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第10話 サイコエルvsフミエル

遂に10話!

話数が2桁になりました!

 虚構空間に転移したサイコとフミは向かい合い、戦いを始めようとしていた。


 「一応ルール確認するぞ。開始の合図から30分以内に相手を戦闘不能にするか降参させた方が勝利。もちろん能力も武器も使用可(アリ)。これでいいな?」

 「わたしはいいが、武器使用可(アリ)だろ?そんな軽装でわたしと勝負になると思ってるのか?」

 「どうせ小細工は通用しないだろ?さっさと始めるぞ」


 『カーン!戦闘開始!』


 戦闘開始の合図が鳴るや否やサイコは刀を取り出し、強く刀を振る。


 『疾風スラッシュ』


 フミは飛んでくる斬撃を回避し、サイコから距離をとった。そして、腰に巻いてあるベルトのスイッチを押すと、フミの全身が強い光に包み込まれた。


 「狂暴戦隊グレンジャー!!!血祭レッド!!!」


 決め台詞らしき言葉とともに光の中から姿を表したのは全身タイツ、マスク、マントを身に纏った真っ赤な男だった。


 「この形態でいられるのは3分なんだ。早く終わらせるぞ!」


 レッドはサイコに向かって走り出す。


 『銃弾拳(ガンパンチ)


 次の瞬間にはサイコの眼の前にまでレッドの拳が叩き込まれていた。


 (速い!?)


 サイコはレッドの予想外の速さに驚きつつも、すぐにレッドを蹴り飛ばし、火炎放射器を取り出した。


 『煉獄インフェルノ』


 放たれた激しい炎がレッドを飲み込んだ。


 「まだまだぁ!」


 サイコはダメ押しで炎の中へ爆弾を投げつけた。大爆発が起こり、辺り一面が爆煙に覆われる。


 「フッ、終わりだな」


 サイコは勝利を確信し、火炎放射器をしまった。


 「まだ終わってないぞ?」


 サイコが背後から左肩を叩かれ振り返ると、そこにはレッドが立っていた。


 『破砕脚(ブレイクキック)


 ギュン!ガッ!


 サイコはレッドの蹴りを防ぎ、裏拳で反撃する。


 (速さ(スピード)(パワー)も戦闘特化の上級天使かそれ以上だな。だが、残りの変身継続時間は1分弱。私の勝ちだな!)


 『崩壊撃(クラッシュスマッシュ)


 レッドは渾身の一撃を放つ。サイコは素早い身のこなしでそれをかわし、レッドに右ストレートをお見舞いした。レッドはサイコの攻撃を喰らっても、止まることなく攻撃を続ける。しかし、レッドの攻撃はサイコを追い詰めるまでには至らなかった。変身終了まで残り僅かとなったレッドは、変身が解けた直後の反撃を避けるため、サイコから離れた。


 シューン……


 レッドは淡い光を放ち、もとに戻った。


 「少しは驚いたが、やはりわたしの勝ちだな」


 サイコは笑みを浮かべ、再び刀を取り出した。フミも笑いながらサイコに答える。


 「残念だが、俺の勝ちだよ」


 『毒花火(ベノムボム)


 サイコの左肩で小さな爆発が起こり、毒ガスがサイコを襲った。フミはサイコの肩を叩いたときに、毒ガスを出す小型の爆弾をつけていたのである。


 「……毒だと!?」


 サイコはその場に倒れた。


 『カンカンカーン!戦闘終了!勝者、フミエル!』


 戦闘終了の合図が鳴り、二人は虚構空間からリビングに戻った。


 「今のお前じゃ俺に勝てなかっただろ?」

 「チッ!」

 「サンモトに勝つなら能力だけに頼らないように特訓することだな」

 「特訓……」


 かくして、サイコは特訓を始めることになったのであった。

『煉獄インフェルノ』!!!


次回から特訓編スタート!

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