6話 冒険者登録
無事に冒険者登録が出来た。
受付嬢にそのまま色々説明を受けた。
受付嬢といえば若いイメージがあったが、パートのおばちゃんって感じの人だ。
そこは俺の偏見なので、気にしないで欲しい。
話を戻すと、冒険者にはランクがあるらしい。
上から星3つ、星2つ、星1つ、星無しの4段階にわかれているそうだ。
星は何か成果を出すと貰えるそうだ。
分かりやすい所で言うと、やはり魔物の討伐だろう。
ん?それよりも何で冒険者登録したのだろう?
別に冒険者になりたかった訳じゃなかったのに。
その場の流れからだろうか?
取りあえず金を稼がないと、野宿になってしまう…
ん? ギルドの出口で誰かがこっちを見ている。
誰かじゃないな、マイケルさんだ。
隣に女性が立っている。美女と野獣な感じだな。
あんまりこっちを見ないであげて欲しい。
隣の相楽さんが消えて無くなりそうだよ。
それよりも今夜の宿代の稼がなきゃ。
残り残高2800円、この世界の物価ってどうなっているんだろう?
ぎり一泊ぐらいは泊まれる?
泊まれるらしい。今晩はセーフ。明日は確実に無理だな。
俺達でも受けれる依頼を探していると、マイケルさんが声をかけてきた。
「さっきはすまなかったな」
隣の女性に睨まれた、マイケルさんが謝ってきた。
でも良く考えると、謝られる事は何一つしていないと思うが。
女の子を怖がらせた?
それを言うなら、男の子も怖がりましたよ。
お詫びに晩御飯ご馳走してくれる?
是非ご馳走になりましょう。
隣の相楽さんは…行きたくなさそうだ。
ん?
この街一番の料理屋に連れて行ってくれるって?
相楽さんはというと……行く気満々だ。
ちゃっかりしている。
ところで、隣の綺麗な女性は?
奥さんですか。
そうですか。
えっ?
何か言いたそうだな?
何もありませんよ。ありませんとも。
ですのでその怖い顔で睨まないで下さい。