表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/146

番外編 (本編全く関係なしなので飛ばして大丈夫です)

いつもありがとうございます。

「一条君、重大な発表があります」


 相楽さんが真剣な声で何かを告げようとしている。


 聞きたくない。


 大抵こういう時は何かをねだられる時だ。


 ろくな事は無い。


「なんとブックマーク4000人、総合pt10000を超えました」


 20秒程前の自分はなんて馬鹿なんだ。



「凄いのじゃ?」


「すごい~?」


 幼女二人が首を傾げながらも褒めてくれている。


「シャルちゃん、マリーちゃんこれはねとっっても凄い事なんだよ」


 確かにとても有難い事だ。


「どれくらい凄いのじゃ?」


「そうだねー。一条君に彼女が出来るのと同じぐらい凄いかな」


「おお~。とってもすごい~」


 おい、俺だって頑張れば彼女の一人や二人くらいは…出来るのか?


「ししょー、じゃあ、いちじょーがけっこんするぐらいすごいのは~?」


「う~ん。ブクマ5000人位かな?」


「どうやったらいい~?」


「そうだね。まだレビューとか書いてもらってないから書いて貰えたら、もしかしたらもっと伸びるかもね」


「じゃあ、シャルが書く~」


「シャルちゃんはやっぱりいい子だね」


「むぅ?でも相楽は一条の番じゃろ?マリーは大人だから気付いておるのじゃ」

「マリーちゃんすごい~。シャル気付いてなかった~」


 魔王様、どういう教育をしているのですか?


 まだお会いした事ありませんが、お会いしたらガツンと言わせてもらいます。


 魔王様にレビューを書いて貰いましょう。


「マリーちゃんはM1グランプリに出れるね」


「M1グランプリってなんなのじゃ?」


「なに~?」


 お笑いグランプリの説明をしている。


 どうしてこうなった?


「一条君、実は一条君に内緒である計画を進めてました」


 ある計画?なんだ?


「ででででん!第一回人気キャラクター投票~」


「おお~なのじゃ!」


「おお~?」


 また、ベタな事を。


 あれ?みんな集まって来た。


 結構気になるのか?


 あれ竜王様にフブキ様まで。


 マイケルさんも?


 大丈夫、マイケルさんは流石に選外だよ。


 …冗談です。



「発表します。

 第5位は…稲葉ちゃん!」


「え!? わたし?」


「理由はえ~と、…『おっぱい最高ー!』『おっぱい』『おっぱい』

 ……爆発すれば良いのに」


「相楽さん?」


「はい、気を取り直して

 第4位は…フブキ様!」


「あら、私?」


「理由は…『格好いい』『実は世界最強』『カリスマ』

 だそうです」


「うふふ、みんないい子達ね」


「次は同標です。

 第2位は…シャルちゃんとマリーちゃんです」


「やったのじゃ」


「うれしー」


「理由は『とにかく可愛い』『可愛いは正義』

 みんなわかってるわー」


 あとは1位のみ、大丈夫。


 主人公の俺に決まってる。


 いや、何気に竜王ってパターンも?



「第1位は…私。相楽です!」


 はっ?


「さすがししょー」


「まあ、今回は譲ってやるのじゃ」


「ありがと。え~っと理由は『可愛い』『綺麗』『神』

 いや~照れるね」


「……相楽さん、誰にアンケートとったの?」


「さて、シャルちゃん、マリーちゃん。

 奥で一緒にシュワシュワ飲みながら魔法少女のDVD観ようね」


「おおー。名案なのじゃ」


「おお~なの」


 ちょっと待て。


 あれ?竜王様?


 …落ち込んでいる。


 絶望のオーラが出てしまっている。



 いや、ただの相楽さんの遊びですから。


 ねっ。


 もし、第2回があったら頑張りましょう。


 ねっ。


 とにかく4000ブックマークありがとうございます。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ