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設定資料公開:「能力の発生原理と各種別について」

◇能力の発動原理とその種類について◇




→現在研究機関により確認されている能力の発動原理は主に4種に分けられる。




 ④、⑤以外はエーテルと仮称される未知の粒子、通称「第四世代粒子」によって引き起こされると仮定されている。




①精神領域のみの作用により粒子の移動が起こる場合。⇒使用者は既に死亡していることが多い。肉体への負荷が少なく高出力。例:絶対刹那、拳威無双




➁精神的要因により脳から精神へのパスが通じた場合。⇒何らかのトラウマがあったり、生まれつきだったり。能力の大部分が該当する。例:数値操作、幻想装備




③粒子移動を起こしうる何らかの物体により間接的に発動する場合。⇒裏ルートに流通する書物を手に入れる以外の入手法、適合法が無い。例:経典不朽




④完全な物理的作用。身体能力や機械など⇒生まれつきや人体改造によるもの。




⑤原理不明の場合。完全な超常現象。⇒能力の枠組みに入るか不明。








◇上記⑤の例◇




その一:魔術(陰陽術、錬金術等も含む)(③に入る可能性あり)




→道具や呪文、儀式等によって人為的に『能力』と同じことを行使する技術の総称。道具、呪文、儀式によって『陣』あるいは『術式』を成立させ、そこに能力使用(粒子移動)にも使われる『精神エネルギー』を注ぐことで粒子に干渉し、『異能』を行使する。




→厳密には能力とは認定されておらず、能力として認められるには『経典不朽』のようにひとつの物体(あるいは道具)として成立しているか(このときは上記③へ)、『精神エネルギーによって地面、あるいは空中に図形や文字を刻印し、そこに再度精神エネルギーを注ぎ込み『陣』を成立させる』等の『単体での行使』が可能(このときはおそらく上記⑤。間接的な発動のため③かも知れない)でないといけない。また、神話にも登場するようなものになると、それ単体で『精神エネルギー』の生成が可能なものもある。




→現在は文献に残るのみがほとんどであり、使用する人間は非常に少ない(研鑽を重ねれば使用できるにもかかわらず)。その理由としては、そもそも文献が少なく知る機会が滅多にないこと、魔女狩りを恐れて習得しないものが多いこと、現在の情勢が『能力』についてで手一杯であることがあげられる。






その二:「Codeコード」シリーズ




→能力に近しい『ナニカ』。もはや解析不能といっても良い。④に組み込まれている場合もある。








◇Code:M.E.T.I.S.について◇




→ひとつの世界を管理、支配することが目的のため、様々な『能力』『アイテム』等が統合されている。そのコア部分には『善悪予言(メーティス)』と呼ばれるアイテムが使われており、それが名前の由来にもなっている。また、『善悪予言』は世界を管理するために必要な膨大なエネルギーを生み出すエネルギーリソースとなっている。




→分類的には③に入ると言えなくもないが、その全容はもはや開発者たちも把握できておらず(自己進化機能を搭載したため)、またその能力も強大な代物であるため『Codeシリーズ』に分類された。








◇能力の判別、測定法について◇




→第四世代粒子と呼ばれるようにこの素粒子の存在は今もなお学会で議論されている。一般的な粒子観測器では測定出来ない為だ。


その為能力者の判別に用いられる機械「Iscann(アイスキャン)」には感知系能力者の脳が組み込まれており、体内の電位や脳波と合わせて測定することで第何種の能力か、どれほどの効率と出力を有するかを調べる。




第二種の能力ではその行使と神経系が連動し、第一種ではこれが見受けられず、第三種では粒子が生体外部へ流出することが確認されている。






→ちなみに第一~三という分類はエネルギー効率の良い順である。(第一種は肉体という枷にあまり影響されない)






→クロをはじめとした科学者が粒子の存在を実証しようとしているが、明確な尺度を有する機器がなかなか作られない。



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