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40話 初めてのお客様。

 ミニログハウスを建てた。


 いや、建てて貰った。


 仕上がりは完璧だ、流石に勇者の祝福。


 約十畳ぐらいかな?


 建てたからには、何か有効活用したい。


 屋敷は、男一人に女四人だから、俺がここに住もうかな?


 駄目?一緒でも別に気にしない?


 男として見られていないらしい……





 皆で話し合った結果、ここはコンビニにしようという事になった。


 特定の物を売ると、既存の店に迷惑がかかるという結果だ。




 何を販売するかは、コンビニを思い出しながら購入して並べて行く。


 ただ、電力は太陽発電なので冷やさなくても良い、常温の商品を多く並べる。



 値段設定も、元のコンビニの値段を元にする。


 流石に利益が出る様に、少しだけ上乗せするが、大丈夫なはずだ。




 完成!


 うん。コンビニというよりも、昔の駄菓子屋って感じだな。


「なんか駄菓子屋っぽいね」


「駄菓子屋って行ったことあるの?」


「アニメで観たことあるよ」


 わいわい、四人は元気だ。


 接客お願いしよう。


 元の世界でも、可愛い店員の方が売上上がるとかなんとか……





 外に出ると、一人の男の人が居る。


 あっ、国境護ってる兵士かな?


 現地の人がどんなリアクションするか、呼んでみよう。




 見ていってくれる様だ。


 流石に珍しいのか、キョロキョロしているな。


 お、向井さんがお客に説明している。


 いいぞ。



 弁当を買ってくれるのか。


 レンジで温める。


 ソーラーパネルは増やした方が良さそうだな。



 店の外で弁当を食うようだ。


 うん。バクバク食べている所を見ると大丈夫そうだ。


 箸も器用に使っているな。


 王都でも使える人が多かったし、箸文化定着しているのかな?



 あの人が、店の事を口コミで広げてくれたらいいな。


 さて、流石に深夜営業はしないし帰るか。



 ん?


 弁当の箱を落とした。


 空を見ている。


 ……ドラゴンが三匹居る。



 あれは確か、竜王とシャルティア様と……護衛かな?


 えーと……何しに来たのですか?


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