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どーも、反逆のオッサンです  作者: わか
シーワーズ帝国復讐編
47/146

どーも、キスマークです

前回のあらすじ


主人公 王城の城壁を爆破させる


どーも、歯向かう者に容赦なく殺しているオッサンです。

隠し部屋に着いたら、気が抜け、疲れがでる。ふぅー、思っていた以上に疲れが溜まっているな。無闇やたらに戦っていては埒があかない。明確なプランを立てるべきだ。内戦を始めた後に決めるのはどうかと思うけど、敵がどのくらいいるのか、どのくらいの強さなのか把握しなくては。


「ユリさん、ご飯少しだけ食べて風呂に入って仮眠をとろう。その後は、敵の戦力確認。そして襲撃する」


「分かりました。最終目標はどうしますか?」


「聖剣の破壊もしくは奪還。つまり、騎士団の団長アレスを殺すこと。魔人族と取引していたのは間違いないしな。どれだけ強いのか分からないが、普通の生活をする上で俺の中で要らない武器だ」


「ふふふ、ケンさんは、まだ普通の生活を夢見ているのですね。充分、私たちは強いと思いますよ?辺境の地で暮らせるのではないですか」


「強いのか?ミノスの方がまだ強いと思うし、あれからさらに強くなっているだろ?この世界は、命が軽すぎる。いつ災厄が降り掛かってくるか分からない。それでは、普通の生活なんて夢のまた夢。若いうちに...若くはないけど早めに危険分子は排除してあと50年は生きたい」


「ミノスは例外ですけど...えっ?最後なんて言いましたか!?50年!短すぎます!ケンさんには1000年は生きてもらわないといけません!」


「なんでだよ!そんなに生きていても...この世界なら可能か?」


「ええ!可能です!私の血を毎日摂取して、私を抱いていれば常に健康です!」


「...。抱かねーよ。さり気なく追加するなよ」


「あら。口が滑りましたわ。ふふふ」


こえーよ、貞操の危機だよ!神龍もユリさんの血は効果的って言ってたから、毎日摂取するのは嫌だけどたまにならいいかな。


「はぁ、とりあえず着替えよう。ご飯はサンドイッチと野菜スープを作るよ」


血だらけの暗部の服を脱いで...


「ユリさん、なぜ涎垂らしてこっちをガン見するの?」


「えー、良いじゃないですか!私の欲求を解消するためです!最近、溜まりに溜まっておかしくなりそうなんですよ!」


「そ、そう。その欲求解消は、俺のいない所でしてね」


俺は、マジックバックから天幕を取り出し設置し、その中で着替える。念のため、軽く濡れた布で身体を拭く。後で地面剥き出しの通路に風呂を用意しておこう。


「ケンさーん!私、今、裸ですよ!裸体です!見ますかー?」


「服着ろよ!天幕から出れないじゃん。服着ていなかったら、俺、ユリさんのこと嫌いになる...」


「わ、分かりました!すぐに着ます!!」


ユリさんが着替え終えたのを確認してから、天幕から出る。なぜメイドの格好なのか、俺はツッコミをしないぞ!


「ユリさん、ご飯作るの手伝って。野菜を切ってほしい」


ようやく落ち着いた。早くご飯食べて、サッパリしたい。


この後、特に何もなくご飯、風呂、仮眠をした。起きたら、ユリさんの手が俺の服の中に入って抱きついていたので鼻を目がけて裏拳を放つ。


「へぶっ!いたい…なんですか、もう!」


「それ、こっちのセリフだからね!」


「少し寒かったので抱きついただけです!ケンさん、すごく寝相良く寝てました!」


「何もしてないだろうね?」


「何も...」


「その顔は何かしたでしょ!!」


「えーと、首筋にキスマークを付けました。てへ」


スマホで確認すると、確かに跡が付いている。それはもうくっきりついている。


「はぁ、まぁいいや。顔洗って支度して」


「はーい」


支度を整え、仮面装着する。現在、深夜3時。


「それじゃあ、行くか。長い一日になりそうだ」


「ふふ、そうですね。激動の一日になりそうです」


これも、夢のための行動だ。考えることをやめるな。歩みを止めるな。何度も絶望した。その経験は、俺の心の支え。よし、行くか!

次回 襲撃

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