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36話 村の様子

 自分の領地で、自分の屋敷で五人で幕の内弁当を食べる。


 シュール。


 外れ無しの安定感。


 その内、【農業の勇者】岩清水さんの作った作物で、


【料理の勇者】向井環那さんに料理して貰おう。


 元の世界なら、恐らく三ツ星レストランや、高級料亭にも負けていない。


 まあ、行った事無いからわからんが。




 次の日、朝から領地を観て回る。


 今日は村の中だ。


 まあ、なんていうか平和だ。


 正直このままでも良いんじゃね?


 って思うが、まあ、視察を続けよう。


 これまで居なかった領主が、どんな人か気になるのか、


 チラチラとこちらを見ている。


 でも、下手に声を掛けて来ない。


 結構警戒されているようだ。



 半日掛けて見て回った結果、


 冒険者ギルドが無い。



 もちろん、スーパーやコンビニも無い。


 買い物は、昔ながらの商店街の店舗って感じだな。


 野菜屋、肉屋、魚屋。


 全て、分かれて売られている。


 まあ、そうだよな。


 月に数回来る、行商人から鉄製品とかを買い、


 次回欲しい物を注文するって形だそうだ。



 あとは、学校が一つある。


 といっても、読み書きと簡単な算学が出来るぐらいのレベルだ。


 あとは地理などで、現代でいえば、小学校の低学年ぐらいの教育の様だ。



 あとは教会。教会は孤児院も兼ねているそうだ。


 どうしても、親が事故や病気で亡くなり、


 身寄りが無い、孤児も出てしまう。


 そういう時は、教会に預けられるみたいだ。



 取りあえずは、この二つから、手をつけるべきか?


 病院も欲しいが、無理だ。


【医療の勇者】とかいれば良かったのに、


 他のメンバーに居たのかな?


【賢者】【聖女】がいたそうだ。


 手術とかじゃなくて、魔法で治すのね。


 羨ましい。


 当分は、俺が色々市販の薬を買って、


【合成の勇者】稲葉奏さんにポーションとかの、魔法薬を作って貰おう。


薬と言っても信じられない位効くから、

余程の事がなければ、当分は大丈夫だろう。



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