表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

君と三日月と

作者: あまねゆい

ミステリーのようなほろ苦い恋愛?少し未完成なので、感じ方、解釈の仕方は人それぞれです。貴方は、真実に辿り着けますか?

 君と出会ったのは、丁度満月の夜。君の美しい横顔に僕は惚れてしまった。

 あれから3日後君は、帰らぬ人となった。ひき逃げだ。僕は、君をひき逃げた奴を許さない。絶対に。

 僕は、徹底的に調べに調べた。名前、生年月日、メールアドレス、そして、住所。僕は、そいつの家に乗り込み復讐をすることにした。

 そう決めた日の夜に夢を見た。「絶対に殺して…。」そう言って僕の夢に出てきた君は、やはり綺麗だった。そうか、そうだよな僕は、君を愛してるそしてまた、君も僕を愛している。

 決行の日雨が降っている。なんていい天気だ。まるで僕たちを祝福しているようだ。

 見つけた。君をひき逃げした奴を見つけたよ。今殺してあげるからね。とその時に背中が熱くなるのを感じた。何だと振り返るとそこには、血相を変えた男が包丁を持ち立ち尽くしている。そうだ、僕が殺そうとした男だ。何故そこにいる何故刺された?刺すのは…僕のはず。

「美咲の敵だ!お前のせいで美咲が死んだ!死ねーーー!このストーカー!」

 熱い!熱い!ストーカー?この僕が…。そんなはずは。段々意識がなくなっていき、体の感覚も薄れ…て、あぁ愛する君へそういい最後に見たのは、三日月だった。たった一つ願おう、「君を、愛して…る。」

「やっと、死んだ。やっと死んだよ美咲!ごめん君は、こんなこと望んじゃいないだろうけど。僕が許せないんだ!あいつさえいなければ。」あいつに美咲がストーカーされ始めたのは、

 一ヶ月前

「だーれだ!」という彼女は、僕の目を後ろから塞いだ。温かい手の温もりを感じた。

「美咲だろ。」「正解!流石光くん!」綺麗な黒髪のロングストレートにまんまるの黒い瞳の可愛らしい彼女だ。

「それで、話って?」そう聞くと彼女は不安そうな顔をして話した。

「実は、最近ストーカーされてる気がするんだよね。」

「え?それ大丈夫なの?」

「まぁ、気がするだけだし私の勘違いかもしれないしね?」と誤魔化すように言った。

「何か変だと思ったらすぐに言えよ、何処にいても駆けつけるから!」「光くんならそう言ってくれると思った!」と彼女は、はにかむように微笑んだ。

 

「あの時、もっと話を聞いていれば…。」そう後悔してももう遅い。僕は、ただ雨に打たれていた。気がついたら雨は、やんでいてそこにあったのは、雲の隙間から見える三日月だった。まるで君のようだ。三日月と君と…。

最後まで読んでくれてありがとう!ハピネス!気が向いたら解説編も作りたいかも!どうだったかコメントしてくれると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ