設定資料公開:「異能対策委員会(Itaf)➁」
●Itaf本部(学園地下)について
→極秘区画の一角にはオペレーションルームが存在する。複数のチームでの行動が必要な作戦や救助作戦にしか使用されないため、使用する機会は少ない。そのため、普段は水鳥の仕事場兼仮眠場所として利用されている。
→資材格納庫の広さは旅客機が収容可能な程であり空きスペースは度々戦闘訓練に用いられている。
→学園地下の半分を占める本部だがItaf創設時は無限に程近い床面積を誇ったという。というのも初代顧問である■■■■は現在に至るまで最強の空間系能力者であり、通常戦闘に戦闘に参加しない代わりに『空間を等価交換する』ことで活動の補佐をしていたという。
●先代のItafについて
→最盛期とされた初代と12代の頃は現13代Itafの実力を凌駕しており、語り草になっている即死能力や現実改変能力もその時代では当たり前に存在したとされる。曰く「時間系統対策は当然」(歴代会長の内真也は4位程の実力とのこと)
→全国の汐ノ目グループ機関に拠点が存在しその遺産は数多い。
その最たるが初代に建造されたという観測衛星「■■■■」であり会長の能力である【■■■■】と接続することで無類の強さを発揮したという。現在でも定期的なメンテナンスが行われているがその意図は顧問と会長しか知らない。
●異能自警団(Ivis)
→正式名称は「異能対策委員会補佐自警団」。
→汐ノ目学園の、主に初等部中等部における治安維持を旨としたItafの下部組織。Itafは高等部だけでなく学外における活動も領分だがIvisは年齢的な問題により自主的な捜査は行えず、あくまでItafの補佐、防衛組織という位置付け。 Itafの人員が不足した際に捜査の権限が付与される。
→規模は約10人程度だが戦闘面の対人戦に関してはItafに引けを取らない実力。 内数人は常駐せずにとある任務を継続しており実質4人程度しかいない。
→調査班が無いことを除けばItafと構造は変わらない。他に違いがあるとすれば感性が比較的マシということだろうか......否、数年後には彼らの多くがItaf本体へと昇進するのである......。