メイカから許可取れました。レッスンお願いします」


「OK!じゃあ早速始めようか!」


 その後、私はイベントまでの短い時間でキララさんに色々とレクチャーしてもらった。基礎はそれなりにできていたから表現力に関してのレッスンがメイン。


「《歌魔法》はただ歌詞通りに歌っても効果が低いからね!悲しい曲を明るく歌っても共感できないでしょ?」


 《歌魔法》は相手に共感を起こさせるのが肝。だから表現力を鍛えるのが重要になる。


「小手先の技術磨くよりはこっちを磨く方が効率良いからね!ドレミとかは基礎重視型だけど……あれは時間がある場合の教え方だからさ!」


 というわけで表現力を磨くために色んな曲を歌いまくった。明るい曲、悲しい曲、感動系にメタル系と色んな曲を歌った。メタルは喉壊れるかと思った……デスの方じゃなくて助かった。


「あとは表現の切り替えがスムーズにできるようになるまでローテーションするよ!都度技術の方も教えていくね」


「はい……コホッコホッ」


「あ、ちょっと休憩しようか!お茶持ってくるね!」


 適度にお茶休憩もしつつレッスンは続く。ドレミさんとは違う意味でスパルタ……でも技術はしっかりと磨かれていくからやってて楽しいしやる気も出る。表現力のレッスンは夜遅くまで続いた……近所迷惑になってないと良いんだけど。ちなみに途中で帰ってきたメイカは耳栓して端っこでなんか作業してた。なんでわざわざここでやるんだろう?


「あ、そうだ。ある程度表現力のレッスンしたら一緒に路上ライブするからよろしくね」


「はい……はい!?」


 最初のレッスンの終わり際、キララさんにこう言われた。そして実際に次の日の午後辺りにグラシスの広場で歌うことになった。人が結構集まっていて緊張した。なお、レッスン目的は人前でも歌えるメンタル作り。これは確かに鍛えられるね。


(ええい!こうなったらやけっぱちだ!歌いまくってやる!)


 緊張が振り切れた私は歌いまくった。あ、ちなみに歌ったのは普通の曲だからね。《歌魔法》に登録した歌を歌ったらグラシスの町がお通夜以上に悲惨な空気になりかねない。

 意外にも私の歌は受け入れられて盛り上がってくれた。下手すぎて場が冷めたら舌噛んで死にたくなってただろうね……まぁ、予想外だったのは。


(なんかファンみたいなのができてんだけど……どうしよこれ?)


 歌手にもアイドルにもなるつもり無いんだけど……本当にどうしよう?そんなこんなで時間は経ち、遂に第2回イベントが開催された。


 

次は掲示板でいよいよイベントです

やっと水着をお出しできる……海のシーズン終わってるけどね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
モモカのメイカに対するほぼ固体のドロドロな愛情とかメイカからの首枷と手枷と足枷と腕枷と太腿枷を着けさせられる重い愛情も良いと思います。 美少女が目隠し眼帯と首枷と手枷と足枷と腕枷と太腿枷と口枷とカ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。