番外編 (本編全く関係なしなので飛ばして大丈夫です)
いつもありがとうございます。
「一条君、重大な発表があります」
相楽さんが真剣な声で何かを告げようとしている。
聞きたくない。
大抵こういう時は何かをねだられる時だ。
ろくな事は無い。
「なんとブックマーク4000人、総合pt10000を超えました」
20秒程前の自分はなんて馬鹿なんだ。
「凄いのじゃ?」
「すごい~?」
幼女二人が首を傾げながらも褒めてくれている。
「シャルちゃん、マリーちゃんこれはねとっっても凄い事なんだよ」
確かにとても有難い事だ。
「どれくらい凄いのじゃ?」
「そうだねー。一条君に彼女が出来るのと同じぐらい凄いかな」
「おお~。とってもすごい~」
おい、俺だって頑張れば彼女の一人や二人くらいは…出来るのか?
「ししょー、じゃあ、いちじょーがけっこんするぐらいすごいのは~?」
「う~ん。ブクマ5000人位かな?」
「どうやったらいい~?」
「そうだね。まだレビューとか書いてもらってないから書いて貰えたら、もしかしたらもっと伸びるかもね」
「じゃあ、シャルが書く~」
「シャルちゃんはやっぱりいい子だね」
「むぅ?でも相楽は一条の番じゃろ?マリーは大人だから気付いておるのじゃ」
「マリーちゃんすごい~。シャル気付いてなかった~」
魔王様、どういう教育をしているのですか?
まだお会いした事ありませんが、お会いしたらガツンと言わせてもらいます。
魔王様にレビューを書いて貰いましょう。
「マリーちゃんはM1グランプリに出れるね」
「M1グランプリってなんなのじゃ?」
「なに~?」
お笑いグランプリの説明をしている。
どうしてこうなった?
「一条君、実は一条君に内緒である計画を進めてました」
ある計画?なんだ?
「ででででん!第一回人気キャラクター投票~」
「おお~なのじゃ!」
「おお~?」
また、ベタな事を。
あれ?みんな集まって来た。
結構気になるのか?
あれ竜王様にフブキ様まで。
マイケルさんも?
大丈夫、マイケルさんは流石に選外だよ。
…冗談です。
「発表します。
第5位は…稲葉ちゃん!」
「え!? わたし?」
「理由はえ~と、…『おっぱい最高ー!』『おっぱい』『おっぱい』
……爆発すれば良いのに」
「相楽さん?」
「はい、気を取り直して
第4位は…フブキ様!」
「あら、私?」
「理由は…『格好いい』『実は世界最強』『カリスマ』
だそうです」
「うふふ、みんないい子達ね」
「次は同標です。
第2位は…シャルちゃんとマリーちゃんです」
「やったのじゃ」
「うれしー」
「理由は『とにかく可愛い』『可愛いは正義』
みんなわかってるわー」
あとは1位のみ、大丈夫。
主人公の俺に決まってる。
いや、何気に竜王ってパターンも?
「第1位は…私。相楽です!」
はっ?
「さすがししょー」
「まあ、今回は譲ってやるのじゃ」
「ありがと。え~っと理由は『可愛い』『綺麗』『神』
いや~照れるね」
「……相楽さん、誰にアンケートとったの?」
「さて、シャルちゃん、マリーちゃん。
奥で一緒にシュワシュワ飲みながら魔法少女のDVD観ようね」
「おおー。名案なのじゃ」
「おお~なの」
ちょっと待て。
あれ?竜王様?
…落ち込んでいる。
絶望のオーラが出てしまっている。
いや、ただの相楽さんの遊びですから。
ねっ。
もし、第2回があったら頑張りましょう。
ねっ。
とにかく4000ブックマークありがとうございます。




