表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/9

設定資料公開:「code:Angolmoisと電脳世界(裏世界)の成り立ち」

code:Angolmois(コード:アンゴルモア)


→1999年7月、突如としてNASAの天体望遠鏡により観測された飛翔体のことを指す。この物体は軌道修正を重ねながら東京都汐ノ目地区へと落下していた。


→翼開長約1㎞、岩石の外殻を有する生命体。「生きている」と判断された理由は当時迎撃作戦に合流していたItaf所属のテレパシー使いが「盟約、破壊。座標、固定。落下」といった思考を感知したためである。これにより「宇宙空間でも生存を可能とする能力に近しいもの」として彼の予言になぞらえたCode(暫定称):Angolmoisが設定された。


→大気圏突入をものともしない耐久性、火成岩の噴出による迎撃機能を持ち自衛隊や国連軍による攻撃を90%近く無効化する。頼みの綱であるItaf、及び国外の能力者による飽和攻撃ですらも表面の破壊に止まり、東京の壊滅は確実かと思われた。


→しかし、正体不明の能力者の介入によりアンゴルモアは内部より崩壊、破片が撃ち落とされたことで被害は最小限に抑えられた。この時のみ確認された能力者は未だ発見されていないが、接触したというItaf会員の証言より『未元の能力者』に該当するのでは、と考えられている。


→事前の人払いと情報統制により事件は収束へと向かう、はずだった......。


→破片の熱溶融によりcode:Angolmoisの正体は分からなかった(放射線測定により少なくとも有史以前の存在と断定)。しかしこの生命体の本質は『世界を崩壊させること』であり、物理的な破壊は元より時空間への干渉が後の調査で明らかとなっている。


→本シリーズ全体における総合的な強さは4~5位。その破壊力は後述のM.E.T.I.Sや【永久譜編】イモータルですらも遥かに凌ぐ。流石に対惑星クラスはチート過ぎる。




電脳世界


→『裏世界』とも呼ばれる(むしろこっちが正式な名称)。多量の電子あるいは陽子(どちらも単体でないと駄目)を触媒にして『(ゲート)』を作り出すことによって移動が可能になる。触媒に『扉、門の概念』を持つものを追加することで成功率が上昇、消費が削減される(その特性上、『扉』生成は魔術に近い)。


→『裏世界』の構成としては『電子と陽子の位置関係が逆』というのが大きな特徴。人間がそのまま内部に入れば当然ただではすまないが、M.E.T.I.S.の張る『特殊防壁プログラム』によって安全性は確保されている。


→成り立ちについて:アンゴルモア到来の予兆の影響(1990年ごろ)により『裏世界』と『表の世界』の均衡が崩れ、世界の融合が始まってしまった(後に『世界融合事変』と名づけられる)。多数の『予言能力者』と第三種(アイテム型)能力:『善悪予言』によりそれを知った国際連合は、異能対策班(後の『世界災害対策機構』)を結成。対処に当たった。この『裏世界』を管理し、世界の均衡を保つために異能対策班によって作成されたのがM.E.T.I.S.である。


→『裏世界』が『電脳世界』と呼ばれるようになったのは見た目と特性のせい。特性については出入りにパソコン等の端末の画面がよく使われること。見た目については、『裏世界』は当初明確な『カタチ』がなく、『カタチ』を与えなければ非常に管理が難しく、世界の均衡を保つことが困難だったため。当時のM.E.T.I.S.の開発者の一人がSF映画にハマっていたことから今の『カタチ』になった。


→『電脳世界系』の能力者はもともと『空間移動系』や『アイテムボックス系』の能力者だった(ただしその発動プロセスに『裏世界』を経由する)が電脳世界の成立に伴い、能力でできることが変化したものが全てである。



というわけで久々の設定資料公開でした(-_-;)

アンゴルモアに関してはシナリオ自体はあるのでもしかしたら外伝になるかもです。


M.E.T.I.Sちゃん大活躍(?)の外伝「無敵なパピヨンハート!!」も本編共々よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ