46話 プラチナ会員になりました。
さらに倍!
どーん!
ありがたや~(*´∀`)
ログハウス(小)がマイハウスになった。
他の4人は、ログハウス(特大)でシャルティア様達と暮らしている。
楽しそうだ。
別に羨ましくはない。
……ちょっと寂しい。
領主邸は以前の通り、来客があった時の為に使おう。
一人で何をしていたかというと、
勿論、プラチナ会員の検証だ。
ふふふ、知りたいだろ?
えっ?大体予想は付いている?
そんな事言わずに聞いて欲しい。
主に3つ。
【ポイント還元率のアップ】
【商品の価格から5%引き】
【取り扱い商品の増加】
信じられないくらい予想通りだった。
一番気になるのが、商品の増加だ。
見てみると、これまでジャンルに、
『異世界使用可能』が選択出来る様になっていた。
どういう事だ?
試しに何か買ってみよう。
★☆★☆★
「と、いうことです」
「へぇー、それで何を買ったの?」
俺は【ゴールド会員】から【プラチナ会員】になった事を告げた。
驚きはなかった。
予想していたそうだ。
流石相楽さん。
「これを買ってみました」
俺は自慢気に皆に見せる。
「おおお、スマホですか!」
そう、俺が購入したのはスマホだ。
ぶっちゃけ使う必要は無いが、買ってみた。
充電はなんとかなるが、電波の問題はどうしようもなかった。
「スマホ(異世界使用可能)です」
「「「「おおー!!」」」」
「「おおー?(なのじゃ)」」
若干2名わかっていない様子だ。
「異世界使用可能とかチートじゃないですか。
普通は召喚のスキルは何か制限があったりするのに、
それが無いって」
流石オタクの相楽さん、饒舌に喋る。
なんか無駄に力がみなぎってきた。
今なら、どんなプレゼンも上手く行き、
どんな商談でも成功しそうだ。
「あの、もしかしたらお母さんと話せる?」
岩清水さんが期待した顔で聞いてくる。
「残念ながら、向こうの世界には通じないようだ」
「……そうですか」
「ごめん」
泣きそうな、岩清水さん。向井さん。稲葉さん。
無駄に期待させて申し訳ない。
「全然チートじゃないですか。(ちっ、使えねえ)」
すみません。
急激な疲労感が。
一人だけリアクションが違う。
「いちじょーのバカ!」
「一条のアホなのじゃ」
申し訳ない。
これから気をつけよう。
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